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「庶民感覚」にご用心 2001年7月28日

嫉妬心を煽るマスコミにもうんざり

藤田さんの「『庶民感覚』にご用心」というコラムを共感を持って読みました。こういうことをきちんと指摘してくれるマスコミの方もいらっしゃるのだと知って安心しました。私はマスコミこそが「庶民感覚」に名を借りて、嫉妬心を煽り立て、政治家の片棒を担いで世論操作しているのではと思っています。外務省の一連の不祥事にも「外務官僚どもばかりうまいことしている」という嫉妬が透けて見えるようで、糾弾される外務官僚達が論外なのは言うまでもないことですが、マスコミの論調にもうんざりしています。

一連の事件から建設的な意見や行動ほとんど出てこないのも残念です。不祥事を起こした人たちが断罪されるだけでは、本質的解決にはなりません。また同じ事が起きるでしょう。官僚の不祥事に政治家も加わっていたはずなのに、そのことはなおざりになっています。今後こういう不祥事が起きないために、外務省をどう改革していくのかというプランが今一番知りたいのです。

そもそも、国税庁から追徴されたこともある過去を持つ田中真紀子外務大臣のどこが改革派なのかと思います。かつて、立花隆氏が「父親とは政治手法が違うというが、田中真紀子のカネの儲け方は父親そっくり」と厳しく批判していたのですが、今は誰もそんなことは指摘しません。

口当たりのいいことを言う人や、威勢のいいことを言う人がやたら持ち上げられていますが、私は自分のモラルを高く持ち、きちんと仕事をしてくれるのであれば、大臣になる人が1億円収入があろうが、豪邸に住もうがかまいません。大したこともしないで、ホテル代を安くしたことで得意になっている「庶民感覚」なるものに我慢できないのです。(omame)


個人的な問題ではすませられない

我々が批判しているのは、それらが我々の税金だからです。それも常習化していると思われる。仲間内で、ノンキャリアの個人的な不心得者が起こした事件として終わらせようとした外務省の体質。手口も、よくそこまでと思うような姑息なもの。腹立たしさを通り越して、情けなくなります。

藤田さんがおっしゃっている妬みとはまったく違います。藤田さんが、ご自分のお金で、何万円のワインをお買いになろうと当然自由です。でも、外務省が、今回の手口で30万円ではなく15万円なら許せるというものではないでしょう。当たり前のことです。藤田さんが庶民の妬みとおっしゃるなら、庶民の側から、それらは外務省の特権意識、優越意識ではなかったでしょうか? 一般常識から相当かけ離れた……。

問題は、機密費という前時代的な訳のわからない費目ではなく、必要な費用は、正々堂々と計上すべきもの。それに対して批判は起こらないものです。竹中大臣については、藤田社長のご意見番的存在「藤田未来経営研究所」の初代理事長だった関係から、持っておられた未公開株。正当な方法で手に入れられたものですので、批判するのは筋違い。かえって尊敬しています。

田中大臣については、育った環境は庶民からかけ離れてるかも……とは思いますが、庶民的な感覚とは、単に財産があるなしではなく、生活者の視点を持っているかどうかだと思います。彼女の、腐敗しきった外務省を改革しようとする情熱には心から応援したいと思います。けっして周りの圧力には屈することがないように。(malva)


庶民感覚はバランス感覚のひとつ

「私の視点」、大変興味深く拝見させていただきました。閣僚の資産公開については多い少ないにあまり神経を使ったことがありませんでした。多くてすごいなぁと思ったことはありますが……。

わたしは「庶民感覚」というよりは「バランス感覚」を忘れてはいけないのだろうなと思いました。どんな人でも同じところにずーっといると、そこでの慣習をおかしいと思わなくなってしまうのではないでしょうか。たとえ間違ったことだとわかっていても「慣習」という言葉でなぁなぁになってしまう空気があるのではないかと思いました。外務省の機密費問題はそれこそ一般庶民のわたしには想像もつきません。あれだけの巨額な税金の無駄遣いともいえる問題を個人の問題として片付けようとする外務省の体質にはあきれるというか失望しました。外務省はもとより国家公務員となる方々はもう少し志の高い方々だと思っていたからです(もちろんそういう方々も大勢いらっしゃると思いますが……)。働いた結果の税金が有効に使われるならともかく、無駄に使われるのを見ているだけなのは、なんとも歯がゆい思いを感じました。

「普通の感覚」ではそうだと思います。でも一方でなにが「普通」なのかとも思います……。自分も、もし外務省の職員として長年勤めていたらそれを当たり前のこととして受け止めてしまったかもしれません。日々起きる出来事に常に疑問と感謝のアンテナを張って何事も「当たり前」とは思わずに暮らしていきたいなと思いました。(まゆ)


生理的に公僕の不祥事はダメ

「一言モノ申す」ではありませんが、まあ記事を読ませていただいて感じたことを書かせていただきました。

う-ん、別に「妬み」とか「庶民感情」とか,そういう複雑な感情ではないですね(少なくとも私の場合は)。要するに,「俺が汗水たらして稼いだ金を無駄遣いするんじゃない」という、単純な怒りです。その何億分の一かもしれませんが、税金(国税)には私が稼いで納めた分も間違いなく入っているのです。それから、私など中小の民間企業に勤務している関係で、一般的に公務員(特に地方公務員)に対しては、「良い感情」を持合せていないので,どうしても「色眼鏡」で見ることにもなってしまうのでしょう。

やはり、一緒に仕事をして、ああいう態度を取られたり、ああいう仕事ぶりを見せられたりすると否が応でも、偏見に近い感情を持ってしまいますよね。もちろん、一部では真面目にやっている人も知ってはいますが。要は、生理的に、公僕の不祥事はダメなんですね。受けつけられるキャパシティが少ない(というよりは、ほとんど無い)のです。(匿名)


公務員の使っているお金は税金です

外務省に不正がはびこる理由としてあげておられる庶民感覚について、すっきりしないものを感じます。先日もテレビで、どなたかが、「残業して遅くなってもタクシーで帰ることができないような貧しい給与が不正を招く」というようなことを言っておられましたが、残業で遅くなったからタクシーで帰ろうという発想を持てるようなサラリーマンは、一体どれほどいるのでしょうか。公務員の給与が他のサラリーマンに比べそれ程低いとはとうてい思えません。昔はたしかに低かったと思いますが、今は同等かそれ以上だと思います。

1泊29万円のホテル代を贅沢だと思わない金銭感覚のほうが恐ろしいと思いますが、これは貧乏人の戯言でしょうか。外交上のおつき合いや、格式や、安全のために、一定以上の水準のものが必要なのは当然ですが、それでも常に節約の努力をしていただきたいと思います。

まして評論家の方が、不正のもとはみみっちい庶民感情にもあるというようなことを公の場でおっしゃったりするのは、庶民としては不愉快です。外務省であれ何処であれ、公務員の扱っている金銭は、国民の税金だということを忘れないでいただきたいと思います。(Yukos)



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