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2002/2/4(月) - 2002/2/8(金)
5日め

テーマ愛する彼を介護できますか?

今日のポイント

「私をわからなくなっても」。愛する人の存在、見つめなおして

投票結果 現在の投票結果 y81 n19 これまでの投票結果の推移
凡例
キャスター
高橋陽子
高橋陽子 日本フィランソロピー協会

わんふうさんの、「介護って愛の証なの? 」は、本質をついた投げかけですね。「介護を受ける側が、周囲の人の善意に頼らなければ生きていけないような状況に、その人をおくべきではないと思います」という意見は、……

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これまでに届いているメンバーからの投稿

YES

大丈夫!(アイコ)

できます! きっと。付き合っている頃に、わたしが一時的にひどいアトピーになって一週間日にあたれず、顔がぱんぱんにむくみ、人相が変わっても彼(今の主人)は献身的に看護してくれました。今でも当時の様子を話す時、彼は涙ぐみます(笑)。そんな彼を見て、あー一生一緒にいて大丈夫だなぁ、わたしもいつでもしてあげたいなあ、と思いました。今でもその気持ちは変わりません。

彼がしてくれたように(みぃちゃん3)

実際に、わたしは彼に助けてもらったことがありました。顔面骨折した時。口がまったく開けられなかったのですが、彼はわたしのためにストローで吸って食べられるような食事を作ってくれたし、薬をもらいに行く時も、わたしはパンパンな顔をしていて外出できなかったのですが、彼が取りに行ってくれたり……。本当の優しさを感じられた時でした。ですから、わたしも彼が倒れたりしたら面倒をみてあげたいです。

彼はわたしにしてくれるのだろうか……(ぷちくま)

彼に介護が必要になった時、もちろん介護してあげたい。だけど、その逆ことを考えたら不安。彼はわたしを介護してくれるだろうか?これまで、風邪をひいて辛い時、電話すると「俺にどうせいっていうの」って言う彼。男の人は、みんなこんなもんなんだろうか?この彼と一緒になって、いいものだろうか?不安です。

他人には任せたくない(hana*)

祖母が寝たきりになって、今は病気で病院にいますが、自宅にいた時に家族で世話をしました。小さな祖母なのに、抱えたり足を持ち上げたりすることは、想像以上に重労働でした。そして孫のわたしに何かを頼むのに少々遠慮をしていて、祖父に頼みごとをしていたし、シモの世話もお願いしやすそうでした。わたしは、もしだんなさんがそういう世話が必要な体になったとしても、わたしに体力がある限りは快くするでしょう。きっとだんなさんも施設に入るなどして、知らない人に、業務として世話をされるよりはいいのかも。それは祖母の病院や、一時いた施設を見ていて痛感しました。とても手厚いケアをしてくれる所でしたけど、どうしても「業務としてやってる」と感じてしまうのです。好きな人や家族のシモの世話なら抵抗感じないだろうし、むしろ他人の手に任せたくない、と思っています。

まだまだ勉強中?!(tomonekey・21歳)

大学生です。今、付き合って1年9ヶ月になる彼がいます。その人とは将来も考えています。最近思うことなんですが、愛ってドキドキしないことだと思うんです。彼とはいい所もいやな所も含めて付き合っています。父や母よりも家族のような感じがしています。父や母が介護が必要になったら手を貸してあげられるように、彼にも介護をしてあげられると思っています。いやなところも含めて、空気のような存在だからこそできることだと思うのですが……まだまだ未熟なのですかね?

