

結論を出すのが早すぎたのでは(reika・東京・未婚・39歳)
4日続けての平均株価の下落。これが、今回の小泉首相の選択に対する世間の評価なのだと思います。仕事で、ネットの株式市況を見ながら、鳥肌がたちそうな恐怖を感じてしまうことがあります。たった7ヶ月で評価できてしまうほど「大臣」という仕事は甘くないと思います。たとえ、結果は同じだったとしても、自分が選んだ大臣に、もう少し時間を与えてあげるべきだったのではないでしょうか?
変革はもうない(crazydog)
日本の政治が変わるかもしれない。田中真紀子さんは、そんな予感を抱かせてくれた。真っ向からおかしいといい、外務省を暴露してきた。外務大臣としては失策も多く、決して好ましいとは思えなかったが、フォローする人もいなかったことを象徴している。結局見えない政治に逆戻りしてしまい、興味が失せてしまった。彼女は外務省の機密費を暴く膿を出すことに終始一貫していたはず。見事に公約を果たしたではないか。小泉総理の魅力は、田中さんの輝きを受けてのものだったのではないか、と思う。
まずはここを正すべきでは(フレーバーママ)
田中真紀子さんの更迭以上に重要なのは、鈴木代議士の問題でしょう。NGOにまで政治家が絡んで、利権の構造を生み出していることが、大西氏の発言で白日の元にさらされそうになっているのではないでしょうか。たしかに予算を通すこともとても重要ですが、その予算、税金の行き先にこうした利権に絡む所も存在していることでしょう。改革のために苦しい中、みんな我慢しているのですが、まずこうした族議員を排し、税の使い道に利権を絡ませないというのが、最も重要ではないでしょうか。田中議員については、今回の問題で更迭するのはおかしいと思います。ほかに更迭されるべき機会は何度もあったのでは?
正義の通し方に疑問を感じます(来夏・既婚・31歳)
外務省の問題については、辞めさせれば問題解決とは言えないので、更迭大反対。ただ、田中外相の主張は正論だと思いますが、正義の通し方には疑問を感じます。柔よく剛を制すというように、硬化した態度では改革が潰されるのは仕方ないかも。主張を前面に押し出さずに上手く自分の要求をのませる……本来ならば女性こそ得意なテクニックだと思いますが、田中外相にはそこが足りなかったようで、ずっと応援していただけに残念。
NGOやODAの在り方を再認識するべき(すうぴい)
ニュースを見るたびに、日に日に更迭はおかしいという思いを強めてきた。今回の件で田中真紀子さんを更迭するなら、狂牛病問題でも問題になった武部大臣も更迭すべきだと思う。しかし、更迭だけではなんの解決にもならないし、きちんと鈴木代議士から話をきいて、今後の日本のNGOやODAの在り方を、今ここで再確認するべきではないのかと思います。
結果を出す前にコンビ解散(アイコ)
期待していた小泉首相と真紀子大臣だっただけに、とても残念です。結果を出す前にコンビ解散してしまったようで。外務省の膿に気づいたのであれば、もっと膿を出すことに小泉首相も力を貸したらよかったのでは?と思います。四面楚歌の真紀子大臣を、ただのヒステリーと片付けてしまうのは、今までの自民党のやり方と同じではないでしょうか。そこを後押しすることこそ、構造を改革することにつながるようにわたしからは見えていたのに。喧嘩両成敗では淀んでいる日本はまったく前進しません。いいか悪いか見極めたら、よい方向の力を首相はじめ政府一丸で引っ張りあげないと、反抗勢力・現勢力に負けてしまうのですから。アメリカ人の英語の先生は、日本の首相の名前さえ知りませんでした。日本に健全で豊かな外交力はいつつくのでしょうか。

