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今週のテーマ会議番号:1928
日米同盟は本当に機能していると思いますか?
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5日目/5日間
働く人の円卓会議
2位
【開催期間】
2006年07月03日より
2006年07月07日まで
円卓会議とは

手嶋龍一
プロフィール
このテーマの議長
手嶋龍一 外交ジャーナリスト・作家
円卓会議議長一覧
イラクの地でつまずいてしまったアメリカのブッシュ共和党政権。日本海へミサイル発射を強行した北朝鮮の金……
議長コメントを全文読む
4日目までに届いている投稿から...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
yes メリットを活かし合える関係に (Michael・奈良・38歳)
今の関係が良いかは別として、安全保障という点では、同盟が機能していると思います。これからは、お互いにメリットを活かし合う関係が必要だと思います。日本がアジア外交を良好に保ち、アジアでの存在感が大きくなれば、アメリカにとっても同盟の価値は増し、対米カードも自ずと増えると思います。日本がアジア各国と正面から向き合う外交を展開することが、日米同盟を変えることにも通じるのではないでしょうか。

yes アジアにおける日本のリードを (ブーゲンビリア・沖縄・パートナー有・24歳)
今回の事件を機に、日米同盟を保持しながらも、アジア政治・軍事・外交における、日本の主体的な姿勢をもっと強化してほしいです。アメリカは確かに日本を“守る”と約束してはいますが、日本に降りかかる問題を、日本がリードして解決するのは当然ではないでしょうか。同盟はあくまで協力としてとらえ、少しでも日本が自分で北朝鮮問題の解決に取り組めることを願っています。

no 日米同盟は再構築を (na2006000102・岡山・パートナー無・58歳)
アメリカの利益優先の日米同盟は機能していると言えません。お互いを尊敬しあえる対等の同盟関係をつくるべきです。何でもアメリカに追随するのでは、東アジアで影響力を持つことはできません。日米同盟の早急な見直しと、対アジアとの有効な関係作りが急務だと思います。日本もアジアの一員だということを自覚してほしい。アメリカだけが世界ではない。

no 暴走を止める (ショーン・東京)
北朝鮮への対応は、経済制裁するとすれば世界と(米国と、だけではない)協力して行なわなければ効力を持ちません。もし、米国が国際的理解を得ずに武力で応じようとしたら、日本が米国の暴走を止める役割を果たすことができる……という関係の同盟になるべきだと思います。第二次世界大戦後は、日本の暴走をアメリカが止めていましたが、今はその逆の関係「も」必要だと感じます。
5日目の円卓会議の議論は...
月曜:1日目(テーマの背景) 火曜:2日目 水曜:3日目 木曜:4日目 金曜:5日目(リポート完成)
「アジアのなかの日本を目指して」
 ― テポドン事件の教訓 ―
イラクの地でつまずいてしまったアメリカのブッシュ共和党政権。日本海へミサイル発射を強行した北朝鮮の金正日政権。この二つの政権が関わる二つの出来事は一見すると無関係のように見えるかも知れません。しかし、水面下では深く絡みあっているのです。

アメリカの力の行使を、私は決してそそのかしているわけではありません。しかしながら、国際政治の冷厳な現実をいえば、アメリカという名の超大国は、その強大な軍事力を背景に北朝鮮のような独裁国家を交渉の場に誘い出し、妥協を引き出してきたのです。しかし、そのアメリカが大義なきイラクへの力の行使に突き進んでしまったことで、東アジアでは独自のプレゼンス、つまり安全保障上の存在感をすっかり軽くしてしまいました。イラクでの戦争に精力を使い果たしたブッシュ政権は、東アジアで新たな作戦を遂行する余力を失ってしまったのです。北の独裁者は、そうしたブッシュ政権の足元を見透かすようにミサイル発射の暴挙に出たのが真相です。

こうした東アジアにいまこそ新たな秩序を創りださなければと、「Michael(奈良)」氏は、日本がこの地域で存在感を増せと指摘しています。そして、「ブーゲンビリア(沖縄)」氏も「日本に降りかかる問題を、日本がリードするのは当然」と述べ、「同盟はあくまでひとつの協力だ」として、自力で北朝鮮問題の解決をと主張しています。これらの方々は、自らを同盟派と呼んでいるだけに、ブッシュ政権のアメリカが、日本国内でどれほど信を失いつつあるかが窺えましょう。「na(岡山)」氏は、「何でもアメリカに追随するだけでは、東アジアで影響力を持つことはできません」と述べ、「ショーン(東京)」氏も、アメリカの暴走を止める役割を果たすことができる同盟関係への脱皮をと提言しています。日米同盟の肯定派も否定派も、現状を変えていかなければ、という点では見事に一致しています。

この一週間、多くの方々から示唆に富むご意見を寄せていただき、外交や安全保障を主な守備範囲にしている私にとって、実に刺激に富む毎日でした。なんだか、皆さんとお別れするのが残念でなりません。私のオフィシャル・サイトでは、最近の著作についてのご意見をお寄せいただいています。また、「スティーブン・クラブ」の会員になっていただいた皆さんにはフレッシュなインテリジェンスもお届けしています。どうぞサイトにお訪ねください(「手嶋龍一オフィシャルサイト」:私の写真のところからリンクしています)。ご縁を続けてまいりましょう。お待ちしています。

手嶋龍一

手嶋龍一
外交ジャーナリスト・作家
手嶋龍一


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