側にいて励ましてくれれば(NONTA・東京・既婚・30歳)

結婚の話が出た時、いつも考えてきたことは、わたしが風邪でダウンした時、具合が悪い時、相手は果たしてわたしのことを思いやってくれるだろうかということでした。わたしは相手が辛い時、できるだけ世話をしてやりたいと思いました。しかし、病気をあまりしたことがない人は、傷みがわからないようで、具合が悪くても、映画の約束をしていたら引っ張り出されそうになったし、レストランも予約してあるからと連れて行かれそうになった経験があります。今の主人は、わたしの体調をいつも気遣ってくれるし、自分のことのように大事にしてくれます。そういう主人を見ていると、わたしも彼をいたわりたいといつも思います。やはり夫婦は互いを写す鏡なんですね。しかし、実際にわたしが寝たきりになった時、主人は介護してくれるとは思いますが、ケアはプロにお任せして、側にいていつも励ましてくれれば、それで幸せで

できます(多分)。でも、わたしはされたくないです(mitsuba・福岡・既婚・42歳)

わたしが面倒見てあげなくちゃ、と今はとっても思います。でも、生涯この気持ちに変化が起こらないとは言い切れないですね。自分にうそはつきたくない。「してあげている」という押し付けがましい気持ちでするくらいなら、しない方が相手のためにも自分のためにもいいと思います。ちなみに、主人の父も母も、亡くなる前は寝たきりの期間がありました。夫は3人兄弟の末っ子だったので、兄弟で交代で病院に付き添ったりしました。また、わたしの祖母は最後の数年間を自宅で寝たきりで過ごしましたが、当時中学生だったわたしは、祖母と同じ部屋で受験勉強をしていました。母は三度の食事のために、外出も短時間ですませていたのを見て「大変だろうな」と思ったものでした。介護は、できる人ができる形で協力し合うことでそれぞれの負担が少なくなると身をもって感じました

愛する者同士ならわかること(paoon)

わたしたち夫婦は、10年付き合って結婚しました。彼との結婚を決めたのは、大好きだったのはもちろん、この先彼に何が起こっても、わたしは彼の手となり足となれると実感したから。いい加減な気持ちでは一生連れ添うことはできませんからね。わたしは病気で亡くなった母を介護した経験がありますが、本当に大変でした。気持ちだけでは無理です。まして長期間となると残酷なことを考えてしまうのも事実です。介護するもされるも、いかにお互いの気持ちが通じ合えているかということが大切だと思いますが、わたしは後悔したくない一心で、母との時間を過ごしました。ただ100%自分を犠牲にするというのは長期間の場合難しい思います。長く続けるためにも息抜きは大切です。愛する者同士なら、それがわかると思います。

介護はしたいけれど、されたくはない(優利・石川・既婚・42歳)

舅も二年ほど寝たきりだったので、その大変さは身近に見てわかっていますが、とても優しく接してくれる主人の介護は喜んでやりたいと思っています。でも自分が痴呆になったら、面倒を見る主人がかわいそうなので、施設に入れて欲しいと思う。

NO

介護の現場を見てきて(minamina)

介護士の母の仕事を身近で見、また二人の寝たきりになった父(時期は違いますが)をほぼ一人で介護してきた母を見てきて、思っていることがあります。とくに身内を一人で介護する場合、介護の負担は、介護される人に意識がある場合は、どうしてもわがままになりがちで、する側には心身ともに非常なストレスがたまります。第三者が介護に介入することで、される側は遠慮・良い意味での見栄・プライド・がんばりなど、そして介護してくれる人への感謝が生じ、自分を客観的に見ることができます。身内だけにしてもらうと、ついつい当然と思ってしまうのです。身内が言うと腹が立ち、ケンカになることも、他人に言われると腹が立たなかったりもします。子どもと一緒ですね。介護する方も、時には介護から解放される時間を確保し、心身を休養させることがお互いのためにとても大切です。介護を他人だけに任せるつもりはありませんが、一人だけでするのは、とくに長期の場合、介護する側にもされる側にもマイナスだと思います。わたしは夫に、今から、「わたしが寝たきりになったら、絶対介護する方を頼んで(雇って)ね。そのためにも貯金しようね。わたしも(上記の理由で)そうするよ。」と常々言っています。

精神面でのフォローを大切にしたい(MANAMI・東京・既婚・37歳)

