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第2回 奈良房永さん

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自分が満足できるバランスを見つけることが大事

働く女性にとって、仕事と家庭のバランスをどう保つかというのは避けて通れない問題のひとつなのでは? 8歳と4歳になる2人のお子さんをもつ奈良さんは、どのように感じていらっしゃるのだろう。

「子育てしながら働くのはアメリカの方がらくですよね。プロフェッショナルとして働く女性がたくさんいるから、そういうインフラが整っているし、男性も女性も働く者みんなが、堂々と家庭を大切にした上で仕事に取り組んでいます。たとえば、学校で子どもの発表会があるなんていうとき、2時間仕事を抜け出して、もどってきてからまた仕事をすることが可能。でも、日本ではそういうのって抵抗があるじゃない」

自分の生き方が“不完全燃焼だ”と感じている間は、結婚や出産といった他人を巻き込む大きな節目は迎えるべきではないのではないか。両立なんてそう簡単にできることじゃないのだから。というのが、これまでたくさんの女性を見てきたうえで行き着いた私なりの結論だった。ところが今回、それが見事なまでに履えされた。お見受けしたところ、奈良さんの場合、「無理に無理を重ねて、がんばって両立しているんです」という肩に力の入ったカンジではなさそうだった。

「お母さんをフルタイムでやっていたって完璧にはできない。仕事だってそう。だから、自分で満足できるバランスを見つけてやっていく、そうしないと続かないと思う。「これで満足」というレベルは、人それぞれちがうと思うのね。仕事がどれくらいできたら自分で納得できるとか、お母さんとしてどれくらい子どもの学校のことに関わっていきたいたいとか。これならやっていける、という自分なりのレベルを見つけて乗り切っていくことが大事だと思う」

現実問題として、仕事のために出産を延ばさざるを得ないという女性もいる。 そして、何かを変えたいけれど、どうすればいいのかと悩む人もいるのでは? と思うのだが……

「やりたいことがあるけど、親の反対があるからとか、リスクがあるからとあきらめている人が多いと思う。だけど、何にでもリスクはある。ある程度のリスクはとらなきゃ。本当に自分がどうしたいのかわからないなんていう人はいないと思うのね」

ふんぎりがつかないんです、といういう人はどうしたらいいのだろうか。

「ときには清水の舞台から飛び降りなきゃだめでしょ。私もあのときアメリカに来なかったらと思うときもある。それはそれで、違う人生があってそっちの方がよかったかもしれない、ってね。でも、いつまでも振り返っていてはあかんのであって。これだ! と思ったらやっちゃう」

「恐れるな、失敗を!」と、いうことですね。

「そうそう」

奈良房永 進藤晶子他人と比べるのではなく、常に自分自身に問いかけること。
自分はどういう状況に身をおいていれば精神的な安定が得られるのか。
それを見極めていれば、誰にも揺るがされることのない独自の価値尺度で「本当に自由に」生きられるのかもしれない。
奈良さんのエネルギッシュなお話に、決意も新たに「よしっ! 私も……」と颯爽とオフィスを後にしながら、ふと気がついた。「あれ? もうすでに奈良さんと比べてない?」と。まあ、わたしの未熟さ加減はさて置き、奈良さんのスケールの大きさがとても眩しかった、今回のインタビューでした。

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