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子どもの犯罪被害、再び(2003年7月19日)
卑劣な大人たちを取り締まる
東京小6女児4人監禁事件で一番問題なのは、小学生や幼女を性愛の対象として売買する卑劣な大人がいることではないでしょうか。今回見つかった容疑者の運営していた会員制クラブの名簿を公開したり、名簿に載っていた人物たちを逮捕したりするぐらいのことはしていいとわたしは怒り心頭です。
たしかに、男に騙されて渋谷で待ち合わせした女児たちも浅はかで、お小遣い稼ぎという理由で行ったというのは悪いことです。しかし、彼女たちは、薄汚い買春の奥にある欲望やその意味を本当には理解していないと思います。子どもの純真さをたてにとって大人が悪いことをするのですから。
子どもが自分を守る、親が善悪を教えるということはよく叫ばれますが、それと同時に、幼女を性愛の対象にする大人の男たち(ある意味、異常者だと思います)を一網打尽にする必要があると思います。一過性の犯罪者(レイプ犯を含む)すべてを取り締まることはできないにしても、このような会の会員になっている常習者たちを、要注意人物リストに載せたり、情報公開したりしてもいいと思います。このような大人たちを責めずに女の子たちが悪い、親が悪いと言うのは偏った議論ではないでしょうか。(mamarin)
子どもへの教え方講座を!
子どもが小学校に入学する時に教えてもらったのですが「知らない人についていっちゃ駄目」と親が言っても、子どもはその言葉の意味がわからないそうです。子どもに言うなら、「いい人か悪い人かわからない人にはついていかないように」と教えなさい、とのことでした。また、子どもには「いや!」と言う練習をさせられました。「わたしのランドセル、持ちなさいよ」と言われた時に、大きな声で「いや!」と言う練習です。大きな声で「いや!」と言うことで周囲も気付き、注意してくれるのに、今の子はそれができない、とのことでした。
こういう講座を小学校入学前の親を対象にもっと広げないと、子どもに何を気を付けさせたらいいかをうまく教えられないまま、小学校に通わせることになってしまうのではないでしょうか?(善三郎のママ)
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