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第52回(4) 2007/01/16
鳥インフルエンザとは
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人間から人間へ、が心配だ
鳥インフルエンザが心配されるのは、人間に感染することもさることながら、人間から人間へと感染するタイプのウイルスに変異するのではないか、ということです。
今回のウイルスは、いまのところ、人間同士での感染の報告はありません。普通、人間同士で感染するインフルエンザは、気道粘膜で感染を起こし、かかった人が咳をすることでウイルスが空気中にまき散らされ、他人に感染します。今回のウイルスは、全身の細胞が破壊されるため、重症になり、それが人間同士の感染を起こしにくくなっていると考えられています。
筋肉の働きが弱って咳も弱くなり、ウイルスをまき散らさないこと、重症で歩き回れなくなるので他人にうつす機会もない、というわけです。患者が重症になるので人にうつらないという、何だか恐ろしい話です。
ということは、このウイルスが、気道粘膜で感染を起こすようなタイプに変異した場合、人間から人間へと急速に感染する恐れがあります。いまのウイルスは、人間が感染すると致死率は50%。恐るべき数字です。
ウイルスは、生き物の細胞の中で増殖する際、しばしば突然変異を起こします。いわばコピーミスをするのですね。突然変異したウイルスの多くは、増殖できずに終わるのですが、たまに増殖能力を持つものが現れます。もしその中に、人間から人間へと感染するタイプがあったら。これが心配です。
そんなことが起きないようにするためにも、鳥インフルエンザの蔓延を食い止め、人間にも感染しないようにすることが大切なのです。
注・今回の執筆にあたっては、井上栄著『感染症』(中公新書)を参考にしました。
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