
国内外でのカード利用の工夫(pinkcat・東京)
安全対策として、カードを厳選して少ない枚数を持つ、問題が起きたときに対応可能に思われる店での使用にする、カード番号と連絡先を記録しておく、常にネット上で使用状況をチェックできるようにしておく、といった程度でしょうか。メリットとして、ポイントは1つのカードに集約します。航空運賃を数回マイレージで利用しました。書籍や洋服、食品でも数千円レベルからコマメに使用するとポイントもばかになりませんので、できるだけ使っています。そのかわり家計簿でしっかり管理し、使いすぎアラームを自分で鳴らしています。海外では、一定レベル以上のホテルやブランドショップ以外では使わず、もっていくカードを最小限にする、海外のカード会社緊急連絡先をダブルで持っている、といったところです。そして、国内外問わず、カードはお財布には入れずに、専用のカードホルダーに持っています。お財布を取られてもカードは残るように、ささやかながらの防衛です。対策は追いかけっこで、悩ましい世の中ですね。
貯金を守るための裏ワザ(奥沢すずめ・東京)
東京で大地震があったときのため、地方の実家にあらゆる銀行や保険などの番号、その他をプリントアウトして保管してもらっています。通帳や印鑑などなくても、そういう時は番号さえ分かればとりあえずはおろせるのです。もうひとつ、裏ワザがあります。普段使わない貯蓄用のお金は総合口座にせず、別の口座にまとめて、カードも作らず、通帳を紛失したことにし、止めてしまっています。こうしても、口座自体は生きているので、更新など自動的に行われる手続きはすべてされています。何十年このままでも、更新さえされてればオーケー。ただ、通帳もカードもなく、引きおろせないだけ。空き巣もハッカーも怖くありません。引きおろすときには銀行は私自身の首実検をしなければならず、本人確認をした人自身にしか現金は渡せません。それでも間違ったら、それは銀行のミス。私はとってもズボラなので、こういう風にして、管理に気をつかわないでも済むようにしています。
あちこちでカードを作らされています(にっしぃ・東京・パートナー有・33歳)
普段使うカードは3枚程度ですが、最近はあちこちでカードを作らされてしまうのに辟易しています。例えば子どもの習いごと。月々の支払いは銀行引落だったのですが、その教室独自のカードを作り、そこからの支払いに変更させられました。もちろん、一般の支払いにも使えるし、割引もあったりするのですが、とにかくカードが増えて困っているのでやめて欲しいというのが正直なところです。スポーツクラブなどもそういう動きになっています。そんなカードは作っても結局引き出しにしまいっぱなし。利用者のためというより、教室やクラブの側の都合ですよね。自己管理のためにもカードの枚数を減らしたいのですが、なかなか難しいです。
署名を照合して!(琴祐・神奈川・パートナー有・33歳)
現金を銀行でおろすのが面倒なのと、ポイントがついたり、お店によっては割引があるので大きな買い物はほとんどカードです。でも、最近はちょっと怖いですね。今個人的に気になるのは、「署名をお願いします」といわれて書いているのに、カードとの照合をしないお店がほとんどなところ。先にカードを返してから署名を求めるお店もあるくらいで、いったいどうなっちゃってるんだろうと思います。手軽な反面、リスクも大きいから、少し考え直そうと思っています。あと、先日夫がスポーツクラブに入会しようとしたらカード会員にならないと駄目、という。私が先に会員になっていたので、私のカードから引き落とされるのかと思ったら、また新たにカード会員にならなければだめだとのこと。夫はカードを持たない主義なので(これはちょっと頑固すぎるかと思いますが)いろいろ交渉した結果、銀行の引き落としでOKになっているのですが(それも不手際がいろいろあり、まだ窓口で月謝を払っている状態)あまりにも金融関係のお金の流れが読めずに、不信感ばかりがつのります……。

デビットなら「今あるお金」という感覚(海がめ・東京・パートナー有・35歳)
現金払いのほうが多いです。皆さんと意見がほぼ一緒ですが、入ってくると信じている収入をあてにして多額に使ってしまう危険性を憂慮して、です。カードももちろん使いますが、複数のカードを利用目的に合わせて分けており、使用回数も月5回を超えないようにしています。その点デビットカードは現金と同じく「今あるお金」を使う感覚は気に入っています。小銭を減らせるという意味からEdyも使用開始したいとは思いますね。ちょっと違うかもしれませんが、ETCを使用するようになって小銭をジャラジャラ持たなくて良い快感をつくづく感じました。
プライベートな情報を引き渡す対価は……(ヌマミズキ・パートナー有・35歳)
カード派から現金派になった理由の一つにプライバシーの問題があります。メインで使っているスーパーの提携カードを作り、優待やポイントサービスを利用しようと思ったのですが、なんか気持ちが悪い、というのも引き落とし明細から今日の夕飯だけでなく家族構成までわかってしまいそうだから。もちろん来店時間や頻度も。プライバシーを電子情報として渡す対価としては、ポイントって安すぎると思いませんか。
むやみに作らないこと、利用内容をメモすること(ごまちゃん・横浜市・パートナー有・41歳)
食料品や日用品などの買い物、医療費など日々の細かな出費は現金払い、衣類やアクセサリー、家具など少し大きい金額の買い物や海外旅行にはカードを使っています。というわけで、利用頻度は現金、利用金額ならカードが多いです。私も置き引きにあった経験から財布の中の現金は必要最小限にしています。また、何かと会員特典があるといってカード作成を勧められますが、情報漏洩が心配なのでカードも無闇に作らず必要なもののみ入会しています。カードでの買い物しすぎを防ぐためには利用日と金額をノートに記載しておいて、引き落としされたらチェックしておきます。未払いの金額がひと目でわかりますので、少々面倒でも続けています。