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今週のテーマ
会議番号:2281
モンスターペアレント、周囲にもいますか?
投票結果
46
54
387票
448票
この会議への投票・投稿は
募集を締め切りました。
【開催期間】
2007年10月08日より
2007年10月12日まで
円卓会議とは
このテーマの議長
古荘純一 青山学院大学教授、小児精神科医
皆さんの投稿を拝見すると、「モンスターペアレント」という言葉に多少なりとも違和感を持つ方が多いように……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
受け流す (ナカサワ)
周囲のモンスターペアレントへの対応は「受け流す」です。保育園や小児科医の不満を述べ、「あなたもそうでしょ!?」と自分の味方を増やそうと同意を求めてきますが、「そうねー」「私はそんなに気にならないけど」と受け流すことにしています。自分がモンスターにならない為には、まずいったん「世の中にはいろんなタイプの人がいる、自分の意見と合わない人もいて当然」と思ってみることでしょうか。
師は敬うもの (たまちーママ・東京・パートナー有・40歳)
正直言って先生の当たり外れはあります。モンスターペアレントを気にし過ぎて、親に対するメッセージを発信できない担任に「先生なんだから、はっきりものを言ってください」とはっぱを掛けたこともあります。でも、絶対に子どもの前で先生を批判したり、悪口を言ったりしないように肝に銘じています。モンスターペアレントの言動がモンスターを生み出すのだと思います。
先生に子どもを預けている (ペネロープ・東京・パートナー有・41歳)
保育園の延長ですが、小学校でも勉強を教えてもらうだけでなく生活面も遊びでも、親の代わりに褒めたり注意したりしてもらっていると考えるようにしています。だから、先生のやり方にはできるだけ口を挟まない。ただ、クラスが悪い方向に向いている場合は(過去にありましたが)、複数の保護者で先生に相談するようにしています。
こういう時こそ協力し合う (can・奈良・パートナー無・21歳)
やはり抗議という問題にまで、発展させてしまう保護者たちは、何かしら虚無感や漠然とした不安があるのでしょう。こうなったら、もう、学校(先生)側は話を聞くだけ。ストレスはかかるけれど、そのストレスとも上手く付き合っていけるようにすること。1人の教師だけが背負うのではなく、教師同士での協力も必要なのかもしれません。
信頼感を与え専門性を伝える (まやれい・兵庫・パートナー有・32歳)
学童保育所で働いています。いきなり核心をついた話をするのではなく、子どもについて保護者と共感できるような話の進め方をすることがあります。かといって、迎合したり保護者の思いを全て受け入れたりする訳ではなく、徐々に信頼感を得ながら、指導員として子どもにはこうなってほしい、だから保護者の方にもこれをお願いしたい、という思いなどの専門性を伝えていけたらいいなと思っています。それでも、ときには思いもしなかったリアクションになることもありますが、試行錯誤も必要です。
5日目の円卓会議の議論は...
それぞれが共感性を持つこと
皆さんの投稿を拝見すると、「モンスターペアレント」という言葉に多少なりとも違和感を持つ方が多いように感じました。学校および保護者間の相互不信を増長させる、あるいは保護者、教師それぞれが不安になる、など。しかしながら、子どもの立場では、大人側の都合で教育活動や人間形成に影響が及ぶ、危惧すべき状況があるという見方も可能です。
最も影響を受けるのはモンスターペアレント自身の子どもさんでしょう
。
自身の行動がモンスター化しているかどうか不安な場合
モンスターペアレント問題は、canさんも指摘していますが、保護者自身の育った家庭環境、自尊感情を保てない、子どもを肯定的に見られない、自身の希望を子どもに投影し現実を悲観すること、依存対象不在などが関係していると思います。
対策としては、第三者、出来れば専門家の意見を求めること。子ども自身の考えを、信頼できる人に確認してもらうこと。ご自身のことを相談できる人を確保しておくこと。最初から学校に不信感を持つことはよくないが、一方で過剰な期待を持たないこと、などがあげられましょう。
周囲の保護者の行動に疑問を持った場合
ナカサワさんのご意見で「受け流す」ことは、同時に話し手側にとっては、ワンクッションおいて気持ちの整理が出来るため、よい方法ですね。1人で対応しないこと、言った言わないの水掛け論にならないように文章に残すことも大切です。
明らかに度が過ぎると思われたら、スクールカウンセラー、養護教諭などの学校関係者に相談してください。地域全体の問題に発展するようであれば、司法、福祉関係の人に相談することも視野に入れる必要があります。
職場(学校/教育機関)での対応
人間関係ですから、担任と生徒およびその保護者にも相性があります。たまちーママさんのように保護者からみれば、担任の「あたりはずれ」ということにもなりますが、そのような自分の力だけでは解決出来ない状況があることを、先生自身が認識することです。そうすると子どもに対する気負いや、保護者に対しての不信感も軽減されます。
学校は子どもに学習指導する教育活動の場ですが、同時に子どものメンタルヘルスや危機管理も求められます。日頃から他機関と連携し、問題解決するようにすべきです。一方で、職場であるという意識も必要です。危機管理として自身のメンタルを含む健康管理の方法や、また訴訟費用保険に加入して自衛を図ること、なども考慮すべきでしょう。
まやれいさんが指摘していますが
それぞれが「共感」を持つこと、持てるように努力することが、この問題を解決するコンセプト
であると思います。1週間どうもありがとうございました。
古荘純一
青山学院大学教授、小児精神科医
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