愛する人だからこそ、その人の介護のためにボロボロになってその人の死を願わざるを得ないような状況に陥りたくないと思っています。介護する側が介護される側を死なせてしまったり、虐待する悲劇がなぜくり返されるのか。いろいろなニュースやその背景を聞くたびに、そうならない自信を持てない自分を感じます。介護は技術を要する仕事でもあります。着替え一つについても、プロは素人よりも手際よく、介護される側にも負担のかからない動きをします。愛する人の介護については、プロに任せる部分は任せて、わたし自身は精神面でのフォローを大切にしたいと思っています。

介護って愛の証なの?(わんふう)

いつも思うのですが、愛しているなら介護しなければならないのでしょうか。わたしは、介護を受ける側が、周囲の人の「善意」に頼らなければ生きていけないような状況に、その人をおくべきではないと思います。家族であれば、介護が必要となる状態になるまでも、なってからも、感情の確執があると思いますし、介護する側、される側も、常におだやかな気持ちでいられるわけではないでしょう。介護ビジネスと呼ばれるものが出てきていますが、良いことだと思います。感情に振り回されず、常に一定の質の介護をしてくれるプロの手を、わたしは借りていくと思います。冷たいと言われても……。

OTHERS

考え込んでしまいました(ネオ)

考え込んでしまいました。セックスレス夫婦で、主人は浮気の経験もあります。「肩が凝っているから叩いて」と言っても「後で……」なんて調子で、13年経ちました。それ以外はよい夫なのですが、シモのこととなると絶句してしまいます。いつかそんな日が来るとは思っていますが、どうしようもない気持ちでいっぱいです。自然に介護してあげようと思えたら一番いいのですが、今は考えられません。わたしって変でしょうか?

昨日までのみなさんの投稿を読んで

家族の愛は究極のボランティア

わんふうさんの、「介護って愛の証なの? 」は、本質をついた投げかけですね。「介護を受ける側が、周囲の人の善意に頼らなければ生きていけないような状況に、その人をおくべきではないと思います」という意見は、障害者の方々からよく聞く言葉です。まず基盤整備があって、その上で愛情や善意はあるべきだと。

介護が家族の問題と考えると、愛情の有無を検証することにつなげられがちですが、長期化、重度化、家族のライフスタイルなどと問題が複雑化、深刻化するとそれに頼るのは残酷かもしれません。介護だけでなく、家族においては、さまざまな問題が起こります。失業、入試の失敗、離婚、死別、また心の病気など、そういう時の家族の支え、助けは何物にも代えがたいものとなります。

また、そういう非常時に壊れてしまう家族もあります。日常の愛情の積み重ね、関係性の構築が試されるのが家族に不幸が襲いかかった時ですが、長期化する介護、終わりを予測できない介護は愛情の問題をこえます。それを愛情の有無で評価することも無理なものです。そうすることで、むしろ、二次災難というような問題が噴出します。そうならないように、愛情を基本にしつつも、先日も書きました「介護の社会化」をすることで、愛情を壊さずにそして、介護する人たちの連帯をもたらすことで、介護される人の心の負担を軽くすることが必要です。

「介護する人は大変」ということに心が奪われますが、介護される人のことを最後に考えてみたいと思います。愛する人にずっと介護されることは、幸せなことであると同時に申し訳なさ、気の毒さが募って、それが卑屈な気持ちを引き起こし心が滅入ったり、また、意外と反対に、高圧的になったり、わがままを助長させたりというねじれた感情が出てきたり、と愛すればこそむずかしくなります。介護する人を愛すればこそ、その人の気持ちの負担を考えることも必要かもしれません。

また、介護する側ももちろん大変ですが、介護される人はほとんど24時間、感謝の気持ちと申し訳なさを持ち続け、かつそれを態度や言葉に表すことを有形無形に期待されます。それに応え続けることは非常な苦痛になります。その精神的な負担は、介護されてみないと理解できないかもしれません。排泄、入浴、食事すべて誰かと一緒なのですから。

介護は、単なる愛情では解決できない問題です。しかし、愛情を持って、相手の立場を考えると、おのずからいい道が開かれてくることも事実です。愛情は、押し付けるものではなく、見返りを考えず、相手の想いや期待に応えたいということでしょう。家族の愛は、究極のボランティアかもしれません。

高橋陽子

高橋陽子

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