平田オリザ(ひらたおりざ)
劇作家・演出家・大阪大学大学院教授
1962年東京生まれ。82年、大学1年で初の戯曲を執筆。翌83年、劇団青年団を結成。自らが支配人を務める「こまばアゴラ劇場」を拠点に活動中。 その活動は演劇をはじめ、教育や言語学にまでおよび、日本はもちろん世界からも注目を浴びている。フランス、アメリカ、韓国、マレーシア、タイ、インドネシアなど、世界各国でワークショップや公演を開催。 舞台では、生活に基づく言文一致の新たな劇言語の創造に挑戦し続けている。聞き取れない小さな声や、複数人が同時に話す場面などは、その特徴の一部。 95年には『東京ノート』で第39回岸田國士戯曲賞を受賞。他、受賞暦多数。