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2001/12/17(月) - 2001/12/21(金)
5日め

テーマ同性愛の人が身近にいる?

今日のポイント

異性装、性同一性障害はヘテロ

投票結果 現在の投票結果 y29 n71 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
松本侑子
松本侑子 作家 翻訳家

わたし自身は、10年くらい前から、同性愛者の人権問題に関心をもつようになり、東京と大阪でさまざまな集会に参加したり、同性愛の映画祭を観たり、講演を聴きに行ったり、同性愛者たちのパーティに出席したり、ま……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

レズビアンの出産(ぞう)

アメリカにレズビアンの友人がいます。ガールフレンドと同棲していたのです、今年1月の出産ニュースには驚きました(もちろん他の男性の精子提供を受けての妊娠)。アメリカにおいても世間の風当たりは強いらしく、職場では内緒にしてるとか。非常に繊細であたたかい心の持ち主である彼女に、わたしはエールを送ってます。子どもの気持ちを考えたら、とんでもない行為だと中傷する人々もいますが、今後、こうした勇気ある女性たちが増え、世の中の見方も変わってくるのでは?同性、異性にかかわらず、愛のある関係を尊重すべきだと思います。

心と体のデリケートな問題(琴祐・千葉・未婚・30歳)

一度だけ、目の前にいる泣いている年下の女の子にキスをしたい衝動に駆られたことがあります(していませんが)。気持ちが動いて、身体的な接触をしたくなる、というのは男女問わずあると思いますが、わたしの場合、女の人に気持ちはたくさん動くけれど、体はなかなか触れられません。あまり望んでいないんだと思いますが。何の気なしに、腕をつかんだりするのが好きな女友だちがいますが、(もちろん彼女達は同性愛者とは限らないのですが)わたしはちょっと緊張する。男性からの接触も、その人が気に入っている人かどうかという気持ちの中の許しがないと、なかなか体は許せません。しかし、男性の方は体の構造が違うので、その違いを楽しめるところから、体を許す気持ちは少し甘くなっていると思います。心と体は繋がっているんだと思うと同時に、心と体を離して存在する愛情や身体的接触もあると思う。同性愛と思われる友人は何人かいますが、それもいろいろです。セックスに関してデリカシーのない発言をしたゲイの友人には、ちょっと幻滅したし、レズっ気のある友人には、いろんな相談事ができます。

切ない気持になりました(チャップ)

ずっと仲の良かった友人(男性)は彼女がいるといっていましたが、つい最近になって、彼女ではなく彼氏だったことを知りました。その友人曰く、同性愛じゃない男性を好きになっても辛いだけで、この世界ではタブー。いいなぁって思う男の人が現れても、その人が同性愛じゃなかったら、心をコントロールする……と。なんだか切ない気持になりました。とってもやさしい人です。いろいろなことを経て、やさしさを培ったのだと思いました。

身近にいた友人が素直にいろいろなことを話してくれたので(現場のモモさん)

公立中学、進学した私立女子高校が一緒だった仲良しの友人は中学の頃から同性ばかり好きになっていました。よく話も聞いていたので、とくに偏見も共感もなく、普通のことと思っていました。高校に入り彼女に彼女ができたりしても、ずっと友人でした。今でも会えば楽しい仲間です。同性愛だろうが異性愛だろうが愛は愛だと思います。

同性愛にとくに違和感はありません(janis・北海道・未婚・40代)

初めて実際にゲイピープルの人と出会った時には、同性愛の人々のことを自然に理解できるチャンスとなって良かったと思いました。大人になるまで同性愛の理解のための教育をとくに受けたということはありませんが、自分はもともと個性や指向性の違いに頓着しないタイプであろうと思います。今思うと、昔、男性の知人が普通の男性同士のホモセクシュアルなのに、わざと「オカマ」と言われる態度をとっていたことに思いあたります。男性のパートナーがある時には、その方がまだ理解されやすいと考えたのではないかと思うのですが、なんだか気の毒でした。また、わたしは、自分が気に入った相手がホモセクシュアルだということに気づき、女性のわたしががんばってもダメということがわかって、ガックリきたこともあります。ま、単なる失恋ですけど。

家族がそうです(ちはる)

はじめは半信半疑だったものの、やはり家族がそうでした。それに気がついた時にはものすごく悩んでしまい、眠れない日々を過ごしました。以前のわたしの同性愛に対するイメージは、性的なものを想像して「げっ! 」っと嫌悪感丸だしでした。しかしよく考えると、偏見を持っていたわたしが勝手に性的な場面を想像して、勝手に気持ち悪がっていたんだって恥ずかしくなりました。家族がそうだとわかっても、そんな勝手な想像をしたりしませんでしたし、彼は彼でした。大事な家族には変わりはありません。「正常ではない」のは本人ではなく、周りの考え方だと思うし、「正常になる」のも本人ではなく、周りなのだと痛切に実感しています。

夫がそうです(misatoH・東京・既婚・34歳)

夫が同性愛者です。結婚してからわかりました。結婚して7年、セックスは一度もありません。親はもちろん、友人にも相談できず、数年間はつらくてつらくてたまらない毎日でしたが、夫とは「男女」ではない関係を築く事で、わたしなりに乗り越えてきました。おかげで同性愛者に対しては偏見もなく、夫とも仲良くやってますし、人生のいいパートナーです。ただ、問題は子どものことです。わたし個人的には子どもはいなくてもいいと思うのですが夫は欲しがっています。医学的な方法を使うしかありませんが、そのこともわたしは精神的な負担を感じています。また、向こうの親に子どもの事を言われても、まさか本当のことを言う訳にいかず、身の置き所がなく辛いです。こんな時「女」である自分が、何か痛々しく感じます。

拒否の仕方はこれでよかったのか(hidy・関東・既婚・40代)

大学時代からの友人が、30歳ごろから、レズビアンであることを自覚するようになりました。ですから、わたしも自然に、人を好きになるのに、異性でなくてはならない理由は感じませんでしたし、友人としてその「個性」を受け入れてきたと思います。ただ、わたしは、そうではないので(ノンケと言うんですね)、うちに彼女を泊めたとき、夜中、「額のにおいをかがせて」と、迫られたときは、正直いって、友情の終わりを感じました。どう、受け止めていいのか。夫がとなりの部屋で寝ていたんですよ。「レズビアンのことは、夫にも話せない」ということを前提にした、卑怯なふるまいだとわたしは思いました(わたしと二人きりになれないからと、彼女はうちの子どもを怒鳴って寝かせようとしたこともあり)。彼女はあとで、「そんなに怒るとは思ってもみなかった」とあやまってきましたが、とても許す気持ちにはなれませんでした。親しい友人に話すと、泊めたわたしが悪いといいます。こんな形で友人をなくすとは思いませんでした。

男の人のほうが偏見強い?(opeata・東京・既婚・29歳)

友人がそうです。友人はもう10年以上パリに住んでいて、ほんとに素敵な人間です。もしかすると、お国柄っていうのもあるのかもしれません。ただ、主人に彼を紹介する前は、主人はちょっと偏見があったようです。男の人のほうが、敏感なのかもしれませんね。

ホモセクシュアル同士の結魂式(NONTA・東京・既婚・30歳)

わたしはなぜか生来、女性の同性愛者に好かれる傾向があります。それも、女性らしい人。きっとわたしのさばさばした性格がそういう人をひきつけるのだと思います。ホモの友だちもたくさんいますが、ホモセクシュアルの人たちからは「レズだと思ってた」とあっけらかんと言われます。ちなみに、ホモセクシュアルの友だち同士が数年前、結婚パーテイを開催しました。結ぶ魂とかいて、結魂式なのです。レズと間違われてきた、そんなわたしももう1児のママです。

NO

一人の人を思えることはすばらしい(京)

同性愛者は、わたしの身近にはいません。知らないだけかもしれません。でも偏見は持っていないつもりです。無宗教のわたしは、宗教がどうのとかは関係ないし、同性愛の何がいけないのかがあまりわからない。そんなことよりも、一人の人を思えることの方がすばらしいのではないでしょうか?きれいごとに聞こえるかも知れないけど、思う相手も思われる相手もいないことに比べれば、どれほどすばらしいことかと思います。それが異性だろうと同性だろうと関係ないんじゃないですか?

noと答えた人の身近にもきっといるんでしょうね(とらん)

友人や職場の人と話すときも、あまり相手のセクシャリティを限定しないようにしています。(たとえば「彼がいる?」とか)相手が女の人だからって、恋人が「彼」とは限らないし。

OTHERS

考えられない(よいこ・大阪・既婚・43歳)

今週の投稿を見て、同性愛者の多いことにびっくりしています。とくに偏見は持っていないつもりですが、わたしにはそういうことは考えられないので何と言っていいか……。

昨日までのみなさんの投稿を読んで

多種多様な性のありようを認める社会へ

わたし自身は、10年くらい前から、同性愛者の人権問題に関心をもつようになり、東京と大阪でさまざまな集会に参加したり、同性愛の映画祭を観たり、講演を聴きに行ったり、同性愛者たちのパーティに出席したり、また同性愛がテーマとなった講演会でゲイやレズビアンの人々の前でお話をしてきました。

テレビと雑誌でも、同性愛とゲイカルチャーへの理解を深めるための番組や記事を作ってきました。そうした同性愛者の人権を守る集会で、わたしのかつての同級生来てくれたことがあります。今知っている限りでは、かつて同じ学舎で過ごした人のなかに4人、同性愛者がいました。

最初に知ったときは、本当に驚きました。その一人は、言いました。「学校にいたころは、誰にも言えなかった。松本さんにももちろん言えなかった。今でも職場の人にも親にも話していない。でも、松本さんが同性愛者にトークをすると雑誌で知って、勇気を出して会場に来た」 わたしはなんて言っていいのか、とっさにわからなかったのですが、いろいろな人に隠してこざるを得なかった彼のこれまでの苦労を思って、なんだか胸がいっぱいになりました。私に告げてくれた勇気にも。だからみなさんが書いて下さった感慨は、私も本当によく理解できます。

彼らの外見は、みなごく普通の男性・女性です。周囲の人は誰も知らずにともに働き、交友関係を持っているのだと思います。だから誰かが同性愛をからかうジョークを言ったとき、仕方なく一緒に笑っている人のなかに、同性愛者がいることも、ままあります。

「異性愛者はノーマル(正常)、同性愛者はノーマルではないからアブノーマル(異常)」。これは正しくありません。どちらも、ノーマルです。以前は、WHOは、同性愛は異常で治療すべきものとして定義していたそうですが、今では、そうした誤った医学的な定義は姿を消しました。同性愛は、ノーマルです。異常(アブノーマル)でも、病気でも、変態でもありません。

今回は字数の関係で書きませんでしたが、同性愛者のほかにも、人間には、多様な性があります。異性愛者が女装・男装をする異性装(トランス・ヴェスティズム)、体の性と心の性が一致しない性同一性障害、体の性と社会的な性が一致しないトランス・ジェンダーなどの人々が世の中にたくさんいます。彼らは、同性愛者ではなく、ほとんどが異性愛者です。こうした取材も以前から続けてきて、『性遍歴』などの本に書いてきました。

多種多様な性のありようを平等に認める社会。それは、女という性を差別する女性差別をなくす社会にもつながることを実感しています。今回はデリケートなテーマでしたが、多くの方が、人類愛に満ちた前向きなご意見をお送り下さり、とても感動し、勇気づけられました。本当にありがとうございました。

松本侑子

松本侑子

作家 翻訳家

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