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第60回(3) 2007/03/13
夕張市が赤字再生団体に
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借金がどうして増えたのか
どうしてこんなことになったのでしょうか。夕張市は旧炭坑町。石炭産業が衰退して以降、町の経済状態は悪化の一途を辿ります。そこで町長は、レジャー産業に力を入れ、さまざまな施設を建設しました。国際映画祭も開き、夕張という名前は全国区になりましたが、財政状態は悪化しました。
自治体の借金は、金融機関から直接借りるものと、債券(地方債)を発行して金融機関に買ってもらう方法があります。債券の発行には国の許可が必要で、借金の比率が大きくなると、債券の発行ができなくなるのですが、夕張市は、借金を少なく見せかける粉飾決算をして、新たに債券を発行していました。
その結果、借金の額が膨れ上がり、とうとう行き詰まってしまったのです。
倒産の一番の責任は、こんな状態にした前の市長(すでに死去)にあります。
しかし、市長を支えてきた市役所の当時の幹部も、粉飾決算に気づいていたはずですから、責任があります。これが一般企業だったら、間違いなく刑事事件に問われるところです。
さらに市議会も、市長や市役所の仕事ぶりをチェックするという責任を果たせなかったのですから、責任があります。
そして、そういう市長や市議会議員を選んでいた市民にも責任があるということになります。ただ、市民は財政状態の正確な情報を知らされていなかったのですから、責任追及というのは酷な話です。
また、「市民にも責任があるから、高い負担と低いサービスをガマンしなさい」と言っても、市民は嫌なら逃げてしまいます。結局、高齢者など、引っ越すことができない住民の負担が多くなってしまうことになります。
しかし、問題は夕張市だけではありません。同じような自治体が……
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