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第12回国際女性ビジネス会議リポート:分科会

企業と消費者のコミュニケーション 〜新しいオンライン・マーケティング〜
(伊藤元重 / 中山茂 / 神原弥奈子 / 荒木奈巳)
インターネットの普及による消費者行動の変化に合わせて、マーケティングの考え方も大きく変わってきました。この分科会では、企業のニュースリリースをコンテンツとして提供しているニューズ・ツー・ユーの神原弥奈子氏と、オンラインショッピングなどをいち早く導入した千趣会の中山茂氏、イー・ウーマンの荒木奈巳がファシリテータ、そしてなんと特別講演をしてくださった東京大学大学院の伊藤元重氏が飛び入りで講師として参加してくだり、豪華なキャストで開かれました。
最初の話題は「検索」。インターネットの普及で消費者行動に加わった大きな変化が「検索」であり、オンラインマーケティングでは欠かせないポイント。この「検索」において、どういったことが重視されるかがディスカッションされました。
神原弥奈子氏は、「キーワード」と「見出し」がとても重要性を持つ、ということを、ある企業が誤情報をメディアに掲載された際の対応を事例に取り上げて、わかりやすく話してくださいました。その企業は、某新聞に誤情報を掲載され、それに対する反論を、翌日、自社のホームページにプレスリリースとして掲載。その迅速な対応は「さすが」と思われるものでしたが、神原氏は、ここで一つの失敗を指摘します。この企業が掲載したキーワードと方法では、検索に引っかかることが無いだろう、と神原氏。インターネットとそうでない場合の情報配信についての違いを指摘しました。

神原弥奈子氏
ニューズ・ツー・ユー
代表取締役社長

荒木奈巳氏
イー・ウーマン
取締役 事業開発本部長
ディスカッションは、情報の時間軸、アーカイブ性、更に、ブログやSNSなど、消費者からの発信、消費者間のコミュニケーションについて話題が展開していきます。
イー・ウーマンの荒木からは、イー・ウーマンサイトの中心となっている「サーベイ」についての話がされました。サーベイにおける投稿は、「I Statement」=「私」を主語にして発言することが求められています。一般的な意見、周囲の評価ではなく、自分がどう思い、どう考えたか。更に230文字以内、という制限を設け、自分の意見を簡潔に述べてもらうようにし、発言力・提案力を高めてもらっています。イー・ウーマンでは、こうした活動に積極的に参加してくださっている人たちへ「調査」などを行うことにより、提案性の高い消費者の声を、企業や政府へ届けています。
伊藤元重氏からは、「マーケティングとは、本来どういう意味でしょうか」という投げかけがありました。伊藤氏は、米経営学者フィリップ・コトラーの言葉から、「マーケティングとは、自分が持っている商品を多くの人に売るための方法ではなく、自分が持っている価値をいかに提供していくか、ということをトータルに考えることだ」と説明し、インターネットというのは単なる手法であって、重要なのは、本質である製品や企業の体質である、と話してくださいました。では、企業がその価値を消費者に伝えるために必要なことは何でしょうか。伊藤氏は、アメリカの有名なコンサルタントの言葉を用い、3つの項目を挙げました。

伊藤元重氏
東京大学大学院
経済学研究科 教授

中山茂氏
千趣会
デジタルメディア部 次長
千趣会の中山茂氏は、「どういったコンテンツがあると、資料請求に結びつき、さらに制約へと結びつくか」という質問に対して、「コンテンツをいかにユーザに近いところにおくかがポイント」と言います。検索に引っかかる、ということは重要な手法ではあるけれど、そこはコンタクトポイントにしかすぎない。そこにユーザにとって必要な情報があるか、ということが重要。ユーザのシナリオをいくつ考えられるか。製品やサービスを買うモチベーションやタイミング、興味のベクトルなど、ユーザのシナリオはいくつもあり、それに合わせてコンテンツも用意すべき。消費者が、一つの商品に行き着くまでに、どういったモチベーションで、どういったタイミングでくるのか。そういったことをたくさん考えることで、セグメントしていけるのではないか、と話されました。
会場からは、他にも様々な質問が出され、充実した情報と、内容に、時折り笑いが起こる、楽しい分科会でした。

本分科会に参加して 〜イー・ウーマンリーダーズ体験リポート〜

「この日は台風で新幹線が一時的に止まったために講師の中山茂さんの到着が危ぶまれ、代わりにと言っては失礼ですが、特別公演の伊藤元重さんが加わってくださるという楽しいハプニングがありました。神原弥奈子さんや荒木奈巳さんのお話してくださるパソコンの向こうにいる人との繋がり方に交えて、伊藤さんは様々な企業を例にとってお話してくださるので、コーチングという意味でも勉強になりました。お話の中で「クリックされることを意識して作っているか」という一言、そして「クリックしたページがその人の要求にあっているか」ということは、当たり前のようでいてどのホームページもなかなか満たされていないと思いました。
中山さんが、そこでも「お客様の欲しい情報を取りやすくする」とお話をされていた事がとても印象に残っています。私もホームページを運営していますが、どちらかというと情報を発信するようなホームページだったのではないかと思い、消費者が求めるイメージに近づけることが今後の自分の課題だと感じました」(美百合さん)
【関連リンク】
「伊藤元重さんとのwin-win対談」
「神原弥奈子さんとのwin-win対談」
基調講演・特別講演の様子 11の分科会の様子 参加したリーダーズの声

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