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第8回 西本智実さん

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クラシックも流行曲だった

進藤 日本ではまだ、クラシックというと敷居が高い部分があると思うんですが。西本さん流「クラシックのススメ」教えて下さい。
西本 わたし、大学時代には「ヒット曲の作り方」なんて講義を受けていたことがあるんです。
進藤 ん? それ、いわゆるポップスですか。
西本

西本智実 進藤晶子ヒット曲の作り方って、ある程度、決まっているんです。今はカラオケがすごく流行っていますが、あれは歌って気持ちがよいからですよね。じつは、歌っている人に、「歌ったー」と思わせる旋律というのがあるんです。

プラス、その旋律に今流行っているもの、たとえば「メール」や「携帯電話」などの言葉を入れていく。クラシックも同じなんです。その時代の流行が入っています。

進藤

時代のエッセンスを盛り込んでいくということですね。クラシックの中に含まれている流行というと、旋律であったり、リズムであったりするわけですか?

西本

そうです。ただそれが何百年経っているのに残っている理由はあります。それが敷居の高さになっているんでしょう。

クラシックは奥が深くておもしろいですよ。楽譜って記号しか並んでいませんが、別の場所で使った同じメロディを逆さにして使っていることもあるんです。誰も気がついていないんですけど、そういう「技」が使われています。

進藤 ロシアで演奏されているときと、日本で演奏をされているときと、聴衆の雰囲気は違いますか?
西本

ロシアでは、クラシックの演奏会やオペラやバレエを観に行くことが、それほど特別なことではないんです。仕事帰りに居酒屋に行って、カラオケに行ってから帰ろうというのと似たような感覚です。

進藤

そんなに生活に密着しているものなんですね。

西本

「今日はデート、どこに行く? じゃあ、オペラでも観に行こうか」って感じです。

だから、開幕したときは会場がガヤガヤ、ガヤガヤしているんです。それを黙らせるのがこっちの仕事。最初はうるさいんだけど、それがシーンとなる瞬間が気持ちいいんです。

進藤 お客さんの中には若い世代も?
西本

小さい子は親が連れてきます。

子どもって騒がないんですよ。大人のほうがかえって騒いでます。子どもが自分で「行きたい」って言ったら、騒がないですよね。親が無理やり連れてきたら、騒ぐでしょうけれど。

進藤 そんなに小さな子どもでも、オペラを観たいんだ!!
西本 子どもは、大人よりも真剣に見たいと思っているようです。ですから、ロシアは子どもにとって、環境はとてもよいと思います。オペラのコンサートに子どもを連れて来るほど、金額が安いからできるんですが。
進藤 クラシックだけでなく、オペラのコンサートも安いんですか。
西本 もちろん席にもよりますが、外国人ではなく、ロシア人に対しては、一番安い席ですと500円くらいです。
進藤 日本で観ようと思うと、5万、6万円はかるくしますよね。劇場もたくさんあるんですか?
西本

いっぱいあります。一つの町に50ぐらいでしょうか。映画館並みです。一つの街でオペラだけで毎日、5カ所は上演していますね。

大阪より小さいぺテルブルグという街でも、オペラだと5カ所くらいで上演しています。プラス演奏会ですから、どこかで必ずクラシックなり、オペラが上演されています。それくらいしか娯楽がないとも言えますが。

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