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政治は国民を映す鏡(2003年2月8日)
わたしも日本の政治にうんざりとしている一人です。
今の政治家は国益を考えるのではなく、自分の地盤を固め、選挙に勝つことに精力を使っているとしか思えず、その言動は一有権者であるわたしから見ると、あまりにも品が無く、知性も政策も感じられません。国会は、揚げ足を取り合うための漫才のようで、国民をばかにしているのではないかと思ってしまいます。
最近の小泉首相には、変革への方針も熱意も見えず、この人をリコールしても、それに続くこれと言う政治家がいないのが悲しい限りです。ただし、こういった政治家を選んでいるのも、実はわたしたち有権者です。まずは有権者の意識改革が必要で、本当に日本国に必要な「人」を選ぶ良識と見識を持ちたいものです。
また、そろそろ日本も大統領制の導入を真剣に考えるときにきていると思います。今の日本の政党政治では、老害といわれる70歳、80歳(一般社会ではご隠居)の政治家がいつまでも幅を利かせ(企業では今30歳・40歳代の社長の登用も増えているのに)、せっかく首相がリーダーシップを取って改革案を進めようとしても足を引っ張ってしまう。本当に先の見えない泥沼です。
早く日本にも大統領制が導入され、(でも法改正に50年くらいかかりそうな気がする)同じ志を持つ優秀なブレーンをそろえ、力強いリーダーシップを発揮する真のリーダーの出現を望みます。
最後に、ニュースで報道された雇用開発機構の全国各地の施設の投売りには、怒りを通り越して笑わずにはいられません。こんなことをすれば、企業では懲戒免職、即解雇です。日本の役人の無節操と無能さには恥ずかしさを覚えます。
もしかしたら、一度さらなるどん底まで落ち込んで、国の破綻を起こし、戦後のように国を一から作ってゆくくらいの大鉈を振るわなければ、この国は救われないのかもしれません。(dekochan)
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