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「国産」神話の崩壊 2001年10月27日
自衛隊は足手まといになるのでは?
シドニーに在住している者ですが、今回の同時多発テロ事件の翌日から約一カ月間、ホリデーで日本に滞在していました。ですから事件当日は、オーストラリアのニュースやCNNなどアメリカのニュースと、日本のNHKのニュース(最近はケーブルTVにて見れるようになりました)を比べて見ることができ、そして日本にいる間は、日本の報道を毎日見ることが出来ました。
そこで思ったのですが、なぜ議員の一部の方たちは、あんなにも自衛隊派遣を希望しているのでしょうか?あれだけ金銭的に支援しているのですから、その国が出来るだけのことをすればいいと私は思います。
しかも日本の自衛隊は、テロに関しての訓練も何も受けていませんし、救援活動だけすると言っても、自衛隊の方たちは全員が英語が堪能なのでしょうか?
オーストラリアの場合は、経済状態が悪いので軍を送るのが常ですし、彼らは英語が母国語ですから即戦力になれると思いますが、もし日本の自衛隊のみなさんが英語が話せない聞けないでは、全くの足手まといになるだけだと思います。
まず憲法改正がどうのというよりも、アメリカが日本の自衛隊を必要としているのかどうかが問題だと思うのですが。海外に住んでいる私にしてみたら、なんだか完璧に善意の押し売り的な日本の対応を、不思議に思うばかりです。(tamago154)
平和ボケによる認識不足
藤田さんも言及していましたが、テロと戦争行為の違いが分かっていない方が多い。戦争とは国家が名乗りをあげ、合法的な手段を踏まえて行う武力行使であり、頭にきたNY市民がいきなり爆撃するのとは訳が違う。今回でもタリバンは身柄引渡しというチャンスが何回もあり、戦争回避も可能だったにもかかわらずそれをしなかった。不意をついて、「いつもと同じ朝」と思い仕事に向かった、6000人以上もの罪のない人達の命を有無を言わさず奪うことがテロです。(匿名)
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