自分で考え、自分で選び、自分で行動する。意志のある人たちが集う“場"それがイー・ウーマンです。 サイトマップお問い合わせ| english
ewoman検索: 過去のサーベイ検索
HOME CAREER@ NEWS@ MONEY&REGAL BODY@ SOCIETY@ ACTIVE LIFE@ 6ジャンルについて
>>> 旧リーダーズ/メンバーからの移行登録について
イー・ウーマンとは
参加する
円卓会議 働く人の
円卓会議
表参道カレッジ 人から学ぶ、
人と学ぶ

表参道カレッジ
国際女性ビジネス会議 国際女性
ビジネス会議
読む
winwin対談 佐々木かをりの
win-win対談


ホーム > 第13回 国際女性ビジネス会議リポート > 分科会の様子:メディア業界におけるダイバーシティ

第13回国際女性ビジネス会議リポート:分科会

リーダーによるリポートを読む>>
メディア業界におけるダイバーシティ
(山本恵子/治部れんげ/中嶋愛/大門小百合/*アルトマン京子)*印はファシリテーター

予想以上に参加者が多く、立ち見がでるほど盛況だった「メディア業界におけるダイバーシティ」。講師として、NHK名古屋放送局報道部記者の山本恵子さん、日経BP社「日経ビジネスアソシエ」誌記者の治部れんげさん、「プレジデント」書籍編集部副部長兼 プレジデント・オンライン副編集長の中嶋愛さん、ジャパンタイムズ紙報道部長の大門小百合さん、そしてファシリテーターとして、ジャーナリストのアルトマン京子さんを迎えました。


アルトマン 京子氏
ジャーナリスト

まず、アルトマンさんから、日本とアメリカのメディアの違いについてのお話が。そして、国によって違う女性のイメージ、日本ではかわいらしさが、アメリカでは男性のようにふるまうことを求められる、という点などを話されました。

その後、順番に自己紹介を兼ねて、講師それぞれのキャリア、職場でのダイバーシティ推進について話がありました。「「ダイバーシティ」と言っても意味が通じない。「台場(ダイバ)シティ?」と間違う人がいるほど」と、参加者の笑いを誘いました。一歩先を行くイメージのあるメディア業界は、実は男社会で、ダイバーシティへの取り組みが進んでいない現状が各人から。

山本恵子さんは、子育て中の人や、シングルマザーが、いかにマイノリティであるか、報道の現場では、ワーク・ライフ・バランスへの取り組みも遅れていることなど、現状を紹介。現場はいろいろな立場のひとの声を聞くと良くなるはず、という持論や、ニュースの決定権があるデスクに女性がなることがいかに稀であるか、というお話をされました。


山本 恵子氏
NHK 名古屋放送局
報道部 記者

治部 れんげ氏
日経ビジネスアソシエ
編集

お子さんを出産されたばかりの治部れんげさんは、自身がアメリカで行った調査「米国男性の家事育児参加と、それが妻のキャリアに与える影響」についての興味深い結果をもとに、話を進めました。男性の家事労働の時間は、日米間において、断然の差が。

中嶋愛さんは、ニュースが、社会や読者が求めているものではなく、業界内や同社部署間で起きる競争によって決定している可能性について、現在公開中の映画「クライマーズ・ハイ」のストーリーを引用。また、具体的なサイトを紹介しながら、メディアの中でウェブが持つ力について、言及しました。


中嶋 愛氏
プレジデント書籍編集部副部長
兼 プレジデント・オンライン副編集長

大門 小百合氏
ジャパンタイムズ
報道部長

「(メディア業界は)とにかくオジサン社会」と気持ち良く言い切った大門小百合さんは、昨日成田に降り立った外国人にもわかるような記事を書く必要があること、国会には女性記者がとても少ないのがショックだったことなど、ジャーナリストとして仕事を始めたときに印象的であったことについて話されました。また、自分がいなくても機能する職場環境作りや、パートナーによる協力など、子育て中の母親として必要だと感じることを分かち合いました。

