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今週のテーマ
会議番号:1846
大手銀行が過去最高の利益。違和感がある?
投票結果
88
12
977票
131票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2006年03月20日より
2006年03月24日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
田嶋智太郎 経済アナリスト
皆さん、春分の日を挟んで何かと慌しいなか、熱心に参加していただきまして有難うございます。やはり「違和……
議長コメントを全文読む
2日目までに届いている投稿から...
3大メガバンクの合併 (MIEL・東京・パートナー無・32歳)
違和感あります!!東京三菱とUFJが合併しましたが、合併で消費者からみた利点といったら、潰れるリスクが少なくなるぐらいだけかな……。もっと消費者の視点を取り入れてほしい!システムも、HDのシステムをとりいれないのが不思議。私は去年から便利・サービス面で魅力的なネット銀行に一部変更しました。
利益だけ取りざたされていますが (Sae・東京パートナー有・)
銀行が今どのような社会貢献を果たしているのか、判断材料が少ないのでただ利益だけあげたように見えるのが違和感です。仕組み的には利益の数字を上げるのは可能と思いますが、銀行が果たすべき社会的役割が全うされているかどうか、きちんと分析してもらいたいです。
銀行の本来の使命は? (ライラック・北海道・パートナー有・59歳)
銀行は経済の血液を循環させる使命を帯びている。これに誰も異論はないでしょう。しかし、厳密に言うと、お金が経済の血液であって、銀行(経営者も、従業員も含め)ではありません。銀行が合併したり、名前が変わったり、公的資金を投入したりしてなぜ大幅な利益が出るのか?預金者金利ほぼゼロのなか、消費者金融はとてつもなく高利。しかもその資金源は都市銀行なるギガバンク。金融業界は不透明なことだらけと感じます。
誰が利益を受けているのか (ハイ、キョーコ・カナダ・パートナー無・27歳)
私の感じる違和感というのは、報道などによるイメージと内部の人々の声とのギャップによるものです。私には銀行に勤めている同年代の友人がたくさんいます。彼らの話を聞いていると、銀行の内部も、かなりの厳しさの中で動いているのだと思わざるを得ません。もちろん、他の業種でも同じだといわれればそれまでなのですが、私にはどうしても「銀行員が過去最高の利益を享受している」という風にも見えないのです。では、誰が、どのような形で利益を受けているのか、私はその点に関心があります。
手数料収入は暴利なのでは? (ChisatoI・東京・パートナー有・33歳)
預金金利とローン金利のひどいアンバランスはいうまでもなく、手数料の高さも異常だと思います。このご時世、振込・振替手数料なんて、銀行の事務処理手続きを見直せば、もっと安くなるはず。住宅ローンの手続きの時に、びっくりしました。ローンの契約のときも、契約に対しての手数料だけでなく、いろいろな段階で手数料といわれ、次々と一万円札が飛んでいきます。繰上返済や固定金利を設定するにも手数料。いいかげんにしろ!といいたくなります。
企業人感覚と庶民感覚 (Kylin・大阪・パートナー有・46歳)
日頃、銀行を利用していて疑問なのは、同じ銀行同士の振込みで手数料が要ること。例えば、給料を引出すのでさえ手数料を引かれるのに納得がいきません。こういう場合の手数料は、どういう理由なんでしょうか?
これって逆粉飾では? (A6M2・愛知・パートナー有・49歳)
銀行の利益は付加価値向上の結果ではなく、貸倒引当金の戻し入れ益です。要するに景気回復の結果、融資先の業績が回復したので、結果的に過大となった貸倒引当金分だけ利益が膨らんだと言うことです。これはある意味で逆粉飾です。金融庁の責任も大だと思います。作られた金融危機の結果、税金は投入する、預金利率は事実上0。銀行の体質は昔のまま。やはり許せないと思います。
投資などに興味がいき、銀行自体に関心なし (xixiang・北海道・パートナー有・32歳)
私たちにとっては、金利もよくないし、サービス面にも疑問を感じることが多々あるけれど、特に違和感はありません。というか、正直いって今は銀行にお金を預けるより、投資などの方に興味がいき、銀行自体に関心がないといった感があります。
3日目の円卓会議の議論は...
銀行の社会的役割を考える
皆さん、春分の日を挟んで何かと慌しいなか、熱心に参加していただきまして有難うございます。やはり「違和感がある」という方々が多いようですが、ここで少し整理しておきましょう。
過去最高の純利益が上がるということは、それだけ従業員の給料やその他経費が抑えられてきたということでもあり、「銀行員の方を見ると過去最高の利益を上げているように思えない」のは当たり前です。
ハイ、キョーコさんの「誰が、どのような形で利益を受けているのか」という疑問に対する答えは、実はこれから出てきます。いまだ、利益は銀行内部に留保されており、それがどのように配分されるのかを私たちはしっかりと見守って(監視して?)行かねばなりません。より良い形で配分されるように……という意味も含めて、今回、イー・ウーマンサーベイのテーマになったのではないでしょうか。
そもそもイー・ウーマンは、こうしたナマの声を企業に届ける役割をも担っているのですから。その意味でも、より多くのご意見をお寄せいただきたいと思います。
あるべき利益配分の形を考える場合には、やはりSaeさんがおっしゃるとおり「銀行がどのような社会的役割を果たしていくか」という点が土台となります。
求められる役割は、まず何より産業の血流を円滑にすること=より安価なコストでより十分に事業資金融資を行うこと。とくにニッポンが世界に誇る技術力や発想、アイデアが一杯詰まった工業製品を作る製造業などに十分な血流が行き渡るようにしてもらいたいものですが……。
現状、少々違和感のある融資の形が見受けられるようにもなっています。その一つは、ライラックさんが指摘されているように消費者金融向け融資に対する姿勢です。いま、消費者金融に関しては、あらためて「いわゆる貸出金利のグレーゾーン」の問題を取り上げる動きがあったり、あまりに頻繁に目にする消費者金融業者のテレビCMを自粛するよう政府が各方面に求めたりする動きがあります。
そんなご時世にも拘らず……銀行から消費者金融業者に流れる資金は相変わらず膨大です。そもそも消費者金融の利用者が後を断たないのは、銀行のローンが使いにくい、使えないからでしょう。
結果、場合によっては20%台後半という法外な金利の返済負担を背負わされて人生はボロボロに……。そんな被害者を出さないために、いま「銀行は何を為すべきなのか」といったようなことも考えて欲しいですね。最近は、銀行系消費者金融などというカテゴリーもありますが、そこに利用者本位は感じられません。
それから、ここのところ盛んに実行されている不動産ファンド向けの融資。これも少なからぬ問題を抱えています。詳しくは、また明日のコラムで述べることにしましょう。
皆さんの声は、きっと銀行に届くはずです。日頃から感じている違和感、業界に対する要望など、どしどしお寄せください。
田嶋智太郎
経済アナリスト
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