

「あの頃のわたし」を思い出す(めぐ・東京・未婚・38歳)
細部にまでこだわった映像、大人が忘れてしまっている子どもの心、心に残る音楽、どれをとっても大好き。「千と千尋」はまだ観ていないけれど、きっと「好き」の仲間に加わると思う。宮崎作品に共通して言えることは、子どもの心をきちんと表現できることだろう。意味もなく機嫌が悪かったり、大人から見たらちっちゃなことにこだわったり、あぁ、あの頃のわたしもあんなだったなぁと甘酸っぱい気持ちになれる。一時引退などと言われたけれど、これからもずっと宮崎アニメを作りつづけて欲しいと思う。
子どもと体験を共有できるから(YUKI69・既婚・31歳)
「千と千尋の神隠し」を今日、観に行って来たところです。宮崎作品の魅力は多々あれど、わたしにとっては、子どもと共通の体験ができる、ということです。あの、身体と記憶に響く映像は、体験、だと思います。子どもの感じることにわたしの方が教えられることも多いです。そして、親や教師の力では子どもたちに伝えきれないであろう要素をふんだんに盛り込んでいるのも魅力です。子どもたちの成長と共に、くり返し何回でも観て感じることをさまざまに話しあいたい、と思うのです。
心に響くセリフがいっぱい(Bin)
「天空の城ラピュタ」でシータが魔法の言葉を思い出す所。泣きながら帰ってきたシータに母だか祖母だかが「そう、それは困ったねぇ」と言うところが大好きです。これって子どもにとって永遠の母の姿だと思う。こういう母になりたくて在宅の仕事を始めました。影響受けすぎでしょうか。これに限らず時々こんなセリフがあったのかと、観るたびに(その時の心境によって)新しい発見があるところがすごいと思います。
子どもの澄んだ心へのあこがれ!(みっちゃん大好き・岐阜・既婚・33歳)
今まで観てきた中で、「トトロ」が一番好きです。子どもに見えて大人に見えないトトロというのがいいですね。子どもの心は澄んでいるからなのかなって思っちゃいます。トトロみたいな作品をまた作って欲しいです。千と千尋の神隠しも観に行きます。夏休みなので、子どもと行きます。
主人公の女の子と一緒になってしまう(ふ〜こ・既婚・29歳)
ちまたで「ナウシカ」フィ−バ−していたときは、正直言って作品の意味も良さも全くわからず戸惑いました。わたしはどちらかと言うと「魔女の宅急便」や「耳をすませば」「となりのトトロ」のワ−ルドが分かりやすくて好きです。今回の「千と千尋」は、話が分かりやすく絵もきれい。主人公の女の子と一緒に、自分が小さい頃に戻ったような気持ちになりました。わずらわしい日常を忘れさせてもらいました。今までの作品の中で、一番心に残りました。
忘れてしまったロマンのあるところ(ちこり・東京・未婚・26歳)
「空を飛べる」とか「隠された楽園がある」とかとか。子どもの頃あこがれて信じていたけど実際には実現不可能で、今はそのことすら忘れてることを、主人公たちがやってのけてくれるところにロマンがあると思います。重い主題は抜きにしたいけど、見た後はやっぱり考えてしまうんですよね……。
宮崎さんが少女に託した心に共感(melonpan52・東京・既婚・53歳)
「千と千尋の神隠し」も早速見てきました。「もののけ姫」のような壮大なテーマを追うのではなく、今回は少女の視点から見た八百万の神の可笑しさがいい。千尋の足元(素足で板の間を歩く・スニーカーを履く・脱ぐ)を丹念に描写して、朽ちかけた階段を滑り落ちるシーンとか、湯屋の内部など、古き日本の風景を巧くつなぎ合わせていると思う。「風の谷のナウシカ」から主人公は少女、宮崎駿さんは、少女にいろいろと託しているのでしょう。今回も、雨の降る夜闇や温泉の湯気などそれぞれの色調バランスが水彩画のように見事でした。

「等身大」の主人公が苦手(りいふ)
初期の2作品ぐらいはよかったのですが、最近のはちょっと。見てもいないし、見る気にもなれないので、あまり知ったような言い方はできないのですが。どんどん世界観が狭くなってくると同時に登場人物がいわゆる「等身大」になってきているのがどうも苦手です。それが感情移入するにはいい、という意見が大多数だとは思うのですが、娯楽の世界でまで現実感をオーバーラップさせたいとは思いません。

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