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今週のテーマ
会議番号:1748
学校経営の民間開放で学校教育は変わる?
投票結果
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103票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2005年11月07日より
2005年11月11日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
一色真司 代々木高校 校長
皆さん、たくさんの投稿ありがとうございます。現在私自身「学校設置会社による学校」を運営していますが、……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
いかに良質の教育を提供できるか (ちみ・三重・パートナー有・32歳)
私立高校に勤めています。閉塞感は周知の通りです。営利に走る危険性があるから…というのはうなずけません。そのような学校を選ぶ生徒・保護者が多いとは思えないからです。いかに良質の教育を提供できるか、授業料に見合ったことができるか…というところが学校選択の基準ですから。
特化した学校が求められる (sugichan・新潟・パートナー有・46歳)
確実に変わると思います。特に何かに特化した学校が求められ、また、そのような学校が民間からできるのでなはないかと期待しています。私は、現在養護学校に勤める教師です。ですから、障害を持つ子どもたちのための学校(たとえば、今まで学校でうまくいかなかった軽度発達障害の子どもたちを集めた学校、不登校やいじめにあって学校にいけなかった子どもたちのための学校など)ができるといいと考えています。その他には、1歳前後から英才教育を行い、幼稚園、小学校と続け、優秀な人材を育てる学校もできるのではないかと思います。
特色のある学校が増えるのでは (有呼・高知・パートナー有・26歳)
私は「変わる」と考えます。理由は株式会社という形態をとることで、より「特色ある学校」が増えるのではないか? ということ。現在ある株式会社立学校のなかにも、代々木高校のような通信制高校もあれば、岡山・朝日学園のような「ゆとり路線」と正反対の道をすすむ学校もあり……そのスタイル、形態はさまざまです。公教育、あるいは学校法人という形態では「学習指導要領」にとらわれて、できなかったことを、より自由な形で子どもたちに提供することは、これまでの教育を変える1つのきっかけとなるかもしれません。子どもたちの選択肢も、受け皿も結果的に増えることになるでしょう。一方で、株式会社になれば、「営利に走り、教育の中立性が損なわれる危険性もある」との指摘は、当たっている面もあります。今後は、その中立性を守るチェック機能を、その学校自身に持たせるのか? あるいは外部にチェック機能を作るのか? といった問題も出てくるのではないかと思います。
子どものためを考えているのか? (wakano)
大きく変わるかどうかは別としても多少なりとも変わる部分はあるのが当然のような気がします。私立は人を集めるためにさまざまな目新しい方針を打ち立て、子どもが悲鳴をあげている様を見掛ける事があります。株式会社ともなればさらに、そういう事に拍車が掛かるのではないかと心配です。子どもにとって本当に良い教育を心掛けて頂きたいものです。
ビジネス視点だけにならないように (micke・埼玉・パートナー無・33歳)
変わると思います。教育がビジネス視点でのみ語られることにならないように注意が必要だと思います。ユーザニーズに迎合することがユーザの利益になるとは限らないことを忘れるべきではないと思います。
利益追求型になってしまうのでは (しゅー・東京・パートナー無・31歳)
変わる面も大いにあると思いますが、雑多な解放により、利潤追求型の学校も増える気がしてなりません。また、教師の質の問題も増えるのではないでしょうか。私は私立の進学校に通いましたが、クラスの生徒の成績が悪いと、左遷されるというのを目の当たりにしました。そういう悪さもあるし、ただ教えればいいやという教育熱心さにたけていない教員も多くなると思います。
2日目の円卓会議の議論は...
学校の制度自体を根本から見直すとき
皆さん、たくさんの投稿ありがとうございます。現在私自身「学校設置会社による学校」を運営していますが、学校として不変でなければならない部分と社会的背景により変えていかなければならない部分を分けて考えなければならないと考えています。
人間としての道徳観はまさに不変でなければならない部分だと思います。しかし、時代背景の変化とともに多様化が進んでいます。高度成長期国民の9割が中流意識を持っていた時代に感じていた平均的な価値観は、その当時では大多数を占めたかもしれませんが、現在は平均的価値観すら解らなくなるくらい多様になってきている時代ではないでしょうか。
平均的価値観が大多数を占めた時代の学校には納まったものが、多様な価値観が拡がるにつれ学校という枠組みに収まりきらない生徒が今は溢れています。「不登校」という現象面で表現していますが、実際その中身は「行きたくていけない子」も「馬鹿らしくて行かない子」もいます。これらニーズに対応できる受け皿を作るためには現在の「学校教育法」の枠の中だけでは難しくなっているのも事実です。
現に、現在不登校生が通うために公立学校に設置されている「適応指導学級」などと呼ばれる教室が各自治体ごとに存在しますが、これらは不登校生のための緊急避難措置として存在しており、この教室そのものは「学校」ではないのです。しかし、この教室で元気になる子どもも、ここを卒業していく子ども達もたくさんいます。でも、ここは「学校」でないのです。かなり矛盾していると思いませんか? それは、ここを「学校」と認めたとたんすべての無認可教育機関も認めなくてはならないくらい自由な事を行っているからです。
前置きがかなり長くなってしまいましたが、学校の制度自体を根本から見直さなければならない時期に来ているのは事実です。しかし、バージョンアップを繰り返すには限界が来ておりシリーズの見直しが必要になっているわけです。シリーズの見直しには必ず新しい血が必要です。それがNPO法人であり株式会社であるのではないでしょうか。
フリースクールを中心とするNPOも教室を中心とする株式会社も近年、子どものニーズに求められスタートしている点を考えると旧来の認可基準からできた「学校」(平均的価値観)に比べ、かなり個性的な価値観と言ってもいいのかもしれません。制度矛盾からの改革を進めるより新しいコンセプトから作り直すためにできた制度、それが「学校設置会社による学校」なのではないでしょうか。この産み落とされた制度をどう運用していくか、それが今試されようとしています。さらなる議論をお願いします。
一色真司
代々木高校 校長
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