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第27回(6) 2006/05/16
「ファンド」とは、なんだろう
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REIT(リート)も公募ファンド
最近人気の「REIT」(Real Estate Investment Trust・リート)は、不動産ファンドです。投資家から集めた資金でビルやショッピングセンター、ホテルなどの建物を買収し、賃貸料収入を得るという手法です。
東京都心の地価が上昇している背景には、こうした「REIT」が、不動産の優良物件を買いあさっていることがあるといわれています。
地価が上がってしまっては、建物の取得に費用がかかりすぎ、賃貸料収入では十分な収益が上がらなくなるのではないか、という見方がある一方で、地価上昇に伴って賃貸料も上がるから収益は確保できる、という考え方もあります。
「資本の自己増殖」の恐ろしさ
こうしたファンドを運営し、投資家から預かった資金を増やす仕事をする人を「ファンドマネージャー」といいます。「長者番付」に載った部長さんも、ファンドマネージャーですね。
ファンドマネージャーは、好成績を収めれば多額のボーナスを成功報酬として受け取ります。それだけ対価は大きいのですが、いつも、「資金を増やせ」という強烈なプレッシャーを受けています。資金を増やすことができなければ、自分がクビになるのです。ここでは「資本の論理」が冷徹に働きます。「資本が自己増殖を始める」とは、このことなのですね。これこそが、資本(お金)の恐ろしさです。
市民のファンドもある
でも、ファンドにもいろいろあります。ワインに投資して、値上がりしてから売って収益を出すもの。映画ファンドは、資金を出し合って映画を制作し、収益を分配するものです。
最近は「市民ファンド」も増えています。地域でさまざまな活動をしている人たちが資金を出し合って事業を展開するファンドです。
たとえば、風力発電ファンド。市民が資金を出し合って風車を建設し、風力発電で起こした電力を電力会社に買ってもらうのです。こうすれば、地球温暖化対策にもなるというわけです。
こうして見ると、ファンド一般がいいとか悪いとかは一概に言えないのですね。お金をどう投資すれば、企業や社会にいい影響を与えることができるのか。何がお金の生きた使い方なのか。それが、問題なのです。
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