ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第68回 服部 幸應さん

68 |
服部 幸應さん
|
|
|
「人」に「良い」って書いて、「食」
- 佐々木
先生には、新幹線で乗り合わせたり、中教審でお話を伺う機会があったりと、最近ご縁があると、一方的に感じておりました。今日はぜひ、食育のお話などを伺いたいと思っております。ご著書の中で先生は、「食」は、「人」に「良」いって書くんとおっしゃっていて、それがとてもおもしろいと思いまして。
- 服部
でもそれ、本当は違うんですよ。
- 佐々木
え? 違うんですか?
- 服部
辞書で調べるとね、器に盛った食物にふたをするとか、釜で火を炊いて食物を料理するっていう意味なんですよ、本当は。ただね、そんなこと言っても、ぱっと見れば、「人」に「良い」じゃないですか。だからぼくは、それを使っているんです。
- 佐々木
なるほど。でも、すごくわかりやすいですよね、食は重要だということが。私もそう思って、20年前から玄米を食べ始め、今は自宅では、無農薬の白米と発芽玄米を混ぜて食べています。
- 服部
あ、それいいですね。そうね、まず、なぜ食育かということから話しましょうか。ぼくは15年前から食育をスタートさせたんでけど、その2年前に、あることがあったんですよ。
1/28
|
 |
|
|