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シュワちゃん、カリフォルニア州知事になる?(2003年8月9日)
生まれがどこかより、要は中味
うっかりシュワちゃんがオーストリア人だということを忘れていました。それだけ、アメリカの顔になっていたということでしょうか。彼らからすれば、オーストリア人は異質であり、新しい血でもあったんでしょうね……。シュワちゃんは、本気で立て直そうとしているし、カリスマ性もありそうだから、歓迎されて当然だと思います。
翻って日本ではどうかというと、よくよく考えてみれば昔から外来語、文化、生活様式を上手に取り込んで自分たちのものにしていますし、最近では外国人の活躍の場も広がりつつあります。日本の救世主としてカルロス・ゴーんさんを招き入れ、絶大な効果を挙げ、見事に息を吹き返した日産自動車、そのほかJリーグなどでも実証済みです。プロ野球の王監督もしかり。
日本人であるかないか、とやかく言うほうがおかしいと思います。生まれがどこかより、要は中味、人間性の問題だと思います。異質を拒む人には、国際結婚も、留学、海外旅行をして見聞を広めることもタブーなのでしょうか。(トトロのとなり)
異質なものを受け入れることは「エキサイティング」なこと
「トトロのとなり」さんからの投稿を拝見していて、ケ小平(だったと思いますが)が言った、「黒い猫でも白い猫でも、ネズミを捕まえるのはいい猫だ」を思い出しました。
生まれがどこであるかとか、人種とか、そういうことだけで人を見ていたら、自分のキャパシティーも広がらないし、視野も狭くなり、相手にとっても自分にとっても不幸です。
異質なものを受け入れることは、わたしにとってはとても「エキサイティング」なことです。もっと多くの人が前向きに、エキサイティングな経験を求めれば、日本も面白くなるかも。(kuniwaka2001)
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