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今週のテーマ会議番号:1763
少年犯罪はこれから増加していくと思う?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
3位
【開催期間】
2005年11月21日より
2005年11月25日まで
円卓会議とは

弘中百合子
プロフィール
このテーマの議長
弘中百合子 『ロゼッタストーン』編集長
円卓会議議長一覧
「少年犯罪がこれから増加していくと思う」と感じる人が9割を超えるいまの日本は、やはり、どこかにゆがみ�……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 忙しすぎる社会が“無関心”生む (puririn・神奈川・パートナー有・33歳)
今の大人は自分のことだけに関心が集中してしまっている、というよりも殺伐と追い立てられて働く日々に疲労してしまっていて、とてもじゃないけど、他人に関心を向けられない、そんな世の中な気がします。だから、大人が自分で手いっぱいなので、自分の子どもでなくても、近所の子ども、生活の場面で出会う子どもにまで関心を向けていないと思うのです。“無関心”それが一番犯罪を引き起こす原因と社会心理学で学びました。だれだって、一人ぼっちはいやですよね。子どもも両親じゃなくても気にかけてくれる大人が一人でも周りにいたら、ココロを開ける人が周りにいたら、犯罪にいきなり走るということは減っていくのかな、と考えました。

yes 大人の心にゆとりがないのでは (wakano)
子どもの意見を聞いたり受け止めたりするには、大人の心のゆとりが必要になると思います。現代は子どもを育てる、見守ろうとする事以外に夢中になっている親、大人が多いのではないでしょうか。子どもにとっては淋しい状況だと思います。

yes 子どもの本音を受け止めることの難しさ (ぴあのカフェ)
わが家には8歳の子がいますが、子どもの本音を受け止めることの難しさを痛感しています。まだ幼児のうちは何とかなっていたように思いますが、8歳ともなると、行動半径や友人の幅が広がって複雑にもなり、その一方で子の説明が舌足らずでわかりづらく、話を聞くにも時間がかかる。心配や苛立ちが先に立ち、ついこちらの価値観を押し付けたくなります。本音では、自身こそ自分の気持ちを誰かに受け止めて欲しいということもあります。さし当たっては「言うことの半分でも受け止める努力をする」しかないのかなと思います。そして必ず、ママの本音も伝えること、それをしないとこちらもストレスで倒れそうになるので…。けっこう時間のとられることですが、このサーベイを読んでいて、勉強より大切なことなのかもしれない、という気がしてきました。

yes 親子の時間を十分取れるように (Tapchip・東京・パートナー有・39歳)
今年小学校に上がった娘がいますが娘の周りを見ていても、既に気になる行動や言動をする子どもが残念ながらいます。ただそれ以上に気になるのは、親の態度です。知人のカウンセラーさんやセラピストさんに話しを聞くと、子ども以上にその親の心の治療が必要であるケースが多いそうです。(それを突き詰めると親の親との関係にさかのぼったりもするのですが・・)親として、子どもにできることの一番大切なことは、「まず無条件に受け入れることだ」と、セラピストさんに教わりました。無条件に自分の存在が認められて、愛されてこそ、社会のルールを学ぶ基礎ができるのだそうです。それには時間がかかります。共働きも増えていますが(うちもそうです)子どもが親と過ごす時間を十分取れるように、社会全体で考えていく必要があると思います。

yes 「自分で考え、決断、実行」を見守る (yakuya・福岡・パートナー有・31歳)
子どもの環境について思うことは、子どもが自分自身で何か考えたり、決断したり、行動したりする事が少ないのではないでしょうか。子どもが何かを考える前に大人や社会が先回りしてしまう。彼らにすれば、自分がどうにかしなくても、どうにかなる。そんな環境が増えているのではないでしょうか。自分の現状の悪さを周囲の環境の悪さのせいにしてしまう。自分の決断に際しても「私にどうしろっていうの?」という話をよく聞きます。大人がどうにかしてあげようとする事は大事。でも、その”どうにか”の内容が一番慎重にならなければならない所ではないでしょうか。大人はそれを見極めるためにも、常に子どもと向き合い、見守っていかなければならないと思います。

