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第14回 国際女性ビジネス会議リポート

「リーダーシップを育てる学校教育」
(進藤奈邦子/張晞/金子郁容/大沢真知子※)※ファシリテーター

分科会26写真1

講師に、慶應義塾大学の金子郁容さん、世界保健機関(WHO)本部メディカルオフィサーの進藤奈邦子さん、旅行代理店悠遊ワールド代表取締役社長の張晞さんを迎え、日本女子大学人間社会学部教授の大沢真知子さんがファシリテーターを務めた「リーダーシップを育てる学校教育」の分科会。当初の希望者数を超える多くの参加者が集まり、席を増やしてのスタート。国際的に多様な分野で活躍するスピーカーの皆さんが、それぞれの国や環境で感じてきたグローバルな“リーダーシップと教育”について語りました。

金子郁容さん金子郁容さんは、慶応幼稚舎の舎長として小学生の教育に従事した経験もある上、「日本で『一番いい』学校―地域連携のイノベーション」の著者としても知られる、地域コミュニティと学校教育の専門家。自身も慶應義塾大学からアメリカのスタンフォード大学へ。そしてウィスコンシン大学や、一橋大学で教鞭をとった経歴があります。そんな金子さんは、日本の詰め込み式の教育制度や日本経済とリーダーシップの関係の問題点を指摘。特に日本のリーダーシップについては「抵抗がある」と本音を吐露。「日本は健康、ビジネス、婚活など、すべての面において、その個人の能力によるところが多いが、リーダーシップとはその資質に期するだけのものではない。自分の考え、思いを言えること、それをどう教育していくかが重要」。国際的な教育の現場を知る人の言葉に、皆引き込まれます。


さんWHOで活躍する進藤奈邦子さんは、現在は中学3年生と小学6年生の2人のお子さんをスイスで育てています。自分の言葉で書くことや、フリーディスカッション重視のスイスの教育と日本との大きな違い、また日本でのお受験体験について話すと、会場からは驚きの声が。またWHOで活躍するリーダー達の資質について「各国から集まるリーダーたちは、おおらかで安心感を与える人格者が多い。その魅力、コミュニケーション能力を見ると、英語や多言語をきちんと話すことより、伝えたいことを自信をもって話すことが大切」と、国際機関の最前線からの実感を伝えてくれます。


さん中国生まれの張晞さんは、来日するまで、中国で教育を受けてきました。文化大革命以前と以降、教育大国である現在の中国と日本の教育システムの違いを話されます。「息子を日本で中学受験させて良かった。しかし、“ダメ”となんでも禁止する日本には、違和感を感じた」など豊富な体験話や子どもの個性を伸ばすための方法論を披露されました。成長企業の社長として、リーダーシップについては「リーダーも一人では生きていけない、社員みんながリーダーの気持ち、社長になった気持ちで働くことが大切」と経営者の立場から熱く語り、会場に集まった多くのビジネスウーマンたちの共感を得ていました。


ファシリテーターの大沢真知子さんは、「学生時代は勉強に全く関心がなかったが、ある時から、男性に依存するのではなく自分の人生を自分で切り開いていく可能性を見出した」とご自分の経験を語りました。受験や教育システムだけではなく、自分自身で勉強したいと思うこと、そう感じたときに、いつでも勉強できるようにしてあげられるシステムが重要、と話しました。


会場からは「リーダーシップにはコミュニケーション能力が鍵だと思うけれど、講師の先生はどうか?」、「これまで職場でも、教育の現場でもリーダーシップを学んでこなかった女性達が再就職する場合、どう身につけていけばいいか?」、「現役の女子大学生や女子高校生はリーダーシップをとれる人も多くなってきているが、反面、いい彼氏をつくるためにあまり目立たないほうがいいと、リーダーシップについて悩んでいる子が多い。どうしたらいいか?」など、現在の日本の状況を表した質問があがりました。教育とリーダーシップについて、さまざまな角度から学べた、充実した時間となりました。



