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とりあえずの「一歩」(2003年6月21日)

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まず自らの体質に気付かなければ……

市民の質が行政の明暗を分ける。そう、実はそこが問題の核心部分だったわけです。われわれ日本国民は自治の歴史を持ってこなかった。統治する側の都合(由らしむべし知らしむべからず)で、依存体質(長いものには巻かれろ、泣く子と地頭には勝てぬ)を育ててきてしまっている。パターナリズムともいい、教育、企業、行政、司法、そして家庭の中にと日本中にまん延していますね。

みんなが士農工商の流れを汲む「身分制度」を内面化してしまっている。藤田さんもお書きになっておられるセンセイ方や中央官庁の利権も、もとは利権を発生させるような権力のアンバランスが国家と国民の間にあるからだと思います。関係各機関に、それに対する自浄作用を期待するのは無謀を通り越して哀れだとさえ思います。

わたしが働いていた小さな行政の出先機関でも、出入り業者(侮蔑していい関係性を表す言葉)と行政担当者の権力関係には傍で見ている人間の心をも荒ませるものがありました。権力関係を求めているのは、いったい誰のどういうメンタリティなのかも問われるべきでしょう。泣く子と地頭……は、そういう無力化された人間のあさましさを端的に表すことわざです。

子どものころ、自己中心を諭すのに、大人が「和をもって尊しとなす」を用いると上記を伝える言葉を持たないことにじだんだを踏みたくなったものです。敗戦体験がそれに輪を掛けたのだろうなと戦後生まれの小学生は思っていました。多くの市民は、そういうわが身の育ちを総括することなく、相変わらず御身大切の倫理で事象をながめています。

たとえば長野県知事批判にしても根拠がその辺りにあることが多いように見受けられます。脱ダム宣言は、利権に無自覚に動く行政に歯止めを掛けることと、システム変更するための理念に基づく政治、ひいては市民を育てる政治の第一歩を踏み出したのだと解釈しています。

教育の中にも利権指向体質に気付くためのプログラムが必要です。発信する側に身を置かれる藤田さんには、今後も、市民の質を具体的な事柄や事例を挙げつつ問い掛けてくださることを期待し、楽しみにしています。ちなみに私は、女性にNO! というリスクを侵せというメッセージの活動を行っています。(南平台)


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