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もんじゅの安全性についてかなり不安を感じている
核燃料、プルトニウム、そんな言葉を耳にして、みなさんはどういう印象を受けられるでしょうか。
福井県敦賀市で核燃料サイクル開発機構の高速増殖原型炉「もんじゅ」の事故が起きたのは、1995年12月8日のことでした。試運転中、冷却材として用いられていた液体ナトリウム約0.7tが漏れ、火災が発生。その後、運転停止となっていましたが、今年1月27日、名古屋高等裁判所金沢支部は、もんじゅ行政訴訟の控訴審について、もんじゅの設置許可は無効という判決を下しました。しかし、政府はこの判決を不服とし、最高裁に上告受理を申し立てたわけです。
そもそももんじゅは、6000億円を投じて建設されました。開発費全体では1兆円を越えているとか。使用済みの核燃料から回収したプルトニウムを発電に再利用するための原子炉で、その電気出力は28万kWだといいます。運転しながらプルトニウムを増殖するということから国が進める核燃料サイクルの中核という位置付けなのです。
ですから、文部科学省、経済産業省をはじめ、原子炉の設置許可を受けている当事者の核燃料サイクル開発機構は運転再開を望んでいるわけです。
もちろんその一方には、許可無効を求めた住民をはじめ、反対派の存在があります。世界中でいまだに高速増殖炉だと騒いでいるのは日本だけ、という声も。
さて、みなさんは、もんじゅ設置に対する無効判決、どう感じましたか? 支持しますか? 今週は一週間、この判決についてみなさんの意見をお聞きしたいと思っております。よろしくお願いします。
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