【リポーターからのリポート】

■ 前向きに未来を選び、歩んでいけるように(sakaeさん)
リポートphoto「学校では『選択をする力』を教えていない。だから、どうやって自分の未来を選んで幸せになっていこうか、ということを知らないんです」。私は大きく頷きました。7年前から大学生向けの就職活動支援ボランティアをしているが、ほとんどの学生は就職活動を始める段階になって初めて自分の生き方について考える。学校の宿題のような「しなければならないこと」のクリアに専念してきた彼らは20歳を過ぎて気づくのです。「私、何がやりたいんだ?」「何をして生きていこう?」「どうしたら幸せになれるのかな?」。だから私は引き続き、学生に問いかけ続けたいと思います。「これまでで最も嬉しかったことは?」「△△と××だったら、どちらがより貢献していると感じる?」「じゃあ、あなたには『成長』が一番のキーワードなんじゃない?」。そんな会話を経て、彼らが納得のいく選択をし、充実感を持って毎日を過ごせるようにしたいのです。冒頭のフレーズは、私に「それでいいんだよ。一緒に頑張ろうね」と言ってくれたように感じました。だから、今後はますます自信を持って学生を支援したい。そして一人でも多くの学生が前向きに未来を選び取り、自分の足で歩んでいくことを実現したいと思います。
■ 現代のリーダーとは? 引っ張っていくだけのリーダーは過去のもの?(Katie Pinkさん)
リポートphotoこの分科会では、海外、日本の学校教育の違いを対比させながら、時代が求めているリーダーについて、語っていただきました。まず、日本の学校教育は(カッコ)を埋める問題ばかりでそれだけ埋めればいいという教育であり、ヨーロッパでは、本を渡されてレポートをかけという宿題であると進藤さんは言います。つまり日本の学校教育は正解があり、欧米の学校教育に正解はなく、自分で考えること、そのプロセスが大事ということを教えるとのこと。日本の教育では子どもたちがファシリテーターを決めてディスカッションする授業も少ないと指摘されました。また、進藤さん曰く、国連の様な国際舞台ではリーダーシップも多様でアメリカ的な?引っ張っていくというリーダーよりもサーバントリーダーシップ的なフォロアーを支えるリーダーも多いといいます。凝り固まったリーダー像は昔のものですが、自分の力で考え、答えを導き、人と落ち着いてコミュニケーションがとれる人材が必要だと感じました。また、質疑応答で張さんが、「専業主婦しかしてない方が職業を得るために面接した場合、自分が専業主婦だから自信がないと思うのではなく、他の方よりも専業主婦だからこそできることを沢山みつけてアピールしようという努力が大事」という言葉が非常に心に残りました。自分はだめというのは自分で自分の能力に蓋をしているだけでないでしょうか、という張さんの鋭く力強い一言でした。これは専業主婦の方だけでなく自分にも言えることなのではないかと強く感じ、今後に活かそうと思った一言でした。
■ まず「自分」はどうなのかが大事(佐野香果さん)
リポートphoto一番心に残ったことは、「リーダーシップとはみんなが安心して自分を任せられる人格者が持っているものだ」という進藤さんの言葉でした。さまざまな人種が働いているWHOでどういったリーダーが残るのかを見ると、「マザーシップみたいな人」が残るとのこと。戦場へ出かけ、仕事を終えて帰ってくるメンバーをマザーシップは温かく迎え、ぶつかっている壁や困っていることなどに耳を傾ける。これは、まさにコーチのような存在だ、と感じました。私がこの分科会に参加したのは、自分が母となり、子供を育てていくにあたって、「理想の子育て」「理想の教育」というものは果たして存在するのだろうか、と思ったことがきっかけでした。私が母親になってまだ2年。「子育てに関する軸」をつくっている状態ですが、必要となるのはまず「自分の軸」。「リーダーシップとは自分の考えがないとできないもの」という皆さんのお話を聞いて、「子供にとってどうなのか」の前に、「自分にとってどうなのか」に答えが出せないと、コーチもリーダーも務まりません。マザーシップのお話を聞いて、家庭でも仕事でも、メンバーを余裕のある笑顔で迎えられる、港のような存在になりたいと思いました。
■ 発達障害児のリーダーシップ(yonesukeさん)
リポートphotoこの分科会を選んだのは、発達障害を持つ息子の存在があるからです。といっても、わが子が人の上に立つ人間になると思っているわけではありません。リーダーシップを育てるということは、「人とは違う自分の道を、自分で肯定して進むこと」ではないのか? と思い、それは障害をもって生きるわが子にも通じるのではないかと考えたからです。主体性を大事にする欧米の教育、全員が横並びで進むことにより、受験に向かって全員で伸びていこうとする日本の教育、超エリートを育て上げる中国の教育…… さまざまな教育の現場のお話がありました。それぞれの特色があり、教育の進め方も全然違う。日本にいると、皆と同じことができないとか、その場の空気が読めないとかが目に付き、気になってしまいますが、世界的な大きな視点で考えればそれらは小さなことなのではないか? もしわが子が日本の教育システムの中で生きづらいなら、海外で生きていくという道もあるかも? と感じました。また、「リーダーシップに一番必要なのは、コミュニケーション能力であり、相手の言葉や気持ちをきちんと受け止められる器」というお話も印象的でした。これからわが子がどんな道を歩もうとも、周りのサポートは絶対に必要。それは、健常者も障害者も同じこと。周りに受け止めてもらうこと以上に、子ども自身が周りを受け止めて生きていくこと…… そんな力を身につけさせたい。そのためにまずできることは? やはり、私自身が子どもを正面から受け止めて生きていかなければ。周りと比べて、小さなできないことを数えて生きていくのではなく、もっと大きな目標に向かって。ひとりで、だけど周りと支えあって生きていける人間になることを目指して。


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