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今週のテーマ会議番号:2173
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2007年05月28日より
2007年06月01日まで
円卓会議とは

玉村豊男
プロフィール
このテーマの議長
玉村豊男 エッセイスト 画家 農園主
円卓会議議長一覧
田舎暮らしをめぐる永遠の問題は、人づきあいの問題です。全員が幼馴染みで、昼間は野良に出ていて家を空け……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 田舎に育ち、住んでいます (andnao・佐賀・パートナー無・28歳)
今は実家に戻って暮らしているので、田舎暮らしです。(比較的交通の便の良い田舎ですが)田舎の良さは、自然にあふれ、空気もよくて、温泉もたくさんあります。しかし、不便な点が多いのも確かです。もちろん光はまだきていませんし、地デジもまだまだです。地域との人間関係も良い事もありますが、大変なことも多いようです。私の地元にも田舎暮らしを求め移り住んでこられている方も多いようですが、「地域の行事などには参加されず困る。」という地元の方の話もよく耳にします。

yes 面倒臭くなった人付き合い (おじゃおじゃ・千葉パートナー無・)
私の実家は農家で、ずっと田舎暮らしでしたが、大学進学をきっかけに東京にでてきました。東京にでてきてからは、隣の人の名前だけでなく、顔さえ知りません。上京をした頃は、人間関係の希薄さに違和感を覚えましたが、今は、その距離が楽になっています。老後は田舎で、自給自足をしながら、ゆっくり暮らしたいと思っていますが、田舎の人間関係は密すぎて、時にうっとおしく感じるようになってしまった今日この頃です。

yes パートナーが先に逝ってしまった場合 (みなみ・東京・パートナー有・41歳)
今の時点では住み慣れた東京がいいけれど、年を取ったら田舎暮らしでのんびり暮らすのもいいかもしれないと思うことがあります。パートナーが長男で九州出身なので、いずれ帰るのかもしれないと覚悟しているから、そう思えるのかもしれません。ただ1点気になっているのは、例えばパートナーが先に逝ってしまった場合、そのまま田舎に住めるか? ということです。そのような状況になったら私の故郷の東京に戻りたくなるかもしれません。

yes パートナーとの関係 (miracle・和歌山・パートナー有・45歳)
田舎暮らし中の者ですが、女性が田舎暮らしを好まない理由として、パートナーと四六時中一緒に過ごせるかどうかということが根本にあるのではないかと感じました。定年後に新しい土地で暮らすとなると、一番関わりが深くなるのがそこで暮らすパートナーであり、どこで暮らすとかということよりも、パートナーとの関係も大きな割合をしめていると思います。田舎の人づきあいも楽しいですよ。

yes 今、週末田舎暮らししています (わんわわん・東京・パートナー無・41歳)
東京生まれの東京育ち。でも合宿で一月ほどは田舎暮らしをしていました。今も月に2回は週末田舎暮らし。人間関係も、はまりそうなくらい直言してくれる人も多く、私にはかえって気が楽です。ただ、現在の仕事には愛着があり、田舎で同様の仕事を探すのは至難の業。やめて農業をするかというと、鍬を使っても母のように腰を入れて使えず未熟。「生活する」ことについては悩みどころです。

no 可能性を求めるなら都会 (rubyblood・山口・25歳)
東京で5年ほど生活していました。今は田舎に帰って生活していますが、生まれ育った土地とはいえ、これまでの生活とのギャップに大きな戸惑いを感じています。人が優しく、環境的にストレスが溜まりにくいのはいいことですが、仕事も趣味も、本当にやりたいことはここではできないので物足りません。男女共に保守的な考えの人が多く、女性は結婚して家庭に入るべきという風潮があり、夢を語り合えるような友人がいないのが悩みです。数年内に東京に戻って働けるよう、日々努力しています。

no 地域行事には「全員参加」 (ぺり・鹿児島・パートナー無・25歳)
私は小学生の頃、人口1万人の町に住んだことがあります。地域の行事に参加するのが、とても億劫でした。年に数回ある祭りや、正月のしめなわ作り、運動会後の懇親会等「参加するのが当たり前」の中で、具合が悪いと言って参加しないこともありました。転勤族の家族は、「よそからの人」という雰囲気があり、その中で地元の奥さんたちと一緒に作業をしている母の気苦労が、子どもの私でもわかりました。「全員参加するべき」という雰囲気がとても重荷だったと感じています。

no 人間関係の煩わしさがイヤ (MANAMI・東京・パートナー有・43歳)
田舎暮らしのプラスのイメージはやはり豊かな自然です。けれど、わけのわからない伝統的なしきたりに縛られそうなことや男尊女卑的な価値観が残っているというのが大きなマイナスイメージとなっています。そして、一人の時間を持てそうにないこと。人情豊かなことは田舎のよいところなのでしょうけれど、周囲からいろいろなことに干渉を受けそうなことがとても煩わしそうで、躊躇してしまいます。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「女たちの田舎暮らし」
田舎暮らしをめぐる永遠の問題は、人づきあいの問題です。全員が幼馴染みで、昼間は野良に出ていて家を空けがちな、でも鍵などかけなくても安全な、その地域に誰が住んでいてどんなことをやっているかはたがいに熟知していて、外部から不審な人間が入り込んでくることは考えもせずに済んだ平和な日本の田舎。

それに対して、隣の人が誰かもわからない、つねに警戒心を解くことのできない都会。当然、人間関係の構築の仕方は変わってきます。が、本当の住みやすい世界というのは、そのふたつのどこか中間にあるのではないでしょうか?

これから、都会から田舎に移住する人が増え、田舎もそれを少しずつ受け入れていくことができれば、私が『田舎暮らしができる人 できない人』にも書いたように、「優しさと温かさが過剰でもなく押しつけでもなく、そして適度な距離感が冷たさではなく思いやりと感じられるような、新しい人間関係が育まれていく」可能性は、期待してもよいのではないでしょうか?

今回みなさんからいただいたご意見は、大変参考になりました。とくに、私は上記タイトルの新書を団塊世代の男性を対象に書きました(でも世代を超えた基本的な問題を扱っているのでみなさんにもぜひ読んでほしいのです)が、やはり、いま、この国のかたちを変えていくには、女性たちの連帯なくしてはなにも進まない、ということを実感しました

どうでしょう、今回のサーベイはひとまずこれで終わりますが、私があらためて呼びかけますから、もっとさまざまな立場の意見を集約して、私たち(男女)の暮らし(都会暮らしであれ田舎暮らしであれ)を根っこのところから変えていくために、『女たちの田舎暮らし』という、もう1冊の本をつくりませんか?

たくさんのメールに、よい刺激を受けました。ありがとうございました。



▲ぶどうの房。秋にはたわわな実に

▲これからの季節、気持ちのいいワイナリーショップ横のデッキ


▲玉村さんと愛犬。コーギー2頭と毎日林の中を散歩


玉村豊男
エッセイスト 画家 農園主
玉村豊男


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都会と田舎は、分けられない
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「ここで暮らして良かった」と思える人生とは
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