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「痛み」、いよいよ表面化 2001年8月25日

首相はただの我の強いおじさん

わたしも、首相としての参拝は賛成できない立場です。人間は往々にして自分が辛い体験をしないとなかなかその人たちの(ここでは戦争の犠牲者の方々)痛みが実感できないものだと思います。日本はアジアの国々に対して侵略をしたのです。そのA級戦犯が祭られている靖国神社を首相として参拝するのはどうみてもおかしいと思います。自民党の野中さんは,もしもう少し戦争が続いていたら自分の命もなかっただろうとTVで語っていました。小泉首相の家族が戦争の犠牲者に関わっていたら、もしかしたら態度が変わっていたかも知れません。公約として参拝が掲げられていたとありましたが、首相であるならば、周りの意見を聞き、平和、人権等々、勇気ある断念も必要だと思います。今回のことは,熟慮という言葉が飛び交っていましたがだたの我の強いおじさんというイメージに受け止められました。(rina714)


教育の怖さ

「私の視点」興味深く読ませていただきました。学生時代、歴史(とくに近代史)にまったく興味がなく34歳の今まで、終戦の年月日くらいしか正しく知らなかった私にとってこの夏は、小泉首相のおかげで(?)いろいろと勉強させていただきました。恥ずかしながら、8月はじめのニュースステーションで野中広務氏の話を聞くまでは、靖国神社の歴史も知らず、毎年騒がれる靖国問題も、宗教上の問題としか捉えていませんでした。そんな私が、おぼろげながら靖国問題を知り、今感じることは2つあります。

ひとつは、私たち日本人がちゃんとした歴史の事実を知ろうとすべきだということ。教科書問題にしても同じですが、いろんな考え方がある以上いろんな意見を客観的にみて、その中にある事実を知ることが大切なんだと思います。もうひとつは、やはり教育の怖さです。終戦を迎えるまで、A級戦犯といわれた人も、一般の人たちも、天皇に命をささげることが美しいと教えられていました。そういう教育を受けた人にとって、あの戦争はあの時点でやはり正しかったのだと思います。戦後教育を受けた私たちの感覚でその人たちを責めることはできないと思うのです。

これから、私たちが考えるべきなのは、あの戦争でおきたことを知り、近隣諸国に謝罪すべきところは謝罪してアジアの国々が、同じ舞台で対等に話し合える環境を作ることだと思います。戦後50年あまり、そろそろ、加害国、被害国という感覚をなくす方法を考えていきたいと思います。

そのために、何ができるのか……。今の私には、子供たちと語り合うことくらいしかできそうにはありませんが、毎年8月だけのお決まり行事にならないように肝に銘じておきたいと思います。(匿名)


政治・宗教から完全に無縁の慰霊碑を

「私の視点」での靖国問題に対する藤田さんのお考え、私はまったく同感です。

靖国神社は、あの戦争の是非論に関わる存在であり、あの戦争の総括が行われていない現時点では、首相は公式に参拝すべきではありません。個人的な感情から参拝なさるなら、誰にも告げず、終戦記念日を避けて、ひっそりと参拝なさればよいと思います(現在のお立場ではこれも無理でしょうけど)。また、構造改革が正念場を迎えた現在、小泉さんには、そちらに力を集中していただきたいという気持ちもあります。小泉さんは、8月6日には広島に、9日には長崎にいらっしゃいましたが、これも、あえて参拝する必要はなかったと思います。

私は広島の原爆の被爆者であり、家族をあの原爆で失っています。そんな私でも「広島に参拝してくださってありがたい」という気持ちよりも、「そんなことしている時間があったら、構造改革のほうを頑張ってください」 という気持ちのほうを強くもっています。

8月15日は、世界中のすべての戦争犠牲者に冥福を捧げる日でありたい。その精神的な象徴として、すべての戦争犠牲者をまつる政治・宗教からは完全に無縁の慰霊碑のようなものがあればよいと思います。千鳥が淵墓苑はそうした存在かもしれませんが、私には靖国神社に対応する存在のような気がしています。(小野瑛子)


戦争の「現実味」

先日の靖国神社の参拝を通して、私は今までで最も先の大戦について考えました。祖父が軍人で当時のことは小さいときからよく聞かされていましたし授業や課外活動、修学旅行で平和を考えるために実録の映像を見たり、資料館に行ったりしました。その時々で胸が裂けそうな思いをしたり、衝撃を受けたりしましたが、やはりある種の「現実味」を忘れてしまうのです。経験していないからかもしれませんが、56年前に起きた事実であったことを肌で覚えられないのです。今回の首相1人の行為が国を超えて注目され、その結果によって混乱が生じた様を見たことで少しその「現実味」を感じました。

藤田さんのいわれる通り、日本は自国の被害と相手国への加害の双方をうやむやにしてきました。大戦が終わって、すでに半世紀が過ぎました。50年あまりも清算から逃げ続けていることも、一つの罪ではないかと思うのです。小泉首相がもし本当に戦没者に敬意を表し、戦没者とは日本のために亡くなった諸外国の方々も含めてならば、戦争責任を認め、原爆投下も含めての清算をして頂きたいです。その「痛み」こそ今の日本人が背負うべきものではないでしょうか。(匿名)



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