yes 人間として何が大切か (トランス・パーソナル・熊本・パートナー無・35歳)
この頃、教育について、特に「人間として何が大切か」という部分ではなく「いかに知識を詰め込むか」ということを教えるのが、学校という気がしてます。家庭もしかりで、この問題には、果てしなく時間がかかる気がします。また、精神作用にかかわる“食”についても真剣に取り組む必要があると感じています。自分では、少しでも変えていくことを実践しています。

yes 想像力をつけさせるために (たつぼう・東京パートナー有・)
小さな息子が2人おります。私が意識してしていることで、少しばかり役に立ちそうだな、と思えるのは、先回りして物事を言わない、ということでしょうか。特に2歳半ばくらいから顕著ですが、トライアンドエラーを繰り返すことで、子どもは体験的にいろいろなことをわかっていく感じがします。そして、その繰り返しの中で、「こうやったらこうなっちゃうかも」という想像力も、少しづつ身についていくのではないでしょうか。どろまりさんのおっしゃっているとおり、子どもに体当たりでぶつかり、親が常に迷ったり考えたりしている姿を見せることも、考えたり想像力を働かせたりするきっかけになるのではないでしょうか。最近、子どもってすごいなあと思うことが多いので、もっと子どもを信頼してみると、案外と子どもの方が自主的に考えるようになるのでは、というような気がします。

no 自分の理想像にとらわれずに (まみまみこ・埼玉・パートナー無・25歳)
希望も込めてNOとしました。大人が子どもに接するとき、子どもはこうあるべきだとか、こう育てなくてはいけないという事にとらわれすぎている気がします。母は、尊敬する先生から、「何でもそうだけど、育児だって本の通りにはいかないでしょう。それでいいのよ」と明るくおおらかに言われ、気持ちが楽になったと言っていました。正しい生き方はこれ、と決めつけないで、いろいろな生き方があると思えば、子どもの気持ちも受け止められるのではないでしょうか。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
まず、大人が夢を持てる社会から
「少年犯罪がこれから増加していくと思う」と感じる人が9割を超えるいまの日本は、やはり、どこかにゆがみがあるのでしょう。少年犯罪ではないでしょうが、今週も小学1年生の女の子が、学校帰りに殺される事件が発生しました。理不尽に命を奪われる事件を目にするたびに、強い憤りを覚えます。
大人が忙しすぎて子どもに無関心になってしまうというpuririnさんのご意見、大人の心のゆとりが必要というwakanoさんのご意見、本当にそうですね。子どもの犯罪について考える前に、自分自身が幸せな生活を送っているかどうか、振り返る必要がありそうです。
ぴあのカフェさんは、親子が本音を伝え合うことの難しさを実感していらっしゃるようです。親子とはいえ、別人格なのですから、100%お互いをわかりあうことは不可能です。本音を受け止めよう、本音を伝えようと努力することこそが、大事なのかもしれませんね。
Tapchipさんがおっしゃるように、まずは無条件に子どもを受け入れることも大切です。そのうえで、過保護になりすぎないように、いけないことはいけないときっちり教える。そんな姿勢が望ましいですね。人間は誰かにしっかり愛されることで、他人を信じることができるようになるのだと思います。
yakuyaさんやたつぼうさんがご指摘のように、子どもの数が少なくなった分、親がつい先回りして答えを出してしまう傾向も問題です。子どもが考えようとする機会を大人が奪わないように気をつけたいですね。まみまみこさんがおっしゃるように、子育ての正解は1つではありません。先入観で子どもを判断しないように心がけたいものです。
トランス・パーソナルさんがおっしゃるように、「人間として何が大切か」ということを子どもたちに教えていくのは、難しいけれど本当に必要なことですね。命の大切さ、相手を思いやる気持ちなどは、何をさておいても伝えなければなりません。
犯罪を起こしてしまう子は、狭いゆがんだ価値観のなかで生きているような気がします。多くの人とふれあい、いろんな生き方を見ることで、世界は広がっていきます。世の中は広いんだよ、いろんな生き方があるんだよ、あなたには無限の可能性があるんだよ…ということを子どもたちに伝えるのも、大人の大切な役割だと思います。
もっとも、私たち大人が世の中に失望したり、将来を諦めたりしてしまうと、子どもは敏感にそれを感じ取るでしょう。みんなで、大人が夢を持てる社会をつくっていきたいですね。1週間、いろんなご意見をありがとうございました。

弘中百合子
『ロゼッタストーン』編集長
弘中百合子


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