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今週のテーマ
会議番号:1746
できちゃった結婚は定着した結婚のスタイル?
投票結果
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643票
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この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2005年10月31日より
2005年11月04日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
予想通りといいましょうか、男性に対しては、なかなか厳しい意見が多いようですね。また、YesとNoが拮抗し�……
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3日目までに届いている投稿から...
決断できない人に (空と風・神奈川・パートナー有・36歳)
できちゃった結婚は、今その世代にある人の人間性を表せるような出来事のように思います。きちっと決断できなくてお互い好きだけどなんとなく結婚する決心もできないでいるうちに赤ちゃんができてしまった……みたいな。ちょっと前までは「できちゃった結婚」というのは10代の人の話という感じがしましたが、今は20代後半から30代前半という気がします。会って間もないのにはずみでできちゃったというよりは、付き合いも長くて結婚してもいいけどなんとなく結婚しないでいてできちゃった、のではないでしょうか。今の時代の結婚のスタイルだと思います。
パートナーには「半分」負担して欲しい (syura・神奈川・パートナー有・44歳)
私は33歳まで、仕事三昧、遊び三昧で過ごしました。はたと、子どもを持たない人生に喪失感を持ち、結婚することにしました。つまり、子どもが欲しくて結婚したようなもので、すぐに子どもができました。しかし子どもが生まれた跡で、経済的にも子育てに関してもパートナーがまったく役に立たない人だということがわかり、子どもとパートナー、一緒には背負えない。子どもだけならなんとか、と思い離婚しました。その後、子連れで再婚しましたが、経済的にも子育ても家事も半分にしていける相手を選びました。私は自分が仕事をする限り、男性には、経済・家事・育児、すべて半分を求めます。私が仕事をせず、家事を受け持つ場合であっても、育児は半分お願いしたいです。
印象的な家族 (richi-nf・愛知・パートナー無・37歳)
以前、産婦人科で働いていました。若い人から高齢出産まで、いろいろ見た反面、そうでない状況も見てきました。その産婦人科を退職してから、10年以上経ちますが、いまだに印象に残っている出産もいくつかあります。その1つに、10代の夫婦の出産がありました。彼女と一緒に、彼女のパートナー、そして、彼女とパートナー・双方の母親も一緒に来ました。入院中も、みんなで毎日来て、誕生したばかりの若い家族を支えていこうという雰囲気でいっぱいでした。こんな経験などからか、できちゃった結婚は私の中では、もともとあるスタイルだと思っています。やはり、どれだけ支えあうことができるか、お互いを大切にできるか、なのだと思います。
古い考えですが… (HITOMI・石川・パートナー有・34歳)
できちゃった結婚の割合がかなり増えてきていて、そういう意味では定着しつつある、かもしれませんが、私の中ではNoです。古い考えかもしれませんが、やはり結婚して子どもができるという順序にこだわりたいです。子どもを育てる上では、家事・育児分担、子どもの教育方法、方向性、環境、などたくさん夫婦で話し合って決めていく事があります。それらをきちんと話し合い、確認してからベイビー誕生が望ましいと思います。いろいろ計画して気持ちを整理していても、ハプニング一杯ですから。結婚して、子どもができてからの生活、人生を話し合う時間も大切だと思います。それらをクリアしているカップルのできちゃった結婚は、そういう意味では認めています。
父親としての自覚 (maimom・埼玉・パートナー有・31歳)
結婚準備中にたまたまできちゃったのならともかく、できちゃったから結婚を考えるというスタイルには反対です。妊娠・出産は母親となる女性の心身に大きな負担を与えますし、女性側の生活はがらっと変わりますから。また、パートナーの父親としての心構えも追いつかないのではないでしょうか? 結婚後何年かしてから子どもを授かっても、父親としての自覚が目覚めるのに時間がかかっている男性は多いように感じます。
リスクがあることも考えて (ふろすと・兵庫・パートナー有・43歳)
本音は「あまり定着して欲しくない」という気持ちです。女性にはもっと妊娠に対する主導権を持って欲しいし、「できちゃった」と軽く考えることなく、もし男性が「産まないで欲しい」と答えたときに、どう自分は対処しようと思うのか、考えて欲しいと思います。シングルマザーや中絶を選択するリスクが、かなりあるのだということを忘れないで欲しいです。
4日目の円卓会議の議論は...
妻の精神的サポートの大切さ
予想通りといいましょうか、男性に対しては、なかなか厳しい意見が多いようですね。また、YesとNoが拮抗してきました。私のコメントで意見を変えた方もいらっしゃるのでしょうか。
乳児健診の現場で、時に夫婦そろって子どもを連れてくるカップルに遭遇します。妻子の送迎に徹し診察室では一言もしゃべらない父親、健診の様子を終始ビデオで撮影する父親、診察中にもかかわらず子どもに声かけする父親、などさまざまです。決して問題があるわけではないのですが、育児に対しての父親の役割は何だろうと考えたりします。
子どもを虐待するのは、母親が70%程度と言われています。家庭という閉鎖された空間で子どもと接するのは、誰でも時に大きなストレスを感じるものです。しかしそれが育児困難に陥るかどうかは配偶者や周囲の協力の有無が大きいと思います。我々の経験では、虐待を行った母親であっても、配偶者の協力が得られると、虐待の環境から脱却できやすいと言えます。逆に、夫が配偶者間暴力を行っていたり、離婚し1人で子育てを行っているケースは、対応に苦慮します。たとえ離婚しているとしても、夫はそれなりの負担をしなければ、母親しいては社会全体が育児を負担しなければならないのです。この点で離婚後消息不明になった男性の負担はあまりにも軽すぎるといえるでしょう。
育児、家事を半分に分けるというご意見がありましたが、授乳、子どもをあやすことなど育児の一部はどうしても男性に向かない仕事でもあります。赤ちゃんは、女性のあやす際の音域を最もここちよいと感じるという報告がありますが、1オクターブ低い男性の声は不快に感じているかもしれません。夫婦で育児、家庭内の仕事の単純な量的な分担ではなく、質的な分担をする必要があると思います。質的な分担といっても、私自身正確な答えを持っている分けではありませんが、育児をする妻の精神的サポートは男性として重要であることは間違いないでしょう。
さて、「できちゃった結婚」という言葉は、軽い印象を持たれているようですが、実際は様々な問題が絡んでいます。明日は、少子化、子育て、教育、倫理感などの観点から見てさらに多くの御意見をいただきたいと思います。
古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
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