ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第67回 アシハラヒロコさん

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アシハラヒロコさん
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インテリア・アーキテクト、というんです
- 佐々木
アシハラさんのご活躍をいつも拝見していましたので、今日はゆっくりお話できるのを楽しみにしてきました。インテリアデザイナーといっても、アシハラさんは、建物の内装だけじゃなくて、家具などもデザインされるんですよね。
- アシハラ
そうですね。それが私の生業ですので、そこをお話しさせていただくと、まず肩書きはインテリアデザイナーではなくて、インテリアアーキテクトです。
- 佐々木
大変失礼いたしました。
- アシハラ
いえ、とんでもございません。というのは、これは私が作った造語なので、世の中には認知されていないかもしれません。私は建築家であって、インテリアデザイナーであって、それからインテリアコーディネーターであるという意味を込めて。まあ、肩書きなどよいのですが。
- 佐々木
では、具体的にはどんな?
- アシハラ
都市における景観としての建築、要は箱をどう都市の中に活かすかとか、主張させるか、ということと、勿論、箱の中にも主張があって、双方が呼応しています。しかしながら、住宅というのは、特に中からの視点を忘れてはならないと私は思っているんですね。
私は特に住宅を多く設計しておりますが、住宅とは人を守る最小の核ですから、中に人ありき。その中に人の生活を包括しなければいけないのです。生活を解かなければいけない。
- 佐々木
生活を包括する、っていう考え方、いいですね。確かに、建物はかっこいいけど、中の家具や住む人となんだかミスマッチ、という家もあるように思います。
- アシハラ
昔はコルビジェとかライトとか、建築から家具まで全体を通してのデザインをされていましたし、吉村順三先生もそういう方でいらした。
私の目指す世界は、一言で言えばトータリティということかもしれません。そこに「心地よさ」「安らぎ」が生まれる。そして、それこそが住宅だと思っています。
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