ホーム > 佐々木かをり対談 win-win > 第77回 石倉 洋子さん

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石倉 洋子さん
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MBAは、必要? 何歳までに?
- 佐々木
MBAは、どうでしょう? 以前、MBAなんて30歳以降で取るモノじゃない、って伺ったのですが。
- 石倉
MBAについて、年齢はそれほど問題ではありませんが、逆に大学を出てすぐというのは良くないです。実務経験がないと。また自分の経験から考えると、MBAは体力勝負でハードだから、あまり年取ってからいくと辛い、ということはありますね。
- 佐々木
肉体的に疲れるから、という意味ではやっぱり、せいぜい30前後まででしょうか。
- 石倉
と思っていましたけれど、今は、e-learningとかいろいろ手段があるから、その気さえあればいつからでもできますね。でもMBAが万能というわけではないし、MBAを持っていないから何だ、という気もしますが。
- 佐々木
起業家の中では、よく、MBAが必要かという議論になるんですよ。どっちでもいいっていう結論なんだけれど、ない人はやっぱりどこか劣等感があるんですよね。うまくいかないときに、勉強していれば、もうちょっといいソリューションが見つかるんじゃないかな、って思ってしまうんです。本当は、全然関係ないと思うんですけれど(笑)。
- 石倉
全然関係ないですよ。私がMBAをとったのはあまりに昔のことだから、学んだ知識は全部忘れてしまった、はっきり言って。ただ、MBAをとったことから、大変な環境にあっても何とかやっていけるという自信はつきました。それに、MBAのプログラムでいろいろな人に遭遇したから、同じ年代で、こんなにすごい人がいるのか、こういうとてつもない人がいるのかというのを実際に自分の目で見て、一緒に生活するのは大きな刺激になりますね。だから、MBAのメリットは、大きなプレッシャーをくぐり抜けたという自信とネットワークが広がる、ということですね。
でもMBAを持ってない人からも学ぶべき点はたくさんありますから、それにこだわる必要はありません。靴下のダンっていう会社、知っています?
- 佐々木
ええ。パネルでご一緒しました。すばらしいですよね、あのシステム。
- 石倉
ダンの創業者の越智さんは、今でいうサプライ・チェーン・マネジメントをずっと昔からやっていらしたのです。SCMなどという言葉が生まれるずっと前から、同じような考え方を実践していた、うわーっすごい!ていう感じですよね。そう考えると、「MBAのケース・スタディは時代遅れ、古い」と批判する人もいますし、最近は企業の業績も浮き沈みが激しいから、MBAという資格やビジネスの流行語にこだわる必要はないと思います。その気さえあれば、今まさに変化が起こりつつあるライブ・ケースがたくさん身近にありますから……。
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