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今週のテーマ

会議番号:1719

LOHASを意識した生活をしていますか？

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【開催期間】
2005年10月03日より
2005年10月07日まで

円卓会議とは

このテーマの議長

松平悠公子　エコマムプロデューサー

皆さん、LOHASをめぐるたくさんのご意見ありがとうございました。LOHASを意識した生活をしている方は40%と�……

議長コメントを全文読む

4日目までに届いている投稿から...

LOHASの基本 (hinta・奈良・パートナー有・25歳)

最近、雑誌やテレビでLOHASという言葉をよく見るようになりましたが、一時の流行やおしゃれの一部として認識されているように感じます。LOHASという言葉の意味を理解して、自分の生活や考えを振り返ってみるとLOHASに当てはまっていた、ということもたくさんあると思います。自分の体を労わったり、人を思いやったりする優しさがLOHASの基本ですよね。

考え方が変わってきました (のあざみ・東京・パートナー無・35歳)

思考がUターンしてきました。田舎で生まれ育ちおそらくLOHASそのものの生活。それが嫌で大学から都会で一人暮らしをしました。とにかく便利で見た目が良い生活がしたくて、環境なんて興味なし、自然も人間とは敵対するものだと思っていたくらいです。今ようやく、無機質な非人間的な考え方と決別しようとしています。

以前と生活に変化はありません (u-chin・東京・パートナー有・30歳)

LOHASという言葉は半年ほど前に知りました。意識した生活をしているとは思いますが、LOHASという言葉を知る前と今で、生活の変化はほとんどありません。以前から継続可能なレベルでヨガもやっていたし、資源を無駄にしないとか、楽しく食事をするとか心がけもしていました。ただ、LOHASという言葉を知って意識が高くなったような気もします。心と体と環境に優しいことって、みんな共通しているなというのが私のLOHAS論です。

完璧ではなく (amu・長崎・パートナー無・35歳)

学生の頃の生物の先生に教わった添加物、科学物質の悪影響についてが今の生活ににつながっています。それ以来なるべく無添加の化粧品、昔の生活に近いものを意識的に選ぶようになりました。ただ完璧にではなくあくまでもなるべくですが。地方に住んでいると東京にいた頃より自然にやっていることも多い気がします。

言葉に踊らされぬよう (ＡＫ・東京・パートナー有・40歳)

食材のことを知りながら買い物をして、きちんと食事を作って学びながらおいしさを味わうことにより、結果的にバランスの取れた生活となって毎日健やかに暮らせるなあと感じています。また、値段がほかより高くとも、納得できるプロセスを踏んだ結果の製品であれば買う成熟した購買者となりたいと考えています。生活のこと社会のことなどをきちんと考えて納得しながら暮らしていくことが、自分をストレスから最もリリースしてくれるものだなあ、と感じていたときにLOHASの概念を知り、自分自身がその概念とシンクロしているのに驚きました。このことに喜びや自信を感じる一方、ファッション誌などがLOHASをとりあげているのを見ると、流行ものとして消費されてしまわないと良いなと感じます。LOHASという言葉に踊らされないように、これからもしっかりと自分の興味ある分野の理解を深め、責任を果たしつつ、自分や家族、そしてまわりの社会の人が心地よく生活していけるようなことを考えていきたいと思っています。

本当に理解できているのか？ (奥沢すずめ・東京)

科学的な視点で農薬のことを調べると、多くの人が持っている「農薬」に対するイメージが誤解に満ちたものであることがわかります。エコにしても総合的な意味で本当に環境負荷が小さいのか、疑問なものも多くあります。しかし、そういう「事実」を、こうした「ファッショナブルでかっこいい言葉」で括ることによって、隠してしまう危険性があると思っています。たとえば、無農薬野菜は本当に環境負荷が少ないのか。そもそも、無農薬というカテゴリーにするために排除した「農薬」はどういう意味で、環境／身体に悪いのか。農薬といっても、重曹も農薬です。一方、木酢液は、最近でこそその発癌性が有名になりましたが、ずっと安全だと信じていた人は多いのではないでしょうか。これからの時代は、科学的に考えて、総合的な意味で環境や人体への負荷が本当に少ないのか、流行やファッションの流れの中ではなく、きちんと理解していくことが望まれると思います。

5日目の円卓会議の議論は...

大きな命の循環

皆さん、LOHASをめぐるたくさんのご意見ありがとうございました。LOHASを意識した生活をしている方は40%とまだ少数派ながら、ファッションや流行といった表面的な理解をすることなく、自分の生活スタイルに根付いた自然な生き方と一致するものとしてとらえる方も多く、大変心強く思いました。

人間は大自然の中で“生かされている”存在だということに気づくと、いろいろなことへの感謝が生まれます。毎日のぼる太陽、乾いた大地をうるおしてくれる雨、そして旬の恵みを与えてくれる大地。こうした自然に囲まれながら、人間はお互いに支えあって生きている。その大きな命の循環（Circle of Life）に気づくと、心が軽くなります。自分で世界をコントロールしようとするのではなく、より大きなものの中で生かされている自分を大切にいとおしむ。LOHASは実はあらゆる宗教の根底に横たわる奥深い思想なのかもしれません。

松平悠公子
エコマムプロデューサー


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