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今週のテーマ会議番号:2506
子宮がん検診はきちんと受けていますか?
投票結果
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
1位
【開催期間】
2008年07月28日より
2008年08月01日まで
円卓会議とは

鈴木美香
プロフィール
講演依頼
このテーマの議長
鈴木美香 医学博士・産婦人科医
円卓会議議長一覧
今回のサーベイでは、多くの投票、そして、非常に貴重な投稿を本当にたくさんいただきましてありがとうござ……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes 早期発見、これにつきます。 (HOYA・神奈川・パートナー無・37歳)
卵巣のう腫・子宮筋腫で入院中、入院患者さんの闘病の様子やお話を伺うと、やはり「早期発見」これにつきると痛感しました。闘病生活は病気との闘いのみならず、不安との闘いの要素も大きいです。一人で不安と闘うのではなく、患者同士お互いの気持ちを語り合ううち、励まし合いながら前向きに治療しようという気持ちに変化していく方が多くいました。検診に対する不安も大きいと思いますが、いろいろな方の体験談を語り合える環境があれば、受診率が向上するのではないでしょうか。

yes お母さんはなおさら (nonhamu・神奈川・パートナー有・40歳)
私自身も子宮頚ガンの一歩手前の高度異形成で手術をしました。この経験を子持ちの友人たちに話すと、子どもが小さいからなかなか行けない、と多く聞かれます。もちろん子宮ガンで亡くなる方も少なく無いので、お子さんがいるお母さんこそ、子どもを育てる上で絶対に必要な検査だと思います。

yes ぜひ若い方にも啓蒙を (HARRY・東京)
高校生の頃婦人科にかかっていたとき、無神経に色々質問をされ行くのがいやでした。もちろん、必要な質問をあくまで事務的にされていただけですが、診察自体も婦人科へ行く事も気が重いものでした。若い頃は、婦人科の病気についてある程度の知識を持っていないと、不要なコンプレックスや罪の意識、将来への心配等が膨らんでしまうこともあり、若い方への啓蒙は必要だと思います。今は大人ですので抵抗無く検診を受けています。ポリープを一度切除していますが1年で大きくなるので検診は毎年必要です。

yes 数年前から受診してます。 (meg助・栃木・パートナー無・36歳)
12年前に叔母が悪性腫瘍で子宮を摘出し、苦しんでいるときは怖いと思ったけど何もしなかった。近年妊娠した友人が何人か続けて流産した。腹痛がひどいと受診した友人は子宮筋腫と診断され、手術では他になんと大中28個もの腫瘍を摘出した。3年前から毎年会社の検診時に受診するようになった。診察はいつも嫌な思いをするし、マンモは毎年引っかかるが大丈夫だと「確認」出来るということが重要。わかっているようでわかっていない自分の身体を知ることは大切だと思う。

yes ドキドキ そして ドキドキ (里穂・愛知・パートナー無・43歳)
周りに子宮筋腫で結果、全摘出をした友人がいます。その子の影響で初産科へ。がん検診は良かったのですが、筋腫が発見されました。緊急性が少ないので経過観察中。自分のために、育っていく筋腫の様子いや、がん細胞の有無を知るためにガンバッテ?検診行きます。

yes 検査する病院の見極めも大切 (まつやまゆきえ・東京・パートナー有・38歳)
現在、子宮頸がん0期で来月に円錐切除を受けることになっています。初めにクラスaと診断されたため、その3ヶ月後にもう一度検診し、同じクラスaでした。ところが姉の進める病院で検診を受けるように進められ、また3ヵ月後に別の病院で検診を受けたところ、0期と診断されたのです。初めて受けた6ヶ月前にクラスaだったのが、6ヶ月間で0期に進行するものなのかどうかはわかりませんが、病院の診断の違いもあるのではないかと思い、検査機関の選び方も大切なのだと実感しました。

yes 検診方法に疑問…… (Lafayette・東京・33歳)
私は20代半ばから年に1回頚ガン検診を受けています。ピルを処方してもらうため、いわば仕方なく……ですが。検査はいつも婦人科で医者に検査をお願いしてるのですが、今年は会社の検診を利用して自己採取細胞診で行ってみました。自己採取式での結果は、どの程度まで信頼性があるのでしょうか? 自己採取で本当に細胞が取れているのかどうか不安です。

yes 日本の医療に対する考え方が…… (NoBuKo・東京・パートナー無・38歳)
ちょうど心配になってきた時期に会社から補助が出るようになり毎年受診しています。日本は治療という部分で非常に医療が進んでいるため、予防に重きを置かない傾向があるのだと常々感じています。治療に対する開発に莫大な費用を掛けていると思いますが、何より病気にならなければ、それも不用になります。もっと予防に対する理解とそれに対する開発が必要になると思います。

yes 早期のワクチンの導入を! (Pyonko・東京・パートナー有・36歳)
検診も重要ですが、頸がんに関しては、自衛という観点では防ぎようがないとも言えるので感染ルートに関してもっと知識を広め、それとセットで検診率を上げていく必要があると思います。そして早期にワクチンを導入してほしいです。たとえ自費であっても私は2人の娘に受けさせたいです。

yes 産婦人科の診察自体を見直したい (concerto・東京)
「産婦人科のカーテンが嫌い」とどなたかが投稿されていましたが、私もずっとそう思っていました。子宮がん検診も、産婦人科の診察そのものに由来する問題が多いのではないでしょうか。居心地のいい姿勢ではありませんが、みな体のしくみは同じ、痛みに敏感なところ、プライベートな生活も相談しなければならない。その上で専門家の手に委ねて診察していただくのですから、他科以上に信頼感が必要でしょう。さいわい今の主治医はカーテンをサーッと開けて目を見ながら話して下さいます。

no 一度の経験で懲りましたが (フキノトウ・神奈川パートナー有・)
私は一度検診を受けたことがあるのですが、出産の経験がないせいか、あのような原始的な形で診るとは想像だにしませんでした! 男性の医者で隣に女性看護師がついていました。あんな屈辱的な思いをしたのは初めてで、それから一切受けていません。でも皆さんの投稿を読んだり、実際先週同い年の友人が子宮筋腫で手術を受けたことを考えると今度受けたいと思っています。そのためには新しい施設がいいのでしょうか? どんな違いがあるのかわかりませんが……

no 信頼できる女医さんに出会いたい (四葉のクローバー・東京・パートナー有・32歳)
婦人科系は内診があるので、やはり女医さん希望です。自治体の無料検診に登録されている病院にはなかなかおらず、勤務先付近に見つけましたが、費用補助の対象外です。最近、ハード・ソフトともに女性にやさしい検査中心の病院なども出来てますが、保険対象外で料金が高いのが痛いところです。勤務先の健康保険の人間ドッグや検診は休みをとったり勤務時間内に行きやすい雰囲気があるので、女子従業員には婦人科系をまとめて検査できるようにしてくれればと思います。

no もはや躊躇していられない (Perla・千葉・パートナー無・39歳)
「検診で子宮がんを発見した」というYesの方々のご投稿が、思っていたより多く衝撃を感じています。折下先日、会社の先輩が子宮がん転移により、40代半ばの若さでこの世を去りました。もう少し発見が早ければ、先輩はまだまだ元気でいられたに違いない……私自身「子宮がんは決して他人事ではない」そして「早期発見で克服可能」というメッセージを最近いろいろな形で受けていることに気付きました。もはや躊躇している場合ではないですね。自分の体を守れるのは自分だけですから。

no お客様には (ぱーと救急医・千葉・パートナー有・35歳)
一般の健康診断を受けに来てくださったお客様に、できるだけ勧めるようにしています。その時には、子宮がんや乳がんを患った有名人の話を良く使います。また、お友達にも勧めてね、と付け加えるようにしていますね。他には、男性に対して、母の日に贈ろう、とか、奥様へ健診を勧めよう!など営業をかけたりします。自分は出産後なので、定期の検査からはちと外れていますが、2年に1回はやはり受けておきたいところです。
5日目の円卓会議の議論は...
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「これからは予防の時代」
今回のサーベイでは、多くの投票、そして、非常に貴重な投稿を本当にたくさんいただきましてありがとうございました。みなさんのこの強い関心が、日本の女性の子宮がん検診に対する意識を変えるアクションに変わっていけば、日本のがん検診受診率も少しずつ増加していくことと、強い期待をいだいております。

いろいろな方の体験談を語り合える環境(HOYAさん)をつくっていくこと、若い方への啓発(HARRYさん)など受診者側への教育や、不安軽減、情報共有と同時に、不安を抱えながら受診する受診者への医療者側のソフト・ハード両面にわたる十分な配慮(四葉のクローバーさん)が、受診率のアップに求められる必須の条件であることがわかりました。

子宮がん検診が重要だとわかっていても、その前に大きくたちはだかる婦人科受診への心理的抵抗感。しかし、この抵抗感を越えて受診するためには、どんなに十分な情報が与えられようとも、最終的に決めるのはご自身。Pelraさんのように、「もはや躊躇している場合ではない」と決断し、検診を受けるというアクションに移せるかどうかなのだと思います。これは大腸や胃の内視鏡検査も、ある意味同じことだと思います。

Pyonkoさんからは、「早期にワクチンの導入を」との投稿をいただきました。
欧米などでは、子宮頸がん予防ワクチンとして、子宮頸がんの原因ウイルスであるHPV(2日目コメント参照)のうち、最も高頻度に検出される特定の型の感染を予防するワクチンの接種が始められています。(日本では、2006年4月より臨床試験が開始されています)性交渉経験前の女子への接種が効果的とされていますが、国により推奨年齢などは若干幅があるようです。しかし、このワクチンは、子宮頸がんの原因となるすべての型のHPVの感染を予防するわけではありません。したがって、将来、日本でワクチンが認可され接種が可能となったとしても、定期的な子宮がん検診は必要であり、子宮がん検診の替わりとなるものではないことに注意が必要です。

これまでの日本の医療は、NoBuKoさんが指摘されているように、診断・治療に重きがおかれ、著しく医療技術は発展し、新薬も次々に登場して、この医療先進国の中で、私たちは多くの恩恵に授かっています。しかし、今、医療費が増加し、医師不足も叫ばれるなか、着実に予防医学への関心は高まりつつあります。

がんの中には早期発見が難しいものもあります。世界中の研究者たちが昼夜を問わず競い合って研究に励んでいても、まだまだ解明できていないことが多くあります。しかし、子宮頸がんは、その発生原因の解明も進み、精度の高い検診も確立され、定期的に検診を受ければ予防可能ながんであることがわかっています。だからこそ、自分の身体は自分で守る、という強い意識を持って、検診を受けていただきたいのです。それが、自分の将来のため、自分の大切な人のためにも、今、私たちにできることではないでしょうか。



【イー・ウーマンからのお願い : サーベイへの投稿は“I statement”で】
イー・ウーマンでは、主語を「私」にして、一人称で語る“I statement”で対話をすることを基本姿勢としています。「普通」や「みんな」ではなく、あなた自身の体験、考え、感情を、「私はこうだ/こう思う」「もし私だったらこうする」と限定して語ってください。


サーベイ【子宮がん検診はきちんと受けていますか?】の流れ
月曜火曜水曜木曜→金曜


鈴木美香
医学博士・産婦人科医
鈴木美香


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