苦渋の選択(marine722)
言った、言わないのくだらないやりとりで議会が中断されてしまうのが、とても許せませんでした。水掛け論に時間をかけるのは、政治家のやることではないと思います。言った、言わないでもめてる日本を諸外国は、子どものけんかをしとると、鼻で笑ったことでしょう。次元が低すぎて恥ずかしい。小泉首相は、苦渋の選択をされたと思いますが、わたしは、この選択しかなかったと思っています。外務省の改革は必然大事ですが、物事には順序があると思います。外務省改革は、田中真紀子さんが、外交の実績・基盤をしっかり作った後に、やっていくべきだったと思います。省内に敵を作りすぎたのも、その要因はあると思います。更迭は、間違っていなかったと思います。
何を最優先させるのかを考えた時(フクカゼ)
更迭自体は、わたしは酷なことを申すようですが、おかしいとは考えていません。ただ、今回のこのタイミングでこのやり方はおかしい、ということです。それは多くの国民が感じているように「ウソつき」と一緒に喧嘩両成敗で処分されたからです。これは、明らかに理不尽。しかし、冷静に考えてほしい。外務省改革、これはやらねばならないことです。でも今、「プライオリティ」を冷徹に考えた場合、何が最優先か。不況で失業して自殺しようとしている人がいる、そのことを考えたら、何が真っ先に来るか、自明なはずです。経済の閉塞を打開する、これが何よりも最初に、真剣に問われるべきものです。わかるはずです。同じ女性として、もちろん、このやり方は腹が立ちます。でも、政治は実績・結果が最大の評価点。これは男・女関係ありません。残念ながら、今回は経験不足でそれが可能でなかった、という事実が残りました。真紀子さんは、たしかに魅力的でアピール力もある。まだ若いし。わたしは個人的な意見では、他のフェーズや立場や職業ではいくらでも成功し得る方だと思う。人心も掴んでいる。だから、これからに期待はもちろんしています。
田中真紀子さんは外務省改革をできない(ふぉるだ)
今回の更迭は「問題の真相を閉じた扉の向こう側に追いやる」という、まことに日本的な決着のつけ方で、この体質は変えて行くべきだと思います。しかし、田中真紀子さんが去ったから、またすべて元に戻ってしまったとは考えません。現実に小泉総理も新川口大臣も、外務省の改革推進を重要課題として上げているではありませんか。わたしは新体制の下で、現実に沿った確実な改革が進むのではないかと期待をもって見守っています。田中真紀子さんが新風をもたらしたことは事実であり、一定の評価はします。しかし彼女の手法でこの先も改革が進んで行ったとは思えません。大臣として、リーダーとしての資質に欠けているからです。わたしは今回のことが現実的改革を推進する良いきっかけになったと捉えています。また、マスコミをはじめとする悲観論大好き日本社会にも大いなる反発を感じています。われわれはどうも悲観論を言い合って安心する、という傾向があります。そのような思考癖から抜け出て、将来を明るく考えようという意味からも今回の更迭劇はおおいに結構であった、と考えます。

本末転倒内閣(plastic)
田中前大臣の更迭うんぬん以前に、言った言わないの論争自体間違ってると思います。国会で幼稚園児の口ゲンカみたいなことをやっていること自体、日本人であることがとても恥ずかしく思えてなりません。問われるべき点は、そんなことではないハズ。世界的に注目されている会議に、重要団体の代表者が出席できない状況になること自体間違っているのに、そんな点はもう誰も気にしてないような報道ばかりで飽きれかえってしまいます。いつの間にか違う方向に進んでしまい、結果的に田中真紀子前大臣の更迭にまで及んでビックリしています。田中前大臣にとくに期待していたわけではないけれど、最近の動向から、今の内閣そのものに不安を感じます。追求すべき点、論じるべき点そのものが間違っていて本末転倒内閣だと思えてなりません。
国政調査担当大臣は?(kaori128)
外交を任せるのはちょっと心配。でも外務省改革を進めてほしいし、政治改革を進めるためには支持率が武器だから内閣に戻ってきてほしい……。そんな小泉首相のために、新たに国政調査担当大臣ポストを創設、真紀子さんに就任してもらうのはどうでしょうか。中長期的な政治改革は石原さんにお任せして、機密費や官邸上納金、採算度外視の地元利益誘導型の公共事業など「今、変だと思うこと」をどんどん調査する。部下には検察庁や会計検査院から精鋭を抜擢……。実現したらおもしろいだろうに。
罷免請求を取りまとめてほしい(ずしまま)
あまりにひどい族議員を故金丸さんの時のように(この時は青島幸男さんでしたが)、どなたか国民からの罷免請求を取りまとめてほしい。

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