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北朝鮮が核武装しても、人道支援を支持しますか?
「メディア・スクラム」という言葉があります。集団的加熱取材と訳しています。要するに、特ダネ競争で、プライバシーも、はた迷惑も考えずに、ジャーナリズムがセンセーショナルに突進する状態です。読者や視聴者は、ヤジ馬根性と好奇心で、これでいいのかと思いながらも、報道の渦に巻き込まれてしまいます。
現在は、アメリカのイラク攻撃と、北朝鮮の核問題です。拉致については、金正日総書記が謝罪し、問題は好転するかと思いきや、北朝鮮は心変わりしました。
マッチョの石原慎太郎都知事などは、拉致被害者の家族の帰国問題について、「一人でも北朝鮮が迫害したり、殺したりしたら、そういう国と日本は堂々と戦争したっていいと思う」と見得を切って見せました。
ブッシュ大統領のように、イラクや北朝鮮を「悪の元凶」として攻撃、糾弾すると、白黒はっきりしてスカッとする面があります。皆さんは、イラク、北朝鮮というと、日常生活とは、実は関係ないんだけど、なんだかおもしろそうだし、よく考えると恐ろしい、どうすればいいのかと、日々それなりにニュースに目を向けているのだと思います。
正義の味方をアメリカに見る人、いいえ、これはとても危険なことと憂えている人、いろいろのはずです。たとえば、米・英・仏・中国など、大国は核兵器も大量破壊兵器や化学兵器を持っているのに、北朝鮮やイラクが持つのは、なぜいけないのと素朴な疑問を持つ人もいます。
朝鮮半島の近代史に関心を持つ若手研究者が、「植民地勉強会」をもっています。彼らは、「日朝間における真の和解と平和を求める緊急声明」を出しました。ここには、戦前、戦中期に日本が朝鮮半島で100万人以上の朝鮮人を徴用という名の強制連行したことや、慰安婦などの問題も提起されています。
問題が大きすぎて、個人はどうしていいかわからないというのが、国際問題ですが、日常生活が平和で平穏であるためには、一人ひとりが、自由に意見を述べていくことからではないでしょうか。
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