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今週のテーマ会議番号:2939
会社の決算状況、良さそうですか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
6位
【開催期間】
2010年03月22日より
2010年03月26日まで
円卓会議とは

田嶋智太郎
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
田嶋智太郎 経済アナリスト
円卓会議議長一覧
「トリミング専門店を出店している会社は右肩上がり」と、お知らせくださったのは「つんたん」さん。投稿、……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 続く「雇い止め」 (餃子屋DAVE・栃木県・パートナー有・54歳)
自動車です。「数値」は出ていますが、水面下では「雇い止め」や「アウトソーシング」ばかり。巷では、合併や統合がご破算になったりしていますが、その基盤にある「企業文化」さえ、どうでもよくなっているようで、次世代への継承が心配。皆、自分の領域の成果ばかり問われるので、「会社」全体としては、見えなくなっているようで、コワイ。成果主義の弊害でしょうか。

yes 犬のカット代金は削らない? (つんたん・東京都・パートナー有・29歳)
生体販売・物品販売なしの犬のトリミング専門店を出店している会社(本業はテナント業)です。規模は大きくないのですが(2号店を計画中)、右肩上がりです。日本の住宅事情からでしょうか。室内犬なので人に触れる事と定期的なトリミングが当たり前な感覚が浸透してきているのを感じます。個人的には犬への愛情「表現」に戸惑いを覚えます(犬に自分より上位だと思わすことが、愛情でしょうか?)。

no 変化と意識 (kiitos・東京都・パートナー有・35歳)
昨年、今の会社から声をかけていただき転職しました。現在の会社は、事柄がうまくいかない時など、何かにつけて「不況だから仕方ない」が社内全体の口ぐせになっており、本質的な問題に触れず諦めモードになっています。お客様の意識が変化したこと、それに対応する柔軟性が求められていることなど、現状の問題点に向かっていく雰囲気がありません。数字やコストを意識されていない既存社員が多いことにも驚きました。自分は意識を高く持とうと日々心がけています。

no 光を模索 (真打ち・栃木県・パートナー無・40歳)
一連の投稿を拝見し、皆さんの冷静な分析力に打開策の鍵を垣間見る思いがした。経営者の視点は、従業員にも大きな意味を持つと考えている。その部分を養う事で、雇用される側も「どうせ、会社のカネだから」などとは思えなくなり、時間や備品一つに至るまで大事に遣う傾向が生まれるだろう。不況は、無駄を精査する機会にも置き換えられ、本当に必要なものとは何かを、社会全体で見極める力にもなりうると思う。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
必ずしもいまが最悪というわけではない!?
「トリミング専門店を出店している会社は右肩上がり」と、お知らせくださったのは「つんたん」さん。投稿、ありがとうございました。

確かに、定期的にペットのトリミングを続けているような比較的豊かな人々にとって、現下のデフレ不況はさほど痛くないのかもしれません。一定以上の預貯金や不動産などを保有する富裕層にとって、かえってデフレは好都合だったりします。よって、いまは資産家相手の商売であれば、さほど落ち込んではいないはずです。

むしろ、彼ら資産家が本当に困るのは保有資産の価値が大きく目減りしてしまうインフレ。そして、いま日本に強烈な「インフレの足音」が着実に忍び寄っていることを見逃すことはできません。

そのインフレとは、そう遠くない将来に想定される日本国債の減価(ロス)によってもたらされるものであり、そのロスは確実に「相当な円安と猛烈なインフレ」を日本にもたらすこととなります。これは、いわゆる「悪いインフレ」で、企業にとっては相当なコスト・プッシュ要因となって利ザヤの縮小=決算状況のさらなる悪化をもたらすものです。

私的見解を述べれば、これから5年、10年の日本は想像以上に厳しい状況に追い込まれることとなりそうです。つまり「必ずしもいまが最悪というわけではない」ということです。たとえて言えば、現下のギリシャと似たような状況に陥ることとなる……。かつて経験がないことなので、実のところ誰も想像がつきません。でも、ある程度の「覚悟」は必要だろうと思います。

つまり、この3月期末決算が「あまり良くなかった」として、ただそれを嘆いている場合ではない。良くなかった理由を皆で考え、本気で、必死に改善の方策を考えないと、後々大変なことになる……ということは、残念ながら肝に銘じておくべきでしょう。
ちょっと暗い話になってしまいましたが、実情から目を背ける(=逃げる)ことなく、せめて我が社だけは、わが家だけは、救われるための方策を考えねばならない厳しい時代であるということを、再認識すべきであろうと考えます。

田嶋智太郎
経済アナリスト
田嶋智太郎


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