■松本侑子 さん
皆さま、こんにちは。小説家と翻訳家をしております松本侑子と申します。イー・ウーマンでは、サーベイキャスターと、かをりちゃんとのWin-Win対談、そして「赤毛のアンの英語セミナー」というイー・ウーマンユニバーシティで、毎年春と秋にセミナーを開いております。来月(2006年3月)は第9回になりますが、これまでに延べ300人の方にご参加いただいております。
その英語セミナーでは、とっても前向きで向学心のあふれる素敵な女性の方々に、いつもお会いしているんですけれども、今日はサーベイの投稿をお書きくださる皆さまのお顔を拝見して、とっても表情が生き生きなさっていて、それで、しっかりとしたご自身の意志とか考え方を感じられる表情をなさっているところが、とても素晴らしいなと思います。
ちょっと、これから先は余談ですけれども、今日、私はジェットコースターのような午前中を過ごしました。朝、起きましたら、とってもいいお天気だったので、「嬉しいわ、今日はかをりちゃんにも会えるし、皆さまにもお会いできるし、さあ、何を着ていこうかしら? そうだ、立春も先日ありましたし、梅の花もほころんできたので、そうだわ、じゃあ、梅の羽織の着物で行こうかしら」と、楽しく着付けをしまして、十分時間の余裕をもって出かけました。
で、車に乗っておりましたら、後ろからパトカーが2台、「ウーウーウー」と、追っかけてきたんですね。「もしかして私の車?」という感じだったんですけど、これが、本当に私の車だったんです(笑)。「おい、その車! 品川ナンバーのなんとかなんとか!」「もうちょっと前方に停まりなさい!」とマイクで言われまして、車を停めましたら、時間規制の通ってはいけない道路を私は通っていたらしく、捕まってしまいました。罰金7,000円です。
で、お説教されましてですね、「こんな着物で、車には乗ってはいけない」だの、なんだの、かんだの……。とっても時間がかかってですね、やっと表参道の近くまで辿り着きましたら、今度は大渋滞、大混雑で。車が動かなくって、結局、余裕を持って出てきたはずが、ちょっと遅刻をしてしまいました。
そんなわけで、大変めげておりましたけれども、今、皆さまのお顔を見て、これでまた気分が前向きになって、元気が湧いたんです。人生いろんなことがありますが、辛いことがあっても、めげるようなことがあっても、「私は今、こういうことをやらなきゃいけない」「こういうことをやりたいんだ」って、気分を切り替えて生きていくことがとても大事じゃないかな、というふうに改めて思いました。皆様のお顔を拝見して、元気になりました。本当にありがとうございます。 |