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今週のテーマ会議番号:1896
あなたは祖国を愛していますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
2位
【開催期間】
2006年05月22日より
2006年05月26日まで
円卓会議とは

藤田正美
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
藤田正美 『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
円卓会議議長一覧
「祖国を愛しているか」という問いかけに対して90%の方がイエスと答えたことが、やや意外でした。同時に、……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 愛着心 (saecho・神奈川・パートナー無・28歳)
人生の大半を日本で成長しているので、もちろん日本に対する愛着はあります。ただ、あまりにも強い思い入れは国にしても宗教にしても、バランスが悪く、戦争や論争につながりやすいものだということも、海外にいて実感しました。盲目的に愛国心を持つのではなく、他国と比較して長短所を見極めるのも、日本国民としての義務だと思っています。

yes 祖国? (maria・兵庫・パートナー有・41歳)
「祖国」と言われると、うーん、と悩んでしまいます。自分が愛しているのは、日本という「国体」ではなくて、「郷土」のような気がするからです。今、政治家が市民に押し付けようとしているのは「日本という国体を愛せよ」ということではないでしょうか。これには非常な違和感があります。

yes 両親=国 (Pururu・東京パートナー有・)
私は日本人、パートナーは外国人、子どもは7歳で日本で生まれ育ち、今公立の学校へ通っています。ある日、サッカーの試合でパートナーの国が勝ったとき、「やったー!」と雄たけびを上げているのをみて、不思議に思いました。両親ともサッカーに興味がなく、自分の国を応援したこともなかったし、なによりも彼の国籍について話したことがなかったからです。子どもは教えなくてもすでに自分の“国”の意識をどこかで持っているようです。それは一番身近な親の存在からくるのかなと思います。

yes 遠距離から祖国を見つめて (マグノリア・アメリカ・パートナー無・44歳)
このサーベイを読んでいる海外在住の方は、みんな日本のよさを外から味わってると思います。反面、政治のあり方、教育のあり方などに疑問を持つ点もあることかと思います。人種の坩堝のアメリカでは、自国旗を車に貼ってる人も多いですし、アメリカ国旗はあちらこちらで見かけますが、日本で国旗を掲げると、どうも右翼のように見えてしまうのはなぜなんでしょう。

yes 方向性のある「愛国心」教育を (amico・東京・パートナー有・37歳)
国歌、国旗は国のシンボル、それを認識することが右傾化とは思いません。自分の国に誇りをもてない、愛せない人がいますが、教育にその一因があると思います。「愛国心」といえば軍国主義を連想させますが、方向性を定めて素晴しさも過去の過ちも教えたうえで、「愛国心」を養ってほしいです。国際社会でさまざまな人と一個人として渡り合うには、自己の確立が重要です。国を誇りに思い、愛する気持ちがその一助になるのではないでしょうか。

no 「国」という単位ではなく (summerfield)
「祖国」という言葉より、自然、文化、食習慣などを大切にしていきたいと思います。そこに「祖国」という言葉をもってくると、キナ臭い時代を感じます。「国を愛する」ということを、誰かから「教育」されるというのは、戦前の教育につながっているし、個から発する自然な気持ちとは違う行き先に向かうはずです。だからこそ今、法律を変えたがっている人がいるのでは。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
戦争の記憶と愛国心
「祖国を愛しているか」という問いかけに対して90%の方がイエスと答えたことが、やや意外でした。同時に、祖国という言葉に違和感を感じたり、国はシステムであるという指摘があったりと、愛国心という言葉に含まれる「国」とはいったい何なのかということをそれぞれ考えておられることもよくわかりました。

国とは生まれ育った故郷であり、歴史であり、文化であり、伝統だと考える人が多かったような感じがします。そして海外で暮らしておられる方が、外から冷静に祖国を見ると同時に祖国を愛するという気持ちを素直にもたれているような気もします。

私たちは、あの戦争という記憶があるために、愛国心についてややもすると懐疑的になりがちだということがあります。しかし愛国心という言葉で戦前の過ちを覆い隠すような考え方があることも確かです。私たちが国を愛したからといって、それがすぐに戦争につながると考えるのも、国民1人1人がもっている冷静さを過小評価するものだと思いますが、一方で、あまりにも祖国について語ってこなかったために、愛国心に対する免疫がないことも事実ではないでしょうか。

愛国心という話は、ややもすると感情的な議論になりがちですが、今回はとても冷静で知的な議論ができたと思います。この1週間、ありがとうございました。教育基本法の行方を見守っていきましょう。

藤田正美
『ニューズウィーク日本版』元編集主幹
藤田正美


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