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今週のテーマ
会議番号:1846
大手銀行が過去最高の利益。違和感がある?
投票結果
88
12
780票
109票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年03月20日より
2006年03月24日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
田嶋智太郎 経済アナリスト
皆さん、大変参考になるご意見を沢山お寄せくださいまして有難うございます。さすが! イー・ウーマンサー�……
議長コメントを全文読む
1日目までに届いている投稿から...
銀行の今後に期待 (ルビ丸・神奈川・パートナー無・30歳)
違和感はありますが、今回は、銀行側に立って考えてみたいと思います。私の友人は銀行に勤めており、毎日帰りが遅く、残業で大変です。「銀行は午後3時に閉めてから、何やってるの?」と聞けば、投資信託の資金を集めたり、営業の電話などしているそうです。ノルマもあり、女性の給料はそれほどよくないとか。銀行独自の特色を出し、差別化をし、利用者に選ばれるような銀行を目指して欲しいです。
利益はどこへ (イスタンブール・関東・30代)
利益はどこへいくのでしょうか? 税金を投入して銀行を守る前に、もっと銀行の体質を改善し、スリム化すべきではないでしょうか。仕事で出入りしていたときも、昔ながらの非効率的な仕事を大量に続け、必要以上に人員を大量に抱えていることを肌で感じました。よく銀行の方が「民間は〜」と話をしていましたが、「銀行は一般企業ではない特別なのだ」という驕りがまだまだあるのだと思います。
他人のお金で商売している (江田泠・アジア・パートナー無・33歳)
銀行は人のお金で商売しているのですから、大きな顔するのは違うと思います。低金利時代になり、タンス預金を泥棒から守ってもらっているという印象に変わってきていますが、「お客さんの預金で自分達が利益を出しているんだ」という倫理は常に忘れずにいてほしいです。また、利益が上がっているのなら、それを預金者に還元するのは当然だと思います。公的資金をつぎこんでもらったことで、存続しているのですから。
サービス向上の次は金利向上 (stardustパートナー有・)
大量の公的資金を注入したのだから利益を出してもらわなくては困る、という意味でNOに投票しました。銀行に肩を持つわけではありませんが、過去最高をマークしたことは評価すべきではないでしょうか。サービス重視のネット銀行に押され気味で危機感を高めたのか、各大手銀行のサービスも向上していると思います。もう手数料無料は当たり前だし、ネット取引の使い勝手もずいぶん良くなりました。これからは金利上昇に力を入れてもらいましょう!
利率以外の努力に目を向ければ (aibe・大阪・パートナー有・30歳)
投資信託など取り扱い商品が増え、再編が進んで規模が過去とは違いますし、利益更新に違和感は感じません。ICチップや指紋認証などセキュリティも向上してきていますし、銀行同士の相互利用が進んだり、窓口対応の迅速化の努力も見られます。利率だけ見て還元されていない、とは言い切れないのではないでしょうか。私はローンがなく資産は預金以外で運用しているので気楽なのかもしれませんが、銀行に利率を期待する時代ではないのでは?
2日目の円卓会議の議論は...
過去最高利益で一番喜ぶのは株主!?
皆さん、大変参考になるご意見を沢山お寄せくださいまして有難うございます。さすが! イー・ウーマンサーベイですね。客観的で見識あるご意見が多いことに安心します。
一般に銀行の話題を取り上げますと、相変わらず「許せない」「利用者不在も甚だしい」などといった感情的な批判が多いものですが、皆さんのご意見は極めて理性的なものと思われます。
確かに、イスタンブールさんがおっしゃるように「銀行は特別」という驕りに似た感触を得ることはいまだ一部にあります。以前とは随分変わってきてはいるのですが、まだまだ「サービス業」が板についていないといったところでしょうか。
銀行が顧客本位を追求し始めたことは事実ですが、他のサービス業がさらにその先を行っているために、なかなか追いつけていないという印象です。
ただ、ルビ丸さんのコメントの中にあるように、いまや銀行に勤めている方々の給料が極端に高いということはなく、業務そのものがハードであることに加え、新しい知識の習得や情報の収集に大変な時間と労力を割いていることも事実です。こうした努力が徐々に実を結び始めていることは認めるべきでしょう。
今回、多くの方に指摘していただいたように、私たちの大事な血税を膨大に投入したのですから、むしろ利益をきっちりと出してもらわなくては困ります。銀行の経営が健全であることは、そこから資金を借り入れる企業にとっても、手持ち資産の管理・運用を委ねる利用者にとっても望むべきことです。
ただ、例えば最大手の今期連結最終利益(当期純利益)が1兆円超となり、事業会社で最高のトヨタ自動車をも抜き去る状況というのはいかがなものでしょう? 最終利益が大きく伸びることは、その企業の株主にとっては何よりの喜びですが、企業(銀行)のステークホールダーは株主だけではありません。他のステークホールダー、つまり従業員や取引先、顧客は本当にそれだけの満足を得ているのでしょうか。
今回の利益の伸びの主な要因は、投信や外貨商品などの販売に伴う手数料収入の増加にあると言われます。その手数料ですが、外貨で言えば「為替手数料」、投信の場合は「販売手数料」や「信託報酬」などですが、よく考えてみると決して安い水準ではないことがわかります。
昨今は、外貨預金にしても、各種の投信にしても、その運用パフォーマンスがヤケに良いので手数料の存在はあまり目立ちません。それは、例えば日経平均株価が過去3年で1万円近くも上昇したのですから当たり前です。
ネット証券やネット銀行に行くと、同じ商品が販売手数料「ゼロ」で取り扱われている事例も少なからずあります。その差は、言ってみれば「説明・提案料」なのですが…果たして、その説明・提案の中身は本当に満足のいくものと言えるでしょうか。
今回は「大手銀行」の過去最高利益に対して「違和感」があるかどうかという問いかけです。いまや、非常に身近なものになったネット銀行やネット証券などとの比較感などからも、より多くのご意見をお寄せいただければ嬉しいです。
田嶋智太郎
経済アナリスト
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