ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第51回 玉塚元一さん

| 51 |
|
玉塚元一さん
|
|
|
創業者である柳井前社長に求められたこと
- 佐々木
社長になられて3年目。創業者社長の後というのは、ある意味羨ましいし、同時に大きなチャレンジでもあると思ったりもするんですが、実際の3年間。どうですか。
- 玉塚
社長になった時の状況は、急成長の後、減収減益になったとき。世間でいわれるユニクロブームというのがある意味で鎮静化していったときでした。
ただそれ以前から、柳井さんと役員の間で話していました。創業者が1人で経営するスタイルから、多くの優秀な自立したプロ経営者が、有機的に結合しながら結果を出していく組織に移行しなきゃいけないと。
- 佐々木
急成長、拡大しての企業の次なるステージ、ということですよね。
- 玉塚
そうなんです。柳井さんが「責任あるオーナーシップ」とよく言うのですが、たぶん彼が描く理想像というのは、ファーストリテイリングのオーナーとしてのオーナーシップはがっちり持つけれども、経営執行っていうのは別。本当に世界で戦えるようなさまざまな経営者が集まってきて結果を出せる、そういう組織にトランスフォーメーションしていく、ということだと思います。
こういったことは、口で言っても実行しないと上手くいかないし、実行したからといっても最初は失敗してまた戻ったり、揺らぎがあったりするものじゃないですか。その最初のトライアルを、僕がチームリーダーという形で始めたということです。
だから僕としての心構えは、大きいファーストリテイリングの変革の中での1つの渦です。
- 佐々木
どんな役割を求められたと思いました?
- 玉塚
やはり、一人ひとりが本当に自分の頭で考えて経営し、結果に対してコミットすること。それで新たな価値を生み出すような経営者もしくは経営者候補がどんどん育ってくるような風土の企業づくりを、リーダーとして、まずはチャレンジしてみろということだと思います。
1/21
|
 |
|
|
|