証券取引にはリスクがつきもの。額に汗して働いたお金ですから、無駄に損したくないのは当然ですが、株って買ってみなければチャンスもないわけで、ここがジレンマ!
とはいえ知識がないまま株取引をして大損するのは避けたいところです。
そこでわたしは、売買タイミングに左右されず、初心者でも上手に株と付き合える「カレンダー投資法」(実用新案申請中)を考案しました。買った後は半年ごとに定期点検するだけ。手間いらずで、それなりにリターンがあり、みなさんに自信をもって奨められる投資方法です。
企業の決算時期がまちまちである点に注目。月末最終取引日から逆算して5営業日までに目当ての株を購入すると配当や優待の権利が取れるので、12カ月別に買いたい銘柄を仕分けして、投資対象を選びます。
月ごとに購入するとして、毎月の予算は一銘柄せいぜい10万円まで。一年で最大120万円も投下すれば、毎月のように配当と優待が手元に届くようにできる、というのがミソ。
予算のない人は、例えば6月と9月に権利確定する銘柄を2つ選び、配当と優待を取ったら、損のない水準で売り、次は12月と3月の権利確定を狙うようにするとよいでしょう。配当と優待だけでもそれなりの利回りになりますし、買値より大幅に上がれば売却することで投資効率はさらにアップします!