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今週のテーマ
会議番号:1742
個人情報保護はうまく進んでいると思う?
投票結果
9
91
79票
792票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2005年10月31日より
2005年11月04日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
竹田圭吾 『ニューズウィーク日本版』編集長
最近は昔より少なくなった気がしますが、ひところ多かったのが「再生紙を使用しています」という断り書きを……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
目を向けるようになった (しろくま座・東京・パートナー有・28歳)
少なくとも「個人情報」に対する「意識」というものに社会が目を向け始めたと思います。お店でポイントカードを勧められる際にも必ず、個人情報の文言が記載されるようになりましたし、場合によっては名前と住んでいる市区町村までという店舗もあります。ただ、文章で書いてあってもその後の人的取り扱いが不明瞭な部分もあり、完璧に守られているという感じはありませんが。
過度な保護意識が (IPウーマン・36歳)
個人情報の漏洩問題よりも、過度な個人情報保護意識の方が問題だと思います。先日の国勢調査のときも問題になりましたが、個人情報保護を理由に提出拒否が続出し、いわれのない罵声を浴びせられ続けた国勢調査員の辞退者が続出とのことでした。子どもの通う保育所でも、父母会の名簿が作成できず、親同士の連絡を取ろうにも術がありません。人間、個人情報をまったく隠したまま社会生活を営めるわけではないのですから、過度な保護意識を今後どう修正していくのか、が課題だと思います。保護法のおかげなのか、以前は毎日のように送られてきたダイレクトメールが最近では本当に少なくなりました。
毎日悪戦苦闘しています (みいや・愛媛・パートナー有・42歳)
名簿廃止などでダイレクトメールは少しは減るでしょうが、まったく減るとは考えられません。現在薬局に勤務し、新しい患者さんには生活習慣(酒、タバコ、食事時間など)をいろいろ聞くことによって薬の服用指導をしていますが、このところ個人情報保護法を理由に断る人が増えてきました。連絡先も教えてもらえなければ緊急の連絡もできません。薬服用に必要な情報はなんとか聞き出しますが毎日悪戦苦闘しています。
一人ひとり同意を取らなくてはいけない (北ざくら・北海道・パートナー有・41歳)
学校に勤務していて多くの研究者から調査協力の依頼があります。それは、子どもたちの健康情報であったり、家庭環境情報であったり……。学校はたくさんの情報を容易に入手できる場なので、研究者にとってはこんなおいしい場所はないのかもしれません。しかし、それぞれは、本人や保護者の同意なくして目的外使用するわけにはいきませんので、私の職場ではお断りしています。しかし、文科省からもたくさんの調査がおりてきます。対象者からきちんと同意をとるべきなのに、提出期限から逆算すると非現実的な実態ってどういうことでしょうか。釈然としない現場で日々過ごしています。
大切なつながりが… (泉・大阪・パートナー無・24歳)
私は中学生の家庭教師をしていますが、個人情報保護のために、クラス連絡網も作れないという現状に驚きました。プライバシーの保護も大切だけれど、子どもの集団生活のバックアップとしての親どうしのコンタクトや、学校という1つの生活の場をつなぐ連絡網は、なくすべきではないと思います。確かに情報の漏洩は困りますが、人を信頼することや大切なつながりを忘れてはいけないと思います。
必要な情報も手に入らない (lovesnow・山口)
役所など公共団体の不必要なまでの規制には辟易してしまいます。債権管理上どうしても必要とする個人情報については、特定の資格保持者でないと請求できないだとか、まるで特定の団体と癒着しているのではと思ってしまいます。本来、日本の裁判制度は、欧米と違い代理人(弁護士など等)を立てず本人同士できるようなっているはずなのに……。一体個人がどうやて相手の資料を集めればいいのでしょうか? とても不思議に思います。むしろ、個人情報の規制が必要なのは、バーチャルな世界であるインターネットの世界だと思うのですが……。また、行政の手続き法の整備も合わせて必要なのでは?
違う方向に向かってしまっているのでは (KUDOS)
違う方向に動いていっているような気がします。私はライターをしていますが、絵で表彰された子の作品と氏名を紙面に載せたいと問い合わせたら、主催者に「個人情報ですから」と許可を得るのにとても手間がかかってしまいました。個人情報保護の名を借りて、何もかもを隠してしまおうとしている風潮があります。一方でクレジットカードの番号や暗証番号などが簡単に盗まれてしまう時代。何かおかしいと思いませんか。
3日目の円卓会議の議論は...
管理・使われ方という視点が欠けている
最近は昔より少なくなった気がしますが、ひところ多かったのが「再生紙を使用しています」という断り書きをやたらと強調した名刺。その文句を目にするたびに、僕は漠然とした不安や嫌悪感を覚えました。そんなこといちいち他人に説明する必要がどこにあるのか、という素朴な疑問。「エコ・コンシャスなわが社」を誇らしげに示すことに漂う偽善くささ。でも何にもまして心配になったのは、「再生紙を使用しています」という言葉が免罪符のような役割を果たして、環境のことについてそれ以上考える機会をむしろ失わせてしまうのではないかということです。
個人情報保護についても、同じような不安を感じます。「個人情報保護のためですから…」と言われれば、個人情報の提供を拒んだり、それまで便利だった名簿やリストをある日突然廃止したりすることへの反論が許されない空気。そこにあるのは「個人情報はできるだけクローズにしておくべきだ」という視点だけで、そもそも個人情報はどのように管理されどのように使われるべきなのか、という視点が欠け落ちています。こういう、世の中全体をある種の思考停止状態に陥らせてしまう言葉や概念を僕はひそかに「再生紙効果」と呼んでいますが、皆さんの投稿を読んで、僕と同じように「これは何かが変だ」と感じている人がたくさんいると知って安心しました。
個人情報が、ダイレクトメールやカード詐欺のように情報の所有者にとって不利益な形で利用されることは何としても防がなければなりません。そのためのルールや不正使用を追及するシステムは必要です。しかし情報の所有者である私たち一人ひとりがよりよい生活を送っていくためには、特定の人々の間で情報を共有し、一人ひとりが一定限度まで互いに情報を提供することも欠かせません。では、個人情報「保護」と個人情報「共有」の線引きはどこでなされるべきでしょうか。どのような情報開示の仕方やどんな種類の名簿ならオーケーで、どんなケースはまずいのでしょうか。ご意見をお聞かせください。
竹田圭吾
『ニューズウィーク日本版』編集長
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