会場からは、「メディアに期待するのは正当性・信憑性」、「メディアリテラシーを教える教育が必要」などの意見が出されました。そんな中、捕鯨問題の報道について「日本ではタブーとなっている」という講師に対し、会場からは「自分が所属しているメディア媒体では、きちんと報道している」という意見や、「鯨は好きだが、捕鯨にも賛成。でもそのとき、そのことを海外メディアに取材されたとき、正しく報道されるか心配で掲載を断ってしまった」などの、当事者たちによる、大変興味深い経験を、講師および参加者でシェアしました。また、インターネットが普及した昨今のメディアの役割として、サーベイキャスターでもある中嶋愛さんは、イー・ウーマンサーベイについて「これからのメディアはこういうこと」と双方向のコミュニケーションに対し、太鼓判を押されました。

男社会であるというメディア業界で、たくましく生き抜く講師陣および会場の参加者の姿に魅了された、熱気溢れる分科会となりました。

本分科会に参加して 〜イー・ウーマンリーダーズ体験リポート〜

(各リポートに付随する写真は、リポーターの写真ではありません)
色々な生き方を受容するために(武士道さん)
これからの報道に注目していきたい(mi-maさん)
メディア業界への期待は「公平や正確性」(松井直美さん)
バランスをとった働き方を実現するために(hanakokさん)
アマチュアジャーナリズムが活発な状況でのメディアの役割(弘津裕子さん)

■ 色々な生き方を受容するために(武士道さん)
私の予想では、メディア業界はワーク・ライフ・バランスがとりにくいハードな職場だと思っていました。しかし、日経BP社の治部れんげさんの上司は、本人がワーク・ライフ・バランスを大切にしているため、職場のダイバーシティを可能にしている、というお話を聞き、管理職のマインドセットの重要性を認識しました。色々な生き方を受容するために、まずは自分が色々な居場所を持っていたいと思いました。会社以外の、習い事、パートナーとの時間、イー・ウーマンの仲間に会える国際女性ビジネス会議、さらに広がって、日本以外のコミュニティにも参加することができれば、色々な生き方や働き方を認め、相手も自分も、そして組織も成長できるのだと思います。メディア業界の講師の方は、留学や子育て、異国の地での勤務の経験など、多方面からものごとを捉えられる視点を獲得されておられる方ばかりで、今後も多様性を受容する社会をめざして発信を続けてほしいと思います。そして私は、メディアに触れる都度、その記事がダイバーシティを受容するものであるか理解できるよう、日々勉強を続けたいと思いました。


■ これからの報道に注目していきたい(mi-maさん)
私が、この分科会に参加して、最も印象に残っている言葉が、ジャパンタイムズの大門さんの発言でした。「日本の報道には、昨日まで起こった事件に対するバックグラウンドが欠けている」「どのメディアでも使用されている「調べによりますと」というあいまいなフレーズ」。これらは、今後の報道のあり方を考えていかなければならない課題の1つだと言っていたことです。今年の春まで実際に事件捜査に携わっていた私にとって、まさに大門さんがおっしゃいていたことは、常々疑問に感じる1人でした。そして、真実を伝えるメディア側の方たちも、そんな思いを抱いて報道していたというのは思いのほかでした。今まで、メディアから配信される一方通行であった情報も、ネットが普及したことで、私たちは、さまざまな媒体を通して、自己の意見を伝える事ができるようになりました。同質化されていたメディア界が、否応なしにダイバーシティになっていく中で、事件の経過を伝える、誰が調べたかを明確にすることは、本当の真実を伝えるキーポイントではないかと思います。今後、メディアのトラディショナルな考え方がどう変化していくか。これからの報道に注目していきたいです。


■ メディア業界への期待は「公平や正確性」(松井直美さん)
メディア業界はダイバーシティが遅れているとのことだが、驚くことはありませんでした。世の中の情報源の変化は加速度を増し、TV、新聞、雑誌に加え、インターネットからリアルタイムにニュースが飛び込んできます。また、情報の発信は業界のプロだけではなく、2ちゃんねるや個人のブログなど、一般の人からもインターネットを通じてされるようになり、課題はあるがすっかり溶け込んでいます。メディア業界への期待は何かと問われたら「公平や正確性」を挙げたいのですが、番組制作の捏造や株のインサイダー取引など業界の特権を悪用した事件が多発す背景から、信頼性は薄く、私たちに伝わるのは情報操作が行われた後の事実の一部だけ、と割り切って受け止めています。最先端というのはイメージだけで、業界の中にいる人が「男社会」というように、情報選択の方法や編集プロセスや職場環境には未だに大きな変化改革はないと強く感じています。この分科会で何より驚いたことは、ジャパンタイムズ報道部長の大門さんが、育児休暇後に部長に抜擢されたときに、当初子育てを理由に「できません」と答えたということです。この答えにも、メディア業界のダイバーシティの遅れが垣間見える気がしました。


■ バランスをとった働き方を実現するために(hanakokさん)
山本さんや治部さんのお話に出てきた「ダイバーシティ関連の企画や女性特集を提案したときには、上司の説得から入らなくてはいけない」というエピソードには、同じメディア業界で働く身として、大いに同意してしまいました。メディア業界は意外なほど男社会で、びっくりするくらい古い男社会の頭を持った方が決定権を持っている立場にいたりします。でも、得てして読者・視聴者の方が進んだ視点を持っていて、そういう企画を求めているものなので、諦めず進めていきたいですね、と会議後個人的にお話しました。それから、私自身育児で現場を離れてスローダウンしていて、将来現場に戻りたいという希望はあるのですが、子どもが成長して手が離れたとしてもまた昔のように昼夜働き続ける生活は正直げんなりだなー、と悩んでいたところ、大門さんが子育て中に現場の管理職を任されて、本人がいなくても回るようなマネジメントをしているというお話を聞いて、希望の光が見えた気がしました。そして私がバランスをとった働き方を実現するためには、周りが納得するような実力と、仕事のやり方を見直して「長時間やらないと現場は無理」と考えている人たちの意識を変えていくのが、今の私の課題としてハッキリと見えてきました。


■ アマチュアジャーナリズムが活発な状況でのメディアの役割(弘津裕子さん)
とても活発な意見がつぎつぎと飛び交い、会場と一体となった有意義な時間でした。IWCに関する報道の例をあげて「いま、日本のメディアの中でのコンサバティブな話題は捕鯨です」という大門さんの発言を受け、会場からは某大使館での捕鯨についての姿勢についての発言、それを受けてクジラのグッズをコレクションしているという参加者がさらに次の話題を提供するという展開はとても面白く、この分科会で一番印象に残った場面です。テレビ、雑誌、新聞、書籍とそれぞれ違うメディアに関わるスピーカーの多様性と、たとえばネット上のアマチュアジャーナリズムが活発になった状況でのメディアの役割というような問題意識の高さにとても満足しましたが、その一方でメディア業界はまだまだ閉鎖的な終身雇用の残っている男社会だということが、信じられない思いです。ですが「ブログでさえ、炎上の前にはソースを出せ、という問いかけがされるようになっている」という中嶋さんの発言のようにネット上でも質を問われるような変化がある状況ではメディア業界も変化しつつあるようです。アマチュアだからこそ持てる視点と意見をこちらからも発信したいと思いました。

【感想をお寄せください】
編集担当

国際女性ビジネス会議リポートTOPへ

国際女性ビジネス会議のホームページへ


e-shop
メロンリペア メロンリペア
15万箱 突破!
抗酸化サプリメント
アクションプランナー アクション
プランナー

時間が見える大人気の手帳
ビジネス
イー・ウーマンに依頼する イー・ウーマンに
依頼する

イー・ウーマン調査 働く女性の調査
マーケティング&ブランドコミュニケーション マーケティング
ブランディング
コンサルティング

講演・研修のご依頼 講演・研修のご依頼
メディア掲載一覧 メディア掲載一覧
取材のご依頼 取材のご依頼
リンク
ワーキングウーマンの意識調査 asahi.com
私のミカタ
佐々木かをりのブログ 佐々木かをりの
ブログ

kaorisasaki twitter 佐々木かをりの
Twitter

 ©2000-2009 ewoman,Inc. 個人情報について利用規約各種お問い合わせ・お申し込み会社概要| english