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今週のテーマ会議番号:2050
防衛庁の省昇格に反対?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
5位
【開催期間】
2006年12月04日より
2006年12月08日まで
円卓会議とは

竹田圭吾
プロフィール
このテーマの議長
竹田圭吾 『ニューズウィーク日本版』編集長
円卓会議議長一覧
防衛庁のホームページには、なぜ省に昇格すべきなのかを説明したコーナーがあります。目的、理由、軍事大国……
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4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 撤退条件と非武装 (ショーン・東京)
米軍がイラクからの撤退を決めましたが、日本は輸送支援活動の延長を決めようとしているところですね。政府としては米軍撤退は「聞いてないよ」状態なのでしょう。昇格後のルールですが、派兵や派遣を開始する前に、「どういう条件になったら撤退するのか」具体的で計測可能な目的を決めてほしいです。加えて、自衛隊には非武装で行くというルールに私はしてほしいです。自衛隊は「軍」ではないと言うのであれば。憲法9条を骨抜きにはしたくないからです。

yes 大臣により変わってくるのでは (kimirie・兵庫・パートナー無・36歳)
昇格することにより、一段と純粋な平和への活動が強まるのならいいと思いますが、イラクへの派遣のように、簡単に家族まで犠牲にしてしまうような活動が、どんどん通るようになっては困ると思います。他の省庁も同じだと思いますが、閣僚と現場では、考え方も実情も全然違うことが多いことに目を向け、現場の声を大事にしてくれれば、どちらでもそう問題はないように思います。

no アメリカにいかに操られないか (Chocola・埼玉・パートナー有・31歳)
がポイントだと思います。諸外国では「self defense force = military」と解釈されています。が、現状“自衛隊”ということで、アメリカが起こす戦争の戦線に兵隊を送らずに済んでいます。国防のために省昇格は必至だと思います。ただその先にきちんとした戦略を立てないと、アメリカの都合のいいように使われる可能性を懸念します。

no 世界史履修漏れと同じ (hidehide・愛知・パートナー有・33歳)
みなさんに質問です。原爆を日本に落とした国を“今は”盟主国としてますが、今後、状況が変わったらどうするのでしょうか。明日から中国になってしまったら? 反対、と言っている方は“もしも”を考えたくないからなのでしょうか。いろいろな問題をはらんでいますが、防衛省のルールとしては、守りを鉄壁にすることを第一義に取り組んでいただきたいと思います。攻める能力より守る能力を高めて欲しいです。拉致が横行した日本海側の防衛や原発の制空など、課題は山積みだと考えます。
5日目の円卓会議の議論は...
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「日本版NSCとの関係」
防衛庁のホームページには、なぜ省に昇格すべきなのかを説明したコーナーがあります。目的、理由、軍事大国化につながらないか、諸外国の理解を得られるかといった素朴な疑問にQ&A形式で答えてくれているのですが、要領を得ないというか、論理的整合性を欠いているというか、読んでもよくわかりません。本当の意図を隠そうとしているのではないかと、勘ぐりたくなるような代物です。

防衛庁・自衛隊関係者の意図はともかく、政府が省昇格に意気込む真のねらいは、国家安全保障会議(いわゆる日本版NSC)にあるのかもしれません。小池百合子首相補佐官を中心に、創設の準備が進められている新しい組織です。内閣には今も「安全保障会議」という機関がありますが、これは緊急事態が起きたときに大臣が集まって対応を相談するといった程度のもの。これに対して日本版NSCは、アメリカのNSCのカウンター組織として、安全保障政策全般について日常的に協議や調査、分析を行い、必要に応じて立法措置などを検討するよう機能強化される見込みです。

防衛庁(自衛隊)という組織の長にすぎない防衛庁長官と、防衛政策について閣議を求めることもできる防衛大臣とでは、日本版NSCに出てきたときの重みや発言力が違うでしょう。近海に中国の潜水艦が現れたとか、すばやい意思決定が求められる状況では、防衛「庁」だった時代より効果的に日本の防衛力が活用されるかもしれません。その反面、新生NSCで集団的自衛権の行使があっさり認められたりすると、状況によっては文民統制が揺らぐのではないか、という懸念も生まれます。

周辺海域の不審船事件やPKO活動を中心に、自衛隊に求められる役割が増していることを考えれば、国の防衛と、治安維持活動を通じた国際貢献を預かる行政組織の長を「大臣」にするのは、別におかしなことではないと思います。ただし、政府の中に、外交・国防政策についてより強い意思決定権限をもつ機関が生まれるのであれば、国会の安全保障委員会の機能・権限を今より強化するなど、自衛隊の文民統制をしっかりと保証するような措置も必要でしょう。いずれにしても、日本版NSC創設の動きを注視することが大切ではないかと思います。

1週間、お付き合いくださいまして、ありがとうございました。

竹田圭吾
『ニューズウィーク日本版』編集長
竹田圭吾


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