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「悪人」「善人」でかたづけるな 2002年3月9日

悪人として片つけることによって、ごまかしているもの

鈴木さんのあのルックス、まさに斬り捨てられる悪役にぴったりです。メディアにとっても絶好の素材でしょう。あいつはあんなに悪い奴。だから、あんなことができた。なるほど見るからにかっこ悪いし、しゃべり方も横柄。そしてこれでもか、というくらいに暴かれる過去。

でも、本当の問題はそんなことではないはずです。なぜ、声が大きかったら、外務省を意のままに動かせるのか。なぜ、「威圧」だの「睨み」だのというわけのわからないものに大の大人が筋を曲げてでも従うのか。なぜ、誰かの理不尽な決定が通り、その理不尽をチェックする機構が働かないのか。なぜ個人の個人的な力によって組織を動かせるのか。

そう考えると鈴木ムネオはもっといっぱいいるのでは?

各省庁に、一人ずつとか、他にももっと。誰でも気がつくでしょう。国土交通省なんかにいたとしたら、入札なんかが絡むわけです。もっと桁違いに大物かもしれません。それがバレたら、予算が通らないくらいの揉め方ではすまないでしょう。だから、ムネオを悪人にして全部彼のせいにする。あれは彼が悪いやつだったからだ。だからあいつさえいなくなれば万事解決。私たちはそう、ごまかされているのでは?(匿名)

政治家の善悪

政治家の官僚との癒着はそのこと自体が悪いのではありません。それによって動く金銭が莫大なものになること。またODAという本来は日本以外の国で有効に使われるべき税金が日本の企業のために有効に使われていることが悪いのだと思います。

今回の鈴木氏の問題で彼が外務省に権力を持っていたことも問題でしたが、NPOが自分の利権にからんでくることを認識していた鈴木氏が、そのことに圧力をかけたことが明白なのですが、それを明らかにしなかった官僚の情けなさ(自分たちの力のなさを隠そうとしていること)についてとても腹がたちました。ただ政治家として田中真紀子さんがあのまま残っていたとしても、今のような状況を明らかにできたかどうかは疑問です。とりとめのないことを書いてしまいましたが、政治家の善悪は一筋縄ではいかないのだと認識しています。(匿名)

国民の声を伝える機関があれば

政治が、おかしいのではなく、相対性理論的にいくと、有権者に問題があると。マスコミに左右されずに、客観視できる視点は大切ですよね。もちろん正しい報道も!

そして、きちんと自分の意見を言えるということも。国民の思いや声を伝える機関って、あるんでしょうか?

ないならみんなで作るというのはどうですか?

過激ではなく、静かだけど、熱のある偏らない機関が、いいんですが……。みなが、「自分たちでも、できるんだという自信」をもてれば、行政との良い関係ができるのではないでしょうか?(ami1224)

国会議員は国会での討論がすべて

「国会議員と官僚の関係があってもいいのでは」、こんな意見はナンセンスです。国会議員は国会での討論がすべてです。しかもその意見は有権者の意見を反映したものでなければならない。族議員も結構。それは国会で意見を述べる場合です。族議員が直接官僚(政府)に折衝するルールがあるのですか? 鈴木宗男の件だって、宗男に問題があるのはハッキリしています。しかし、与野党の国会議員にも問題あり。与党は、数で問題の予算を国会決議させた責任がある。野党は、問題の予算を与党がごり押しした事実、内容を国民に知らせる責任がある。一人の国会議員が何十兆円の予算の中身を精査するのは無理でしょう。しかし、各選挙区の予算額くらいは万円の単位まで、国会議員は精査しなければならない。これをしていれば、今回の問題は野党議員から早い時期に問題提起がなされているはず。

予算の分捕り合戦はよく聞くが、予算のたたき合いは聞いたことがない。執行された予算がいかに無駄であったか、これから予算化されようとする予算より、いかにこちらのほうが重要であるといった、論戦が聞かれない。それは、予算に対する勉強不足と無責任に起因している。これをしっかりするなら、国会議員が官僚と接触する暇も必要もないはずだ。

国会議員の鋭い指摘に、いい加減な官僚のさじ加減なんかできないし、もしそうしたなら即官僚の責任が明らかになるはずである。また、官僚と接触する時間があるなら、選挙民に国会の様子をしっかりと説明すべきだ。推測するなら、予算の分捕り合戦は与野党まったく同じ構図でないか。自分への利益誘導のための予算獲得に躍起となって、他の予算には無批判(お互いに弱い所は責めない習性が身についている)、よっていい加減な予算がまかり通る。(匿名)



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