ホーム> career & management > 国境を越えた足跡> 第6回 青木マーシアさん


第6回 青木マーシアさん
7/8 
自分のイマジネーションを信じる |
進藤 |
自分自身のキャリアアップも含めて、内面の充実、人間としてもっと豊かでいたいと思っている人たちに向けて、自分を磨くコツ、アドバイスしていただけますか? |
青木 |
自分の信念、自分の考え方を持つということが大切だと思います。それが正しいか、正しくないかはまた別の問題ですが。自分の考え方というのを仕事で重視できるようになって、ちゃんと表現できるようになれば、良い仕事もできるようになるのではないかしら。 |
進藤 |
ちなみに、青木さんご自身の「信念」というと。 |
青木 |
今、本当に偶然にこの仕事に就いていますが、仕事の内容は誰かが教えてくれたものではありませんでした。自分でいちから「じゃあ、どうすればいいんだろう」というのをいつも考えてやってきました。ですから、私の場合は、信念というのは自分を信じ、また自分の考えたこと、イマジネーションしたことを信じるということですね。
ほかの人が私の仕事内容を見て「どうかな」と感じることもあると思いますが、自分として精一杯やって、前を向いて仕事をしていこうと考えています。
仕事をしていると、いろんな人とぶつかったり、思い切ってチャレンジしなくてはいけないこともありますが、そういう時にも自分の考え方を忘れずに、それをベースに置いて仕事をします。それぞれ長所がありますから、それを活かしていくこと。
周りからのプレッシャーもありますから、それに振り回されて自分をなくさないようにすることが一番大切だと思います。 |
進藤 |
そんな青木さんの、現在の『至福の時』は。
|
青木 |
やっぱり子どもと一緒にいる時間ですね。毎日が勉強です。 |
進藤 |
もっとも育て甲斐があるキャラクターは、ひょっとしたらお子さんかもしれませんね。 |
青木 |
そうかもしれませんね。私が世に出すキャラクター以上に大切な存在なのは言うまでもありません。私は、彼が0歳の時からずっと仕事をしているので、もっともっと一緒に過ごせる時間を作りたいっていう気持ちはあります。 |
進藤 |
ところで、青木さんが、お子さんに一番最初に与えたキャラクターはなんだったんですか? |
青木 |
私は何にも与えていないんですよ。でも、彼は自分で探してきて、楽しんでいるみたいですね。 |
進藤 |
お休みはどんなふうに過ごされているんですか? |
青木 |
次の週のためにお料理をしています。あまりゆっくりはしていないですね。 |
進藤 |
お忙しいウィークデーのために、作り置きされるんですね。普段、ご自宅に戻られるのは、何時くらいなんですか? |
青木 |
週のうち4日間は、会食などがあって遅くなりますね。でも、昨日はちゃんとカレーを作って来ました。
子どもも、自分で作ったりし始めているので、そのうち自分で作れるようになると思いますが、まだ手はかかっているので。 |
進藤 |
ご主人も協力してくださって。 |
青木 |
彼のサポートがなければやっていけないと思います。昔からよきパートナーで、本当にいろんな意味で支えあっています。 |
|
7/8 
|