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生産者と消費者の確かな信頼のために
昨日の夕飯は何を食べましたか? ステーキにサラダ? 刺身に味噌汁? それとも人気の讃岐うどん? ……何を食べたかはともかく、そのときあなたは、自分の食べた一つひとつの食品が、「いつ」「どこで」「誰によって」「どんなふうに」作られ、売られたのかということを、考えてみましたか?
いま、農林水産省や各地方自治体は、食品の「トレーサビリティ」を確保するシステムの開発や導入に取り組んでいます。「トレーサビリティー」とは、トレース(追跡)アビリティー(可能性)、つまり、その食品が、どこで誰によって、どんなふうにつくられ、どんな径路であなたの手許に届いたのかを、直接の表示とインターネットの検索によって明らかにすることができる、というシステムです。
たとえば、ステーキの肉は何県の何牧場でいつ生まれていつ出荷された、讃岐うどんの原料の小麦粉はオーストラリアでいつ作られていつ輸入された……というふうにわかることは、必要なのか、重要なのか? みなさんはどう思いますか?
ぼくの住んでいる長野県では昨年、「長野県原産地呼称管理制度」が創設されました。これは、長野県の農産(加工)品の原料や製造・栽培・飼育方法、品質などの情報をみなさんに知ってもらい、生産者は自信と責任をもってよいものを消費者に届け、顔の見える食品を安心して食べてもらうことで両者の信頼関係をより確かなものにすることができたら、という願いから生まれました。
トレースができさえすれば安心なのか、その産地自体が重要なのか、など、ぜひ、みなさんの意見を聞かせてください。
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