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今週のテーマ
会議番号:1931
あなたはこの夏、株を買いますか?
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【開催期間】
2006年07月03日より
2006年07月07日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
田嶋智太郎 経済アナリスト
今日は、まず「ハルミン」さんのご質問にお答えするところから始めましょう ── ご友人の言う「100万円�……
議長コメントを全文読む
3日目までに届いている投稿から...
楽しみのために (パフィンドーナッツ・埼玉・パートナー無・37歳)
先週のサーベイ
では消極的な私でしたが、皆様の意見などを参考にして、少し考えが変化しました。投機的はなく、生活に身近なものから銘柄を選択し、株主優待が充実・楽しみなものに狙いを定めようと思います。株価上昇・配当だけではないプラスアルファの部分重視です。飲食関係・食品・日用品など考えています。
スタートの目安の金額は (ハルミン・東京・30歳)
このサーベイを呼んで、Yesになりました。今年こそ始めたい、と思い、ネット証券のサービスなど検討していたのですが、週刊誌の中吊りやネットの記事を調べるうちに「今年後半はもっと株安になるの?」と尻込みしていたところです。ただ、すでに始めた友人などに聞くと「10万くらいで始めても意味ないよ、100万貯めなさい」と言われました。みなさん、スタートの金額はいくらくらいで、そのご感想はどうなのでしょうか?
株式投資しています (明美・大分・パートナー無・35歳)
企業業績が上回り、日経平均が昨年度に比べ落ち込んだものの、再度上昇トレンドへ向かっていると思います。チャート分析していきながら東証の低位銘柄を中心に、確実に増やしていきます。株を始めたことで、利益を得ただけでなく、経済や政治のニュースへ興味がわき、一石二鳥です。
本業の合間でできる時期は過ぎた (nikku・千葉・パートナー無・23歳)
株価上昇の株ブームの先駆けとなったIT株……この関連の株だけ見ていれば良かった時代から長い時間が過ぎている今は、多面的な情勢を整理して株価を判断できない素人が参加できる時期ではないと思います。今度、株を買うとしたら、明確な技術革新が起こったときだと思います。
買いたい銘柄もあるのですが (らむ07211025・兵庫・パートナー有・37歳)
今、マンション購入を考えているため、新規投資は見合わせねば、ということです。その資金以外で言えば、既にそれなりの比率で日本企業の株や、日本・海外の投資信託を保有しているということもあり、少し配分を見直すべきか、とも考えています。ある程度の利益が出ている分は再配分していきたいと思います。
4日目の円卓会議の議論は...
「小額からでも挑戦してみる価値はあるでしょう」
今日は、まず「ハルミン」さんのご質問にお答えするところから始めましょう ── ご友人の言う「100万円程度をタネ銭にすべき」との考え方は、ある意味で正論かもしれません。でも、手持ち資金が100万円になるまで何もしない=ひたすら預貯金に精を出すのと、たとえ小額でも投資を経験してみるのとでは、やはり大分違うと思います。
一般的に、小額で投資するほど手数料率が割高になってしまうという側面はあります。ただ、最近は一定の取引金額の範囲内であれば手数料が無料という証券会社もありますし、仮に(元手が小額であるがゆえに)数千円の利益にしかならなくても、そこから得られる感動あるいは反省、次につながる方法論的なものは、必ずや将来、もっとまとまったお金を投資する際にも活かされることとなるでしょう。
そうでなくとも、最近は株式分割や投資単位の引き下げなどを積極的に実施する企業が増えています。20万円もあれば挑戦できる銘柄は数あります。たとえ最低単位しか保有していなくても、ちゃんと株主配当は受け取れますし、銘柄によっては株主優待のサービスを受けることもできます。また 「明美」さんがおっしゃる「経済や政治に興味がわき、一石二鳥」という一つの投資成果を手に入れるために、投資金額の多寡は問われません。
もちろん、「nikku」さんも指摘されているように、今後は過去2〜3年に見られたような相場展開=よほど内容の悪い銘柄でなければ、それほど厳選しなくても株価は上がるという状況ではないのかもしれません。ある程度見る目を磨き、より有望な銘柄をしっかり選んで投資しないと少々痛い目に遭う可能性もあります。
もし「関連の情報を丹念に収集したり、じっくりと投資のタイミングを図ったりすることに時間や労力を費やす余裕がない」という方は、株式投資信託を活用するというのも一法でしょう。何より、投信は1万円程度の小額から挑戦することができます。「単に、平均株価や東証株価指数(TOPIX)に基準価額が連動するように運用されるインデックスタイプの投信ではつまらない」という方は、業種別ファンドや成長株ファンド、中小型株ファンドなどのように、ある程度、投資対象となるセクターや銘柄群を絞り込んだタイプの投信を選ぶというのも手です。
皆さんの中で
「いま、注目するならこんな投信」
というご提案、ご意見があれば是非ともお寄せください。
なお、
個別銘柄への投資でも株式投資信託への投資でも、それぞれを通じて広い意味で「産業資本の担い手になる」
という事実に変わりはありません。7月4日の日本経済新聞夕刊「十字路」というコラムに、とても素晴らしいくだりがありましたので、ここに一部抜粋しておきます ── 「人類が生み出した『経済をシェアする道具』が株式であり、英語でまさにシェアという。株式投資は経済社会をシェアして担うことだ」。
(少々広い視野から言えば)株式投資を実践する個人や法人が減ると、産業界に十分な資本が回らなくなるうえ、株価下落によって消費マインドも低下することから景気は減速傾向を強めてしまいます。結果的に、皆さんの勤め先の業績が落ち込んで、ボーナスもダウンしてしまう可能性があります。つまり、
自らの豊かさを維持するためには、自らが投資を通じて産業界を側面支援するというのも一考ではないかと思うのです
。いかがでしょうか……。
田嶋智太郎
経済アナリスト
「あなたの貯蓄、株や債券の割合が増えていますか?」
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