

差別を逆手に仕事をする(ururu)
女性で就職活動をすると、やはり同じ条件の男性に比べて差別を受けていると感じます。でも、それは日本がまだまだ「男社会」だから仕方がないのかな、と半分あきらめています。でも、逆にそれを逆手にとることもありますよ。わたしは小柄なので、同じ年齢の男性より「がんばっているね」とほめてもらえることも多いですし、それが次につながることもあります。あながち損をしているとは言い切れないです。
外国人の立場になって(ストック・海外・既婚・28歳)
日本に住んでいた時は差別なんて考えたこともありませんでしたが、海外で生活し、自分がいざ「外国人」の立場になるとさまざまな差別に日常遭遇します。面接で「アジア人は雇わない」とはっきり言われることもあれば、求人広告に「堪能な英語力要」ではなく「英語が第一言語の人に限る」と表記されていたり。もっと細かいことでも言えばきりがありません。
これは差別?(ユキノ・静岡・25歳)
でもとても傷つきました 高校に入学した時、個人的なデータを記入する用紙があり、提出したのですが、担任の先生に呼ばれ「髪の色のことを身体上留意する点に書いたほうがいいわよ」と言われました。通常、身体上留意する点には、持病やアレルギーなどについて記入することになっていたのですが、わたしは生まれつきの茶髪で、先生は気を使って生活指導の先生に目をつけられないようにアドバイスをくれました。でも、正直言って傷つきました。生まれ持った髪の色でなぜ届出をしなければならないのか、先生まで……。「染めなくてもいいね」と同級生から髪の色をうらやましがられることもありましたが、わたしにとっては苦痛でしかありませんでした。世界中にはいろいろな色の肌や目や髪を持った人がいます。それを認める社会ならわたしの髪は問題にもならなかったと思います。今思えば、自分自身に自信を持てなかったからこそ、ちょっとした違いに触れられて傷ついてしまったのでしょうが。
外見で差別していました(takiko)
カナダにホームステイした時のこと。イギリス系の旦那さんとインディアン家系スパニッシュの奥さん。息子は奥さんそっくりの連れ子と旦那さんそっくりの二人の子。弟は3歳のかわいい盛りというのもあってか、両親も目が離せないだけにつきっきりで、お兄ちゃんは妬んでか、弟をいじめてました。お兄ちゃんかわいそうだな、というのが素直な気持ちでした。でもよく考えると、再婚で顔も似ていない、年も離れたというだけでなく、要は肌の色も違って、あまりにも外見が違う、と哀れんでしまっていました。これって差別なんですよね。自分は人種の違いなんて気にしない、と思っていたけど、家族でここまで似ていないのは辛いなと感じてしまいました。正直今のわたしには乗り越えるのが難しい問題だな、と思います。
差別は許せない行為です(きらり)
海外で生活したことがある人であれば、「人種差別」というものは身近であると思います。わたしは英国に数ヶ月暮らしたことがありますが、その時に受けた差別はいくつもあります。道を歩いていると、突然走ってる車から罵声を浴びせられたり、2階建てバスに乗ってる子どもから、唾を吐きかけられたりしました。大人も子どもも堂々と差別という行為をします。驚きました。日本にいる中で差別というものを体験したことなかっただけに、ショックは大きいものでした。これほど頭にくることはありません。絶対あってはならないものだと思います。
社会に出て知る男女差別(hike・関西・既婚・37歳)
学生の間は、男女差別の存在を感じたことはありませんでした。学校では、確かに、男女同権だと思います。しかし、15年前、就職する段になって、企業のあからさまな差別の実態に唖然! まず、男子学生のところには、電話帳のような就職案内のガイドブックが送られてくるのに、女子学生には何も来ない。さらに、面接時には、男女ともお給料も待遇も同じといっていたのに、10月1日の内定式の日に、お給料は一緒にできなくなったと告げられました(当時初任給で2万2千円の差がありました)。その後も、同期入社の男性と女性との昇進や賃金に差があるまま、今日にいたっています。お茶くみももちろん、女性のみの仕事。昨年雇用機会均等法が改正されましたが、すでに差がついてしまった分は、追いつけるものではありません。
「女」だから受けてきた差別(コアントロー・既婚・37歳)
「女」だからという理由で差別を受けてきました。「女の子のくせに」「女の子はでしゃばるな」に始まり、OL時代は、同期入社の男子より基本給は少ないし、配属された部署ではコピーとり・お茶くみは当たり前。毎日女子社員だけ早めに出社して、みんなの机拭き。天下りで仕事をほとんどしない上司の昼食の買出しまでしていました。ある日上司に頼まれたのは、仕事に関係ない、英語の歌の楽譜のコピー。コピーをしながら楽譜を眺めていたら、その上司が一言。「女が見てもわからんだろう?」が頭にきました。専業主婦になった今では、「専業主婦」に対しての差別(蔑視というべきか?)まで加わってしまいました。

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