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第12回国際女性ビジネス会議リポート:分科会

アジアの中での日本
(藤田正美 / 高成田亨 / 辺真一)

藤田正美氏
フリージャーナリスト/
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹

高成田亨氏
朝日新聞論説委員

辺真一氏
コリア・レポート編集長
日本ペンクラブ会員
日本外国特派員協会会員
本分科会の講師は、コリア・レポート編集長の辺真一氏、朝日新聞論説委員の高成田亨氏、『ニューズウィーク日本版』の元編集主幹で、現在はフリージャーナリストとしてご活躍の藤田正美氏の3名。いずれもイー・ウーマンサーベイキャスターとしておなじみの方々です。会場は、硬いテーマでありながら、多くの参加者でいっぱいとなっていました。
分科会は、ファシリテーターをつとめる藤田正美氏の、ユーモアある挨拶からスタート。リズミカルな口調が、参加者の固い表情をやわらげると同時に、参加者が何を知りたいのか、何を聞きたいのかを、たくみに引き出していました。ほのかに緊張していた会場が、和やかな雰囲気に一変。3名の講師が一方的に話すのではなく、会場の参加者も、思ったこと、感じたこと、疑問に思ったことを、その都度、講師陣に引き出してもらいながら、講師陣がそれを受けて、応える。まさしく、会場全体でディスカッションを展開していました。
ディスカッションは、日・中・韓の3国をテーマとした内容が多かったのですが、その中で、「アジアの中で日本は嫌われている」というテーマが、講師より投げかけられました。「日本の人気がない」という話、またその理由は、参加者にとって、必ずしも賛同できる内容ばかりではないようでした。しかし、3名の講師陣の話を聞くうちに、「なるほど、やっぱり政治か? 民族性か?」といった具合で、「どうして日本はこうなったのだろう?」と自分自身に問いかけるようになった参加者もいたようでした。
では、そうした日本が、「アジアの中での日本」という地位を確立するには、どうしたらよいのでしょうか。講師陣からは、『あえて敵を作る政策をとるべきではない』、『敵を味方につける戦略的な政策を、今後とらなければいけないだろう』といった意見が交わされました。
最後に、『大切なことは、どんな場においても、自分の想いで、自分の尺度で、相手(上司、同僚、部下、友人)を見るから問題が残るし、他の国、またどんな国、どんな人でも、全て衣食住が似ているようで似ていないところを、お互いが理解しなければならないだろう。そして、他の国を、他の人を、どれだけサポートが出来るかが、今後の課題であろう』という締めの言葉で、分科会は終了しました。
この分科会では、すべての参加者たちが、元気でたくましく、自分の意見をしっかり持ち、そして、講師や他の参加者の意見に対しても耳を傾けて理解する、まさに一体感のあるディスカッションとなっていました。

本分科会に参加して 〜イー・ウーマンリーダーズ体験リポート〜

「『韓国人、中国人が外国人であること認識すべき』という言葉が大変印象に残りました。セッションは、現在の日本の、アジア(中国・韓国が主)の国々からの印象、そしてアメリカとの関係、北朝鮮問題、AU(アジア連合)の可能性、そして今後日本が向かう方向とは? という話で進んで行きました。
“日本はアジアのリーダーになりたいと思っているのか?”という大きな問いかけに、とりあえず“リーダーになりたい”という視点を選択して、私はこの分科会に参加しました。
分科会では、そのために解決すべき問題の多さを改めて感じる時間となりました。安全保障の問題もさることながら、中国との政治体制の違い(社会主義国)が日本や韓国とアジアとして共同でなにかをするときに大きな問題になることや、アジアだけでなく全世界の視野からみた日本は、資源なし、軍事なし、少子化という問題すらも重要視されていないことに多少ショックを感じました。そう考えると“リーダーになりたいのか? なる必要があるのか? 望まれているのか? ”等々の疑問はつきないのですが、こういった疑問を今まであまり考えたことがなかったので、その意味で大変有意義な分科会への参加となりました。
私個人としては、アジアに対して、全く自分が興味、情報・知識不足なので、個人レベルではありますが、相手をもっとよく知りオープンな交際ができるように努力したいと思います」(児嶋礼子さん)


「アジアの中での日本、というタイトルどおりに会場からの質問する方もそれぞれ違う国の背景を持った方たちがほとんどで、その質問にたいして「実はそれがこの次のテーマなんですよ」という藤田さんの絶妙な進め方が楽しく、短い時間に現在のアジア各国とアメリカやロシアの力関係、日本の状況や6カ国協議のかけひきなど、濃縮されたレクチャーをぎっしり受けた充実した時間でした。
EUをお手本としたAUは展望できるのか、という話題のときに、辺さんの話のなかで出てきた釜山・福岡間の海底トンネルによるアジア版オリエント急行の構想が一番印象に残っています。もともとは戦前の日本の構想だったものが2000年に韓国からこのトンネルのことを提案されたのに日本が断った、ということですが、この鉄道は100年かかると言われるAUへのヴィジョンとともに子どもたちへ語れる夢であってほしいと思いました。
偉くはなりたくない、というリーダーシップに消極的な今の中高校生でも今後アジアのリーダーシップをとるのは大丈夫でしょうか、との私の質問には高成田さんが、『1人リーダーがいればいい』と答えてくださいましたが、10人、100人になれば夢の実現がそれだけ近くなると思います。今後の日本の教育が内向きではなく、外交的なものになることを願わずにはいられません。(弘津裕子さん)
【関連リンク】
「藤田正美さんとのwin-win対談」
基調講演・特別講演の様子 11の分科会の様子 参加したリーダーズの声

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