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win-win対談
今週のテーマ
会議番号:1706
ユニバーサルデザインを知っていますか?
投票結果
80
20
645票
162票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2005年09月12日より
2005年09月16日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
関根 千佳 ユーディット代表取締役社長
関根です。そうですね。なんとなくわかっているけど、正確にはバリアフリーとユニバーサルデザインの違いっ……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
不便な状態になったときに (reikot・大阪・パートナー有・34歳)
正式な名前は忘れましたが、「握力が低くても書けるボールペン」にずいぶんとお世話になっていました。右手の病気が発症して手術に踏み切るまでの1年半のあいだに、「使いにくいところは使いやすく」してきたのが「ユニバーサルデザイン」を知ったきっかけだと思います。握力は改善しましたが今でもマウスが持ちにくいので「トラックボールマウス」は継続して使っています。先日参加したWeb作成のHTML講座にも「ウェブアクセシビリティ・ユーザビリティ」が取り入れらていて、ああ、これも「ユニバーサルデザイン」だなと思いました。チカラがないと扱いにくい「色んなもの」を知った時期は、握力3kgという世界でした。「私に優しいモノは、周囲にも優しい」とつくづく感じるのは今も同様です。
まだまだなのでしょうか? (wakano)
ここ十数年、色分けや分かりやすいマーク、使いやすい道具に変化している事が伺えます。ずっと以前から考えれば大分進歩しているように感じるのですが、まだまだ不十分なのでしょうね?!
マニュアルにも (三和子・埼玉・パートナー有・32歳)
win-win対談でユニバーサルデザインのことを知りました。先日あるシンポジウムで、ハード製品だけでなく、それに添付されるマニュアルのユニバーサルデザイン化を考える、というテーマの講演があり、とても興味を持ちました。いろいろなハンディがある方に一覧性を確保し、しかも誰にでも使いやすいマニュアル、考え始めるととても面白いテーマで、今も思案しています。
どの視点から見ても (StraySheep・茨城・パートナー有・37歳)
かつてはバリアフリーと呼ばれていたように思いますが、実際のところ「誰もが使いやすい」ということがユニバーサルデザインであると思います。そういう観点から言えば、住宅や自動車などでは進んでいる部分も見られますが、都市環境などではまだまだと感じることが多いです。たとえば、歩道と車道の段差、歩道の有無。歩道に立てられた電柱など不十分だと思います。これらは、若者であっても邪魔だなと感じ、危ないなと感じることが多いのではないでしょうか? 私は、歩行者、サイクリスト、ドライバーのすべての立場になることがありますが、どの視点から見ても街中が安全でユニバーサルなデザインになっているとは思えないことが多いです。まずは、どんな人でも安心して歩ける環境整備が必要なのではないでしょうか?
ボランティアについて学んだときに (YOKKO・福岡・パートナー有・28歳)
大学の授業でボランティアについて学んでいたときに、「ユニバーサルデザイン」について知りました。「バリアフリー」から「ユニバーサルデザイン」に変わって、初めて平等な世の中と言えると思います。
どれがユニバーサルデザイン? (ポーチカジュニア・愛知・パートナー有・36歳)
win-win対談を読んでいたので、ユニバーサルデザインの言葉の意味は知っていましたが、公共の場や家の中で、どこがバリアフリーかはわかりますが、ユニバーサルデザインになっているかという判断が私にはできません。これから1週間で勉強していきたいと思います。万博にベビーカーで何度も出かけました。新設の駅ではエレベータがそれは便利に整備されており、ベビーカーを持ち上げることなく移動ができ、とても楽でした。自宅から最寄り駅へのバスは従来の型のバスで乗り降りが大変でした。
2日目の円卓会議の議論は...
さまざまなニーズのある人が参加して考えていく
関根です。そうですね。なんとなくわかっているけど、正確にはバリアフリーとユニバーサルデザインの違いって、よくわからないなあと漠然と思っている方の方が、日本には多いのではないかと思います。
デザイナーの側の区分としては、健康な成人男子を中心に作られたまちやものが、内包しているバリア、すなわち子どもや女性、高齢者や障害者には使いにくい部分を、はずしていくアプローチがバリアフリーです。で、最初からそのようなバリアを作らないように、できるだけ多様な人のことを考えてデザインするのが、ユニバーサルデザインなのです。
でも、なんだか、それって、結果としてはあんまり変わらないような気もしませんか? 結果はみんな使えるようになるんだったら、それほど大きく違わないじゃないの? そう思われた方も、ある意味では正しいのです。これまで使いにくかった駅に、エレベーターやエスカレーターがついて、みんなに使いやすくなったら、これはバリアフリーかもしれません。新しくできた駅に、最初からエレベーターやエスカレータがついていて、みんなに使いやすかったら、これはユニバーサルデザインでしょう。でも、見た目はほとんど一緒かもしれません!
違うのは、作るときの過程に、さまざまなニーズのある人が参加してみんなに使いやすいとはどういうことなのかを、考えていくプロセスを一緒に過ごしたかどうかということなのです。そして、最初から多様なユーザーのことを考えて作ったものは、コストもさほどかからず、出来上がりもとってつけたような違和感もなくて美しいことも多いのです。
エレベーターでは結果にあまり差は出ないかもしれません。でもこれが、駅などでよく見る、車椅子専用の昇降機だったら、もっと差がはっきりわかると思います。これは、ベビーカーや外国からの旅行者は、決して乗ることはできないのです。たとえ、同じようなニーズがあっても、ある人は使え、ある人は使えません。それは、バリアフリーではあってもユニバーサルデザインではないのです。特別な方法を準備すること、家族や友人で一緒に楽しめないこと、職員などの手が必要で却って気を使ってしまうこと、などは、ユニバーサルデザインではありません。
誰もが気軽に使えて、かっこよくて、デザインも素敵であって、プロセスの最初からいろいろな人の意見を聞きながら作っていくこと。それがユニバーサルデザインの目指すことです。
麗々しく、大きな車椅子マークをつけることが、先進国の証ではありません。車椅子専用駐車場を除いては、私は、日本から車椅子マークを撤廃したいくらいです。ホテルも、駅も、家も、文具も、Webサイトも、傍目にはきれいで素敵なごく普通のデザインなのに、多様なユーザーの人が使って見ると、「あ、これ、なんて配慮されているんだろう!」と初めてわかるのが、良いユニバーサルデザインです。むしろ、気づかないくらいスムーズに通り過ぎてくださったら、もっと嬉しいのかもしれません、よくできたユニバーサルデザインは、見えなくなるくらい、目立たないものなのです。
関根 千佳
ユーディット代表取